2008.07.09

ユキチャン取消 波乱ムードのJDDを制するのは?

ひさしぶりのアイドルホース誕生に沸く競馬界。稀に見る白毛の女の子。しかも、重賞を圧勝しているのだから、盛り上がらないわけがない。ところが、ナイターで行われるジャパンダートダービーで輝くはずだったユキチャンは、当日になって蕁麻疹のため出走取り消し。ユキチャンフィーバーを目論んでいた主催者はガッカリだろう。1番人気に推されているのはサクセスブロッケン。初芝の日本ダービーは3番人気ながら最下位に敗れたものの、4番手で先行したスピードは評価されていい。秋のJCダートを視野に入れて賞金加算を狙ってきたが、気がかりは前走の反動。オッズとパドック次第で取捨を決めたい。一方、ライバルとなる全日本2歳優駿馬、イイデケンシンはドバイ帰り。しかも、謎の転厩劇もあって、掴みどころがない。それならば、兵庫CSまで3連勝したナンヨーリバーの信頼性を買いたい。伏竜SではユニコーンSを快勝したユビキタスを完封した実力馬で、鞍上はリズムに乗っている内田博幸。古巣、大井での勝ち方は知り尽くしている。あれよあれよの逃げ切りに期待したい。ユキチャン回避で波乱ムードなら、連下は地方勢の食い込みもある。

◎ナンヨーリバー ○サクセスブロッケン ▲イイデケンシン
△ドリームスカイ、モエレラッキー、コラボスフィーダ

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2008.07.06

ラジオNIKKEI賞予想 未知の差し脚ダイバーシティ!

かつては残念ダービーなどと言われたものだが、ここ数年は500万、1000万を勝ったばかりの上り馬が大活躍しているラジオNIKKEI賞。ハンデ戦になって、その傾向はさらに強くなっているようで、ファンも2戦2勝のダイバーシティーを1番人気に支持している。ソングオブウインド、ロックドゥカンブといった菊でひと暴れしてくれそうな魅力も感じさせる。53キロの軽量も恵まれており、ある程度、早めに動ければ差しきれる実力はあるのではないか。横山典も自信があるからこそ、函館からスポット参戦してきたとみる。

◎ダイバーシティー ○モンテクリスエス ▲スマートギア
△ノットアローン、サブジェクト、キングオブカルト

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2008.06.08

安田記念予想 府中マイルで再びウオッカ

日米の競馬ファンが注視していたカジノドライヴは、ベルモントSを取り消し。藤沢師は馬優先主義を海外の大一番でも守り抜いた。アクシデントは残念だったが、前哨戦を圧勝して能力の高さと米ダート適性は証明できた。秋のBCで雪辱を晴らしてほしい。さて、日本は安田記念。ヴィクトリアマイルで大幅に馬体を減らして惜敗したウオッカも参戦する。本調子を欠きながらも追い出しを最後まで我慢し、 2着を確保したのは前走でも指摘した府中コースとマイルへの適性の高さ。しばらく休養して一旦、立て直すべきではないかと私は感じたが、疲れは抜けたと陣営は安田記念への参戦を決めた。それが嘘でないように、中間は好時計を2本出して復調をアピール。馬体が戻っていることが前提だろうが、気楽に乗れる3番人気の利も考慮して、ダービー以来の勝利を期待したい。前走に続く◎。まだ、燃え尽きるには早い。

◎ウオッカ ○スズカフェニックス ▲グッドババ
△スーパーホーネット、エイシンドーバー、アルマダ

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2008.06.01

ダービーは皐月賞組 Mチャールズこそ威光に相応しい

群雄割拠、戦国ダービーとも称される2008年の東京優駿。皐月賞馬・キャプテントゥーレが戦線離脱しなかったとしても、この混迷度合いは変わらなかっただろう。今年のダービーの特徴は皐月賞ではなく、別路線組が人気を集めているところ。毎日杯→NHKマイルC連勝のディープスカイ、ダート4連勝のサクセスブロッケン、青葉賞快勝のアドマイヤコマンド。例年なら伏兵視扱いされかねない馬たちに厚い印がついたのは、ひとえに皐月賞の評価が低いことにつきる。タイムは1000万クラス並で、誰も逃げた勝ち馬を捕まえに行かず、終わってみれば能力の限界を引き出すには程遠い内容だった。皐月賞組より、上がり調子の別路線組が輝いて見えるのも当然だろう。だが、ギャンブルはこういう時こそ逆張りしたい。

本命はマイネルチャールズ。京成杯、弥生賞を連勝し、クラシックの王道を歩んできた。 1番人気だった皐月賞では松岡が動くに動けず、先行馬を捕らえられなかったのが敗因。中山専用のように見られているが、広い府中で伸び伸びとした走りができれば前走の二の轍は踏まない。勝てば、ラフィアン悲願のクラシック制覇となるわけだが、コスモバルクの時とは違って岡田総帥のはしゃぐ姿は影を潜めている。オッズも少し離された2番人気に甘んじており、余計なプレッシャーなしに騎乗できるのは好ましい。母系はスピード色が強いが、父は3頭のダービー馬を輩出しているブライアンズタイムで、スタミナは充分に補強されている。王道の競馬、王道のローテーションはダービーの威光に相応しい。

