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2018年2月の4件の記事

2018.02.25

中山記念予想 2018

「フトシ、バカヤロー」と小島太がヘグったときに叫ぶのは、 当時のファンのお約束だった。 だからといって、本気で怒っているわけではない。 いや、馬券が外れたときは怒っているのだが、 時間が経てばフトシの馬券をまた買ってしまっているのだ。 気取った体はしているものの、誰からも愛されるホースマンだった。 小島太と言えばサクラであって、私もサクラショウリやサクラチヨノオー の時代は知らないが、サクラバクシンオーやサクラチトセオーの 競馬場での雄姿はいまでも鮮やかに思い出すことができる。 小島太は騎手を引退後もマンハッタンカフェ、イーグルカフェらを育て、 名伯楽としても競馬界に名を残した。 だが、調教師になって20年が経ち、70歳して競馬界から身を引くという。 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 さくらコマースと小島厩舎の関係がいつしか途切れてしまった由は 分からないが、中山記念はサクラアンプルールが勝つところを見てみたい。 道悪に泣いた天皇賞秋、直線で不利を受けた有馬記念は参考外。 去年2着の舞台なら、強敵を撃破できる。鞍上は小島太と縁が深いエビショーだ。 もちろん、小島厩舎のディサイファにも頑張ってもらいたい。 恩あるカッチーにも期するところがあるだろう。

◎サクラアンプルール ○ペルシアンナイト ▲ディサイファ
△ウインブライト、ヴィブロス、マイネルハニー、アエロリット

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2018.02.17

フェブラリーS予想 2018

フィギュアスケート男子、五輪連覇を成し遂げた羽生結弦。 ケガからの劇的な復活は見る者の心を揺さぶった。 その翌日のフェブラリーS。 こちらも連覇をめざすゴールドドリームの中心は動かない。 去年はドバイ遠征後、不振が続いていたが、 前走のチャンピオンズカップでは鮮やかな差し切り勝ち。 8番人気の低評価はコーナー4つの中距離が懸念されたゆえだった。 今回は最も得意とする【3100】の東京コースが舞台で、 比較的優位な外枠に入ったとなれば死角はない。 馬名通り“金の夢”を叶えるだろう。 本命と同じゴールドアリュール産駒、サンライズノヴァが相手。 根岸Sはノンコノユメにハナ差、遅れを取ったが、 この馬も府中巧者だ。3番手に先行するテイエムジンソク。

◎ゴールドドリーム ○サンライズノヴァ ▲テイエムジンソク
△インカンテーション、ノンコノユメ、ベストウォーリア、ロンドンタウン

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2018.02.11

共同通信杯予想 2018

共同通信杯から皐月賞へ直行、ダービーへという、 王道路線が確立しつつある牡馬クラシック。 今年の共同通信杯は、 京都2歳Sを制したグレイルに無敗で通過してもらいたい。 その前走は一旦、抜け出したタイムフライヤーを 差し切る競馬。タイムフライヤーはホープフルステークスを 快勝してG1ホースになったわけで、グレイルも相当な能力 を秘めているとみるのが妥当だろう。 初の輸送、左回りなど不安材料がないわけではないが、 キャリア2戦馬の死角を突いても仕方がない。 調教も動いており、信頼して良いのではないか。 相手は未勝利を勝ったばかりだがアメリカンワールド。 前走は出色の内容だった。3番手にカフジバンガード。 シンザン記念は出遅れて競馬にならなかったが、 500万下ではグローリーヴェイズ(きさらぎ賞2着)を退けている。 オウケンブルースリ産駒のオウケンムーンにも注目しておきたい。

◎グレイル ○アメリカンワールド ▲カフジバンガード
△オウケンムーン、ステイフーリッシュ、ゴーフォーザサミット、サトノソルタス

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2018.02.04

きさらぎ賞予想 2018

新馬戦が圧巻だった皐月賞馬の弟・ダノンマジェスティが 人気を集める、きさらぎ賞。 素質は断然だが、過去10年でキャリア1戦馬は 【0008】と一度も馬券になっていない。 勝てばあっさりだろうが、ここは大振りしてみたい。 本命はキャリア4戦のラセット。 デビュー戦はダートだったが、芝に路線変更して 3戦はいずれも上がり1位。 きさらぎ賞は道中の持続力