相手も皐月賞組を上位に取りたい。皐月賞4着のレインボーペガサス。上がり34秒3は出走馬のなかで最速だった。きさらぎ賞とダービーの相性は良く、安藤勝に導かれてスムーズな競馬ができれば距離も克服できるはずだ。単穴には皐月賞11着のフローテーション。前走の大敗はレース中の挫石が敗因なら、もう一度、スプリングSの剛脚を買ってみたい。スペシャルウィーク×リアルシャダイの血統も、底力の要求されるダービーに強そうだ。以下、連下は皐月賞2着、しぶといタケミカヅチも外せない。 穴ならタニノギムレット産駒のスマイルジャック。安定度と府中巧者ブラックシェル。話題の別路線組、ディープスカイ、アドマイヤコマンドは前走圧巻の疲れが長引いていないのが条件。オッズ次第で。

◎マイネルチャールズ ○レインボーペガサス ▲フローテーション
△タケミカヅチ、スマイルジャック、ブラックシェル、
ディープスカイ、
 モンテクリスエス、サクセスブロッケン

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2008.05.25

オークス予想 軽量・レッドアゲートにマラソン適性!

例年なら桜花賞組が強いオークスだが、ことごとく有力馬が馬群に沈む凡戦となったため、予想が非常に難しくなっている。輪をかけて、今週からAからCへのコース替わり、雨で悪くなった馬場というファクターをどう捉えるべきかも悩ましい。 1番人気に頼りたい気分も、そのリトルアマポーラは大外18番枠。展開次第では桜花賞のような差し脚不発のケースも考えられる。こんな時はシンプルに何かひとつのデータに拠ってみるのも手ではある。 2400メートルで行われるオークスは、陸上レースに例えれば長距離マラソン。筋骨隆々のアサファ・パウエルは、体重40キロの野口みずきに敵わない。オークスもマラソン選手のような小柄な馬が好走する傾向が強く、もっとも連対率の高いのは420キロから440キロの軽量馬たちだ。早くからオークスを目標に長い距離を使われてきたレッドアゲートの前走体重は428キロ。重の巧拙は不明だが、内田博幸の手綱、フラワーCで猛然と追い込んだ末脚、逆に先行力もあるところを証明したフローラS、一戦ごとに感じさせる成長力などは買い材料。小さな少女の快走に期待したい。

◎レッドアゲート ○リトルアマポーラ ▲ソーマジック
△レジネッタ、ムーンインディゴ、ブラックエンブレム、アロマキャンドル

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2008.05.17

ヴィクトリアM予想 最高の条件整ったウオッカ復活!

「好きな馬はつくらない」というファンは案外多い。個人の主観が入ってしまえば、客観的に分析すべき”予想”にブレが生まれる。馬券を当てたいと思えば、余計な感情に拘泥したくないと考えるのは当然だろう。だが、知らず知らずのうちに、贔屓の馬ができてしまうのも常。競馬はサイコロ博打でないのだから、やむを得ない。私にとって、そんな馬はウオッカ。 64年ぶりにダービーを制した牝馬ながら、その後は不振が続く。何とか立ち直ってほしいと、ついつい肩入れしてしまうのだ。府中はダービーで優勝し、ジャパンカップでコンマ2秒差に好走した相性の良いコース。マイルはダイワスカーレットを完封し、阪神ジュベナイルFで驚異的な差し脚を見せた距離。海外遠征から帰国して、それほど間をおかずの一戦は過酷なローテーションだが、最高に条件の整った舞台で鮮やかな復活劇を期待したい。どうせ外れる毎週の馬券なら、願望で予想しようと開き直る。

◎ウオッカ ○ジョリーダンス ▲ニシノマナムスメ
△ブルーメンブラット、ベッラレイア、トウカイオスカー

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2008.05.11

NHKマイルC 粘れ粘れ、レッツゴーキリシマ!

今朝、カジノドライヴの出走したピーターパンSの映像を観て驚いた。まったくの楽勝劇。この馬が順調だったなら、NHKマイルCも赤子の手をひねるように持って行かれていたのではないか。だが、今年のNHKマイルCは1番人気が5倍もつける大混戦。スピードやスタミナ能力だけで量れば、弥生賞2着のブラックシェル、毎日杯を圧勝したディープスカイ、超良血ファリダットあたりを上位に取るのが筋だろう。しかし、府中の馬場は折からの降雨で荒れ気味。差し脚が届かない可能性も高い。思い切って先行力あるレッツゴーキリシマから入ってみたい。前走の皐月賞は果敢に2番手を追走して、最後まで粘って5着。距離短縮は大歓迎のはずで、メジロライアン産駒なら悪い馬場も苦にしない。波乱の立役者となれ。

◎レッツゴーキリシマ ○ディープスカイ ▲ブラックシェル
△ファリダット、サダムイダテン、ゴスホークケン、サトノプログレ

>>レース映像・ピーターパンS (優勝カジノドライヴ)

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2008.05.04

天皇賞春 忘れられた実力馬・ポップロック◎!

最強馬決定戦、春の天皇賞。盾三連覇に挑むメイショウサムソンが本調子を欠くなか、どこからでも勝ち馬が飛び込んできそうな大乱戦の様相を呈している。 1番人気はアサクサキングス。強い菊花賞馬ではあるものの、押し出された本命馬であることは否めない。 4頭出しアドマイヤ軍団は、ハナに行きたいホクトスルタンともどもアサクサに楽なペースを作らせたくないはずで、今年はスローにはなりそうもない。軸は豊富なスタミナと自在性のある脚質を持つポップロックを指名したい。ディープインパクトやアドマイヤムーンといった超一流の名馬と僅差の競馬をしてきた古豪だが、エリシオ産駒という地味さのせいか、盲点となる前日売り6番人気。少し力を侮られているのかなという感じを受ける。鞍上はフローラSを制してエンジンのかかってきた内田博幸。一発気配が漂う。対抗は着々と良化しているドリームパスポート。差し脚にかける覚悟を決めてほしい。単穴はホクトスルタン。レースは京都まで観にいこうと思っているので、感動的な結末を期待したい。

◎ポップロック ○ドリームパスポート ▲ホクトスルタン
△アサクサキングス、メイショウサムソン、アドマイヤジュピタ、アイポッパー

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2008.04.20

皐月賞予想 大外枠・ショウナナルバの覚悟

簡単に結論だけ。データ的にはマイネルチャールズが満点だが、オッズと相談するなら違う馬から入ってみたい。本命はショウナンアルバ。皐月賞は脚質的には先行勢が有利で、去年は先頭を引っ張ったヴィクトリーと、番手につけたサンツェッペリンがワンツーを決めた。大外枠は覚悟が決まる。折り合いをつけようとして引っかかった前走の失敗を糧にすれば、手綱を取る蛯名は無理に抑えることはしないはずだ。思いきってハナに行くようなら、逃げ切りはあるとみる。好位で気分よく行ければ、さらに文句なし。何より、前走の敗戦で気楽な立場に移れたのが、大きなプラス材料。もし、スプリングSを勝っていれば、マイネルチャールズとの二強決戦と煽られたはず。穴なら若葉S組か。

◎ショウナンアルバ ○マイネルチャールズ ▲ダンツウィニング
△ブラックシェル、ノットアローン、レインボーペガサス、スマイルジャック

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2008.04.12

桜花賞予想 華麗なる一族・絶好枠エイムの巻き返し

まさかのポルトフィーノの出走取り消し。左寛跛行ということだが、つくづく桜花賞には縁のない血統ということか。この馬がいなくなったことで、かなりレース展開は変わってくるだろう。スローとなるか、逆に騎手全員が意識しすぎて速いラップを刻むことになるか。昨年の桜花賞はダイワスカーレット、ウォッカの力通り二強で決まった。馬連は14-18の外枠同士だったが、これを見て改修後の阪神千六の内外の有利不利がなくなったかと考えるのは早計だろう。外から内に切れこむのが難しいのは抜本的に変わっておらず、 4コーナーまでに外々を回らされるのは覚悟しておかなくてはならない。有力馬ではブラックエンブレムが16番枠に入り、松岡は難しい乗り方を要求されることになる。

逃げるのは最内枠デヴェロッペ。折り合いをつけたい外のエアパスカルブラックエンブレムは、無理に絡んでいくことは考えにくく、ペースは落ち着くとみる。逃げ馬を見ながら、内から好位で立ち回れそうなエイムアットビップに本命を託す。ファンタジーSでは1000メートル56秒9のハイペースで後続に10馬身差をつける大逃げ。それでも、オディールとコンマ2秒差に踏みとどまった能力を再評価したい。同馬の曾祖母はイットーで、ハギノトップレディ、ダイイチルビーといった名牝を輩出した華麗なる一族。前走のフィリーズレビューは熱発の影響で大敗したが、トライアル1番人気で10着は2000年のチアズグレイスを彷彿とさせる。ノーマークになる桜で良血が派手に花を咲かすことを期待したい。

◎エイムアットビップ ○オディール ▲トールポピー
△リトルアマポーラ、ブラックエンブレム、エアパスカル

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2008.03.23

スプリングS予想 ウォーエンブレムの勢いに乗れ

土曜のフラワーCはウォーエンブレム産駒のブラックエンブレムが勝利。同じコースで行われるスプリングSもウォーエンブレムの勢いが続くとみる。本命は3連勝で共同通信杯を制したショウナンアルバ。その前走は行きたがる同馬を騎手が必死に抑え込む気性の悪さを見せつつ、直線ではあっさりと後続を突き放す完勝劇だった。ゴチャつくことの多い中山千八では、先行力が大きなアドバンテージになる。強力な逃げ馬が見当たらず、スローペースになることが予想される今回は、暴走するアクシデントさえなければショウナンアルバがきっちりと連を確保するだろう。対抗は若竹賞で接戦したアサクサダンディ。皐月出走には権利獲りが必須で、勝負度合いはメイチだ。単穴は順延の共同通信杯で調子を狂わせたサダムダイテンの巻き返し。人気薄では堅実スマイルジャックと京成杯好走アイティトップの2枠両馬か。

◎ショウナンアルバ ○アサクサダンディ ▲サダムダイテン
△スマイルジャック、アイティトップ、アルカザン

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2008.03.16

Fレビュー予想 格上エイムのスプリント能力に期待

桜花賞、最後の切符を争うフィリーズレビュー。本番より1ハロン短いため、スプリント適性が求められるレースだ。過去10年で1番人気の連対率は70%と信頼性は高い。ことしは阪神JFで差す競馬を見せて3着に食い込んだエイムアットビップが1番人気。チューリップ賞でも阪神JFの上位2頭がしっかり2、3着に好走しており、このメンバーではエイムアットビップは連軸として期待していいだろう。ミスタープロスペクター系の父はフィリーズレビューと相性がよく、華麗なる一族の底力が加われば鬼に金棒か。本番より1400のここが適性としてはあっている。対抗は芝に戻って能力をさらに発揮するエイシンパンサー、単穴はチューリップ賞勝ち馬を紅梅Sで封じ込めたエーソングフォー

◎エイムアットビップ ○エイシンパンサー ▲エーソングフォー
△レジネッタ、ラベ、リマレックス

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2008.03.08

チューリップ賞予想 二強に食い込む馬を探せ

いよいよクラシックトライアル。今週は弥生賞とチューリップ賞という最も本番に直結する二鞍が組まれている。ここで完勝するような馬が出てくれば、皐月賞、桜花賞に王手をかけることになる。土曜はチューリップ賞。人気は阪神JFを勝ったトールポピーと 1番人気だったオディール。前者はフサイチホウオーの全妹であり、後者は 2歳G1で2着したキュンティアを母に持つ良血馬。ともに桜花賞を制する資質は兼ね備えている。厳しい流れだった阪神JFで好走した能力は疑いようがなく、3連単でいえば2頭とも馬券になる可能性は高い。ならば、狙いは第三の馬。キャリア1戦馬は分が悪いのを承知で関東馬・ギュイエンヌ、前走はダート変更が響いて惨敗したエアパスカル、シックスセンスの下になるスペルバインド、ダートで勝ち上がってきたマルチメトリックらを二強に絡ませて買ってみたい。

◎トールポピー ○オディール
△ギュイエンヌ、エアパスカル、スペルバインド、マルチメトリック

また、中山の黄梅賞(500万下)には新馬戦を持ったまま楽勝したサイレントフォースが駒を進めてくる。父はシンボリクリスエス、母はサイレントハピネスの藤沢ブランド。春が近づいてシンボリクリスエス産駒の活躍が目立ち始めているが、これは父の遺伝力の強さだろうか。混戦の牡馬クラシック戦線を揺るがす勝ち方ができるか、大いに注目したい。

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2008.02.23

フェブラリーS予想 ヴァーミリアンの圧倒力を信頼

2008年の初G1、フェブラリーS。明日から来週末にかけて、しばらく山奥へ出張に出かける予定で、ネット環境もなさそうなので早めに予想だけ。もちろん、最大のポイントは川崎記念を取り消したヴァーミリアンの取捨にある。マイル実績がないこと、外枠を引いたことと併せて、不安材料を抱えているのは事実だが、 JCダートで見せた圧倒的なパフォーマンスはハンデも克服するに充分ではないか。何より、ここをステップにドバイへ羽ばたいてもらわねばならない馬。評価は落としたくない。川崎記念を制したフィールドルージュも強力で、今年は人気馬のワンツーを期待したい。 3連単のヒモ候補には、4歳勢のドラゴンファイヤー、ロングプライド、古豪ブルーコンコルドらか。

◎ヴァーミリアン ○フィールドルージュ
△ドラゴンファイヤー、ロングプライド、ブルーコンコルド、ワイルドワンダー

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2008.02.17

きさらぎ賞予想 人気下降メイショウクオリアを狙え

クラシック戦線の主役と目されていたサダムイダテンの敗戦ショックは、今週のきさらぎ賞にも影を落としている。クロフネ産駒で武豊が騎乗するブラックシェルへの一本被りの人気は、「クラシックの核」誕生を期待する現われだろう。もう一つ、共同通信杯の影響がメイショウクオリアの人気下降だ。同馬はサダムイダテンとサブジェクトが出走したラジオNIKKEI杯で3着した馬。両馬の大敗でレースレベルそのものに疑問符がつけられ、人気薄で好走したメイショウクオリアの評価も貶められている。だが、初芝、キャリア2戦目のハンデを乗り越えて、勝ち馬とクビ差に粘った素質は低くない。ブラックシェルの安定感は抜群だが、ここは敢えてハイリターンを狙ってメイショウクオリアを買ってみたい。もう1頭、穴馬をあげるなら2歳女王を差しきっているヤマニンキングリー。朝日杯7着は競馬になっていなかった。藤田への手綱が戻るのは大歓迎だ。

◎メイショウクオリア ○ブラックシェル ▲ヤマニンキングリー
△レッツゴーキリシマ、スマイルジャック、アルカザン、ダイシンプラン

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2008.02.10

共同通信杯予想 ダービーも射程圏内・サダム韋駄天!

土曜日の京都競馬は降雪のため、3レース以降が中止に。先週、東京競馬が降雪のために2年ぶりに中止となったばかりなのに、 2週連続して同じことが起きるとは実に珍しい。気になる日曜日の天気だが、府中は朝から晴れの予報。すでに前日の雪はみぞれに変わっており、何とか開催に漕ぎ着けてくれることを願おう。メインはダービーを占う一戦、共同通信杯。主役はクラシックの王道、ラジオNIKKEI杯でワンツーを決めたサブジェクトサダムイダテンだが、2着でもレース内容は断然に濃かったサダムイダテンを中心に取りたい。前走は出遅れて後方からの競馬を強いられた上、前半64秒5という超のつくスローペースの展開。それでも4角最後方から猛然と追い込んだサダムイダテンは潜在能力の高さを証明した。父はダートに強いフォーティナイナーだが、母系はイットーに遡る華麗なる一族。血統は奥深く、ここをしっかり勝てば、クラシックも射程圏内だ。

◎サダムイダテン ○サブジェクト ▲ノットアローン
△ホッカイカンティ、スマートファルコン、ショウナンアルバ、イイデケンシン

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2008.02.03

根岸S予想 千四巧者アドマイヤスバルに◎!

フェブラリーSの前哨戦と位置づけられている根岸Sだが、本番との関連性は今ひとつ。同じ府中のダートと言えども、 1400メートルとマイルでは求められているものが違うということだろうか。底力の問われるフェブラリーSで好走しそうな馬を避けて、この距離のスペシャリストを狙ってみるのもいいかもしれない。なかでも、圧倒的に連対率の高い関西馬から軸馬を探してみると、アドマイヤスバルが浮上してくる。立夏S、神無月S(準オープン)、霜月S(オープン)とこのコースで3勝。目下2連勝中と勢いもある。鞍上の村田一誠は去年、11番人気のビッググラスを勝利に導いており、上位ジョッキー相手にも評価を下げる必要はないだろう。若干、外目の枠を引いたが、内で押し込まれるよりは良いはずで、逃げ馬を見ながら好位で競馬ができる。3連勝の初重賞制覇に期待したい。 ダートで新境地を開拓したマイネルスケルツィ、やはり千四巧者のトーセンブライトらが相手か。

◎アドマイヤスバル ○マイネルスケルツィ ▲トーセンブライト
△リミットレスビッド、ビッググラス、シンボリグラン、ワイルドワンダー

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2008.01.20

京成杯予想 混戦断ち切るドットコム◎!

馬インフルエンザの影響なのか、未だに傑出した軸馬が現れないクラシック戦線。京成杯も、どこからでも狙っていけそうなメンバーが揃った。本命は横山典に乗り替わったドットコム。前走、初芝となったホープフルSでは余裕残しの仕上げ、先頭に立ってソラを使った競馬で3着。それでも、ハイレベルと言われた福寿草特別を勝ったブラックシェルとはクビの差だった。きっちりと追われてきた今回は前走以上の競馬が見込める。対抗はホープフルSを制したマイネルチャールズ。穴は前々走の百日草特別を好タイムで逃げ切ったショウナンアクアロス。連下はメリハリをつけて手広く流したい。

◎ドットコム ○マイネルチャールズ ▲ショウナンアクアロス
△リトルアマポーラ、ステルスソニック、アイティトップ、マイネルファルケ

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2008.01.05

中山金杯予想 一年の計をシルクネクサスに託そう

今年も中央競馬がスタートする。年の初めは中山金杯。去年は道悪馬場をスイスイと逃げたシャドウゲイトと田中勝春が 7馬身差をつける圧勝劇を披露した。このコンビはシンガポールでG1を制し、田中勝も皐月賞優勝、関東リーディング2位と活躍するなど、「一年の計は金杯にあり」を身をもって体現してくれた。 2008年、幸運を掴み取るのは松岡正海が操るシルクネクサス。父グラスワンダーも有馬記念や朝日杯を制するなど中山巧者だったが、ネクサス自身もコース適性は高い。去年はAJCCで3着、オールカマーで2着。ふたつのレースとも勝ったのは有馬記念馬・マツリダゴッホだったが、オールカマーではネクサスは半馬身差まで食い下がる健闘をみせている。前走の鳴尾記念は12着と大敗したが、この時は前残りの展開と馬体重増が敗因とはっきりしている。調教と長距離輸送で冬場でも絞れてくるはずで、大ブレイクの予兆ある松岡が内枠を利して、お年玉を運んできてくれると信じたい。

◎シルクネクサス ○サイレントプライド ▲アドマイヤフジ
△エアシェイディ、アサカディフィート、グラスボンバー、トウショウナイト

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2007.12.22

メイショウサムソン 有馬から再び海外へ羽ばたけ

本来なら週末のレースに思いを馳せながら、馬柱と睨めっこしている有馬記念のオーラ巣ウィーク。ところが、予想外に仕事が長引き、職場で三連泊する嵌めに…。どうやら今年はテレビ観戦することも難しく、JRA-VANから届く携帯メールで有馬記念の結果を知ることになりそうだ。当日、関東地方は雨か雪の予報。最内枠を引いたメイショウサムソンには荒れた内を走らされる懸念はあるが、これまでも多少の悪い馬場はアドバンテージに変えてきたオペラハウス産駒だ。ジャパンカップを騎手の差で落とした武豊としては、決して過ちを繰り返すわけにはいかない。振り返れば、天皇賞春で王者の貫禄を身につけ、宝塚記念で横綱の意地を見せ、天皇賞秋で真の日本代表の地位を獲得したサムソン。馬インフルエンザに罹患し、検疫中に凱旋門賞を断念したダメージから立ち直り、よくぞ立派に今秋を戦ってきたものだ。同じ中山のスプリングSも皐月賞も、強い勝ち方だった。有馬記念もベストに近い条件とみる。暮れの大一番を勝って、来年の海外挑戦のステップにしてほしい。人気の落ちたダイワメジャー、大外枠のウオッカをサムソンの相手に据えたい。

◎メイショウサムソン ○ダイワメジャー ▲ウオッカ
△ドリームパスポート、ポップロック、ロックドゥカンブ

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2007.12.09

朝日杯FS予想 叩いて大きな上積みスズジュピター!

過去10年で5頭の連対馬を出している東京スポーツ杯は、いまや朝日杯の王道とも言うべきステップレースになった。府中の1800メートルということで、勝ち馬はクラシックの期待がかけられるが、不思議とマイラーやスプリンターとして大成した馬が多い。今年は勝ち馬のフサイチソートが早々と放牧に出されて参戦しなかったが、 2着馬のスズジュピターが代役を果たしそうだ。新潟で新馬を勝って、ダリア賞をレコード制した馬。インフルエンザの影響で帰厩が遅れた東京スポーツ杯でも、出遅れ、一気の距離延長を克服して連対を確保した。休養明け2戦目となる今回は大きな上積みが見込めるはずで、母系からもマイルに短縮されるのは好材料。そろそろ柴田善の番という気もする。相手は先行力あるキャプテントゥーレ、折り合えた時のレッツゴーキリシマ、武豊のヤマニンキングリーなどをピックアップしたい。

◎スズジュピター ○キャプテントゥーレ ▲レッツゴーキリシマ
△ヤマニンキングリー、アポロドルチェ、ドリームシグナル

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2007.12.02

阪神JF予想 華麗なる一族・エイムアットビップに◎!

前哨戦、ファンタジーSでエイムアットビップがつくったラップは異常だった。1000メートル56秒9のハイペース。直線手前では後続に10馬身差をつける大逃げだったが、それでも最後まで粘りをみせて2着に踏みとどまったのは立派としか言いようがない。並みの馬なら早々に失速していたはずだ。エイムの曾祖母は華麗なる一族を輩出したイットー。ハギノトップレディ、ダイイチルビー以来、G1では鳴りを潜めてきたが、その卓越したスピードはアグネスデジタルの新しい血によって、再びエイムに体現されたのではないだろうか。開幕週の馬場も味方になるはずで、5戦目の手綱となる福永は前走の過ちを繰り返す騎手ではないと信じたい。相手はエイムをファンタジーSで差しきったオディール。母キュンティアには10年前の本レースでおいしい思いをさせてもらった。パスキエ操るラルケットも底を見せていない楽しみな馬。牡馬を負かしたアロマキャンドルなど手広くも抑えたい。

◎エイムアットビップ ○オディール ▲ラルケット
△アロマキャンドル、シャランジュ、レーヴダムール、トールポピー

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2007.11.25

日本代表馬の意地 人気も◎メイショウサムソン!

断然の1番人気に推されているメイショウサムソン。逆らえば、他に幾らでも魅力のあるライバルがいるのも確かだが、敢えて王者の貫禄を信頼してみたい。この馬の良いところは体調の変動が少ないところ。昨秋の不振を除いては、距離も鉄砲も苦にせずに力を発揮して結果を残している。父はテイエムオペラオーと同じオペラハウスだが、サムソンもオペラオーのように古馬になってから中身がしっかりと入ってきた。追われる立場になってマークされる弱みがあるが、それでもしぶとく勝ちきってしまうのが血のなせる業。天皇賞秋は他馬の不利ばかりが強調されるが、不利のない競馬であってもサムソンが逆転されていたとは思わない。 3日連続、武豊の中央重賞勝ちというのも十分にありうる話。凱旋門賞馬・ディラントーマスとの対決で遠征断念の雪辱を晴らすことができなかったのは残念だが、ダービーを制した府中2400で高らかに再び世界への挑戦状を叩きつける。

相手はエリザベス女王杯を取り消ししたウオッカ。外傷の影響を感じさせぬ坂路追いを披露し、状態面に全く心配は要らない。むしろ、心配なのはテンションの高さだが、このあたりは当日の気配次第というところ。スローの上がり勝負になるようなら、牡馬を一刀両断したダービーの差し脚が再び爆発する。そろそろ狂った歯車を戻したい。単穴はペリエ操るポップロック。距離不足の天皇賞秋は脚を計っただけの4着だったが、適距離に戻れば本当のパフォーマンスを見せてくれるはず。凱旋門賞馬である父譲りのスタミナで勝負できれば。以下、穴には鉄砲は歓迎のドリームパスポート。有馬記念の予定を繰り上げての復帰は調子の良い証拠で、ディープの2着だった去年のJCを忘れられているのなら複勝も抑えたい。鞍上がアンカツというのも、無視はできない大きな理由だ。外国馬のサデックスアルティストロワイヤルは3着候補まで。 日本馬の層は厚い。

◎メイショウサムソン ○ウオッカ ▲ポップロック
△ドリームパスポート、サデックス、アルティストロワイヤル、アドマイヤムーン

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2007.11.24

父に捧げるJCD連覇を 本格化なった◎ヴァーミリアン!

8回目を迎えるジャパンカップダート。来年から阪神に舞台を移すため、東京での開催は今年が最後となる。ヴァーミリアンは前走でJBCクラシックを危なげなく完勝。7ヵ月ぶりの休養明けだったが、ドバイWCで世界の強豪を相手にして4着に好走した実力は伊達ではなかった。これまでコロっと負ける脆さがあったが、怯まずに落ち着いて馬群を突き抜けてきた様子からは「本格化」なったことを伺わせた。この馬が圧巻だったのは今年1月の川崎記念。アジュディミツオーを1.3秒も突き放し、驚異的なタイムを叩き出した。父・エルコンドルパサーはデビューからダートで3連勝を飾った馬で、去年もアロンダイトで JCDを制覇している。ヴァーミリアンのダート適性は中央の砂でも落ちることはなく、ここを勝って早世した父の血を次の世代へと繋いでほしい。

ライバルも面白いメンバーがそろった。500万条件から4連勝中のドラゴンファイヤーはブライアンズタイム産駒。前走のシリウスSでは直線、前が壁になりながらも、進路を探す余裕を見せてラスト1ハロンで突き抜けた。時計以上に濃い内容で、勢いのある3歳馬はJCDの勝ちパターンだ。アメリカのスチューデントカウンシルはBCクラシックを回避してJCD参戦。ポリトラックで行われたパシフィッククラシックを勝ち、そのデルマーの新コースと似た東京のダートは合うのではないかと判断したようだ。パシフィックCとJCDを連勝すると1億円のボーナスがJRAから払われることになっており、陣営は目の色が違うだろう。武蔵野Sで全く不向きな展開と馬場を追い込んできたフィールドルージュも侮れない1頭。ノリの自信は怖い。

◎ヴァーミリアン ○ドラゴンファイヤー ▲スチューデントカウンシル
△フィールドルージュ、メイショウトウコン、ブルーコンコルド、フリオーソ

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2007.09.30

スプリンターズS予想 老兵は死なず、消えず、衰えず

今年も秋のG1が開幕する。スプリンターズSで1番人気に支持されたのは夏の上がり馬、サンアディユ。アイビスSDを13番人気で勝利。前走のセントウルSも11番人気という低評価での勝利だった。しかし、初挑戦となるG1で圧倒的な支持を得たのは、セントウルSの内容の濃さにある。前半33秒4、後半33秒7というラップで先行して、 5馬身差の快勝。1分7秒1のタイムはビリーヴのレコードとタイだった。このように能力は非凡ながら、揉まれての脆さが弱点となる。今回もすんなり先行できれば楽勝もあるだろうが、そこはライバルたちも重々承知の上だけに、ギャンブルとしては馬券は他馬から狙うことにしてみよう。

老雄、プリサイスマシーン。地方デビューの8歳馬、芝もダートもござれのマヤノトップガン産駒だ。若い頃は中日新聞杯(千八)を連覇するなど中距離馬のイメージがあったが、年を経るに連れて適距離が短くなってきた。この春は阪急杯を勝ち、高松宮記念で3着。旧表記で言えば9歳だというのに力の衰えを感じさせない不思議な馬だ。この馬が得意とするのが、【2203】という鉄砲がけ。昨秋、14番人気を嘲笑うかのように激走したスワンSは象徴的なレースだった。今回、手綱は春の主戦だった安藤勝が戻ってきた。前が激しくやり合うようなら、好位から抜けてくるのは同馬だろう。ここが最後のG1制覇のチャンスだ。

◎プリサイスマシーン ○スズカフェニックス ▲キングストレイル
△サンアディユ、アストンマーチャン、ペールギュント、アイルラヴァゲイン

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2007.09.23

神戸新聞杯予想 パーソロン系の血の継承に期待

先日、かしわ記念などを勝ったストロングブラッドが引退、乗馬入りすることが明らかになり、一部の血統ファンに落胆をもたらした。同馬は数少ないトウカイテイオーのG1産駒で、パーソロンの父系をつなぐ可能性のある牡馬として、わずかな期待がもたれていた。 1970年代に2度のリーディングサイヤーに輝いたパーソロンは、シンボリルドルフ、メジロアサマ、サクラショウリといった大物産駒を輩出して、日本競馬で黄金時代を築いた。個性派サンエイソロン、マティルアルもパーソロンの直仔だ。しかし、この世界の傍流父系を守ってきた日本でも、トウカイテイオーが高齢となり、後継種牡馬を出す可能性が低くなるにつれ、パーソロン系の血がつなぐことが難しくなってきた。

トウカイテイオーとともに、パーソロン系の継承が託されていたのがメジロマックイーンだった。メジロアサマ、メジロティターンと、三代天皇賞制覇を成し遂げたマックだったが、残念ながら際立った産駒を残せないまま世を去った。残る産駒は少ないが、神戸新聞杯に出走するホクトスルタンはファンが一縷の望みをかけられる潜在能力を秘めている。前走、阿寒湖特別は休養あけながら古馬相手に危なげなく逃げ切り勝ち。北海道で3歳の夏を越して、力をつけてきたのは父を彷彿とさせる。母の父サンデーサイレンスとの配合が、眠っているパーソロンの能力を呼び覚ましてくれることを祈りたい。鞍上、横山典が手放さなかったのも素質の高さを感じたからに違いない。父も咲かせた菊の大輪をめざす。

◎ホクトスルタン ○フサイチホウオー ▲アサクサキングス
△ヴィクトリー、ドリームジャーニー、タスカータソルテ

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2007.09.22

オールカマー予想 4番人気以内の先行馬が絶対条件

比較的、ペースの落ち着く中山2200メートル。過去10年を振り返ってみても、9年は4角で3番手以内だった馬が必ず連対している。また、上位人気馬で決着することが多いのも特徴で、連対馬20頭のうち何と19頭は4番人気以内に支持されていた。オールカマーは人気の先行馬から狙うのがセオリーということになる。休養明けの札幌記念をひと叩きされたマツリダゴッホの優位は動かない。中山2200はAJCCで5馬身差の楽勝劇を演じた相性の良いコース。前走は道中で走りすぎた分、直線は伸びを欠いたが、叩き2戦目で折り合いさえつけていければ大崩することはないとみる。鞍上の蛯名はセントライト記念の落馬以来の騎乗となるが、もともとお手馬だけに乗り替りの心配は不要だ。ライバルはインフルエンザ騒動で帰厩が遅れた馬が多いが、牧場で乗り込まれてきたサンツェッペリン、仕上がり早のネヴァプションあたりは力を発揮できるだろう。

◎マツリダゴッホ ○サンツェッペリン ▲ネヴァプション
△タマモサポート、エリモハリアー、シルクネクサス

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2007.09.02

札幌記念予想 もう一度サクラメガワンダー◎!

馬インフルエンザの影響で2週遅れの施行となった札幌記念。函館記念でも本命にしたサクラメガワンダーを再度、狙ってみたい。輸送がまったくダメで、滞在競馬なら実力を発揮できる極端なタイプ。前走は荒れた馬場に脚を取られたのとポジションが後ろ過ぎた。それでも3着まで押し上げてきたのは自力のある証拠。リーディングトップの岩田も今度は同じ過ちを繰り返すことはないだろう。対抗には鉄砲が得意なマツリダゴッホ。AJCCのようなマクって一気に押し切る競馬ができれば、札幌は勝ちパターンに最も嵌めやすいコースではないか。いずれにせよ、各陣営とも馬インフルエンザで調整過程に狂いが生じている可能性もあり、パドックでの気配に注意して馬券は買いたい。

◎サクラメガワンダー ○マツリダゴッホ ▲アドマイヤフジ
△サイレントプライド、ファストタテヤマ、ディアチャンス

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2007.07.29

小倉記念予想 コース巧者アップドラフト◎!

サマーシリーズも折り返し地点。先週の函館記念ではエリモハリアーが三連覇を果たしたが、ローカルコースの適性がいかにモノを言うかを認識させられた。小倉記念も小倉重賞4勝のメイショウカイドウをはじめコース巧者が揃った。しかし、そのカイドウは一年ぶりの鉄砲に加えて、59.5キロのトップハンデ。代わって取り上げたいのが昨夏の小倉準オープンで勝利を挙げているアップドラフト。休み明けの前走、七夕賞では道中でなし崩し的に脚を使わせられながら、コンマ6秒差に踏みとどまった。ハンデ54キロで狙ってみたい。調子を維持している実績上位のスウィフトカレント、好調サンレイジャスパーが続く。

◎アップドラフト ○スウィフトカレント ▲サンレイジャスパー
△ニルヴァーナ、ヴィータローザ、ソリッドプラチナム

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2007.07.22

函館記念予想 滞在競馬でサクラメガワンダー◎!

かつて、荒れるレースの代名詞だった函館記念。しかし、5年前を境にして人気馬が必ず連対する落ち着いたレースへと生まれ変わってしまった。去年はエリモハリアー以下、人気順に1、2、3着と入線。それでも3連単は70倍を超えていたから、穴馬にも小銭を張っておこうというファン心理はまだまだ根強いのかもしれない。今年、注目したいのはサクラメガワンダー。ラジオたんぱ杯を勝った時分にはクラシック候補のトップに躍り出たほどの馬だった。その時、ハナ差で降したアドマイヤムーンは海外G1のタイトルを得て、40億円のトレードマネーがつくまでになった。双璧と言われたメガワンダーも、そろそろ復活と行きたい。とにかく長距離輸送だと入れ込む馬で、関東での競馬は【0106】。前走の安田記念もひどかった。一方、関西では【4012】と安定した成績を残している。函館は輸送のない滞在競馬となり、力を出し切れる可能性が高いとみた。

◎サクラメガワンダー ○アドマイヤフジ ▲ナムラマース
△マチカネキララ、シルクサクセス、メイショウオウテ

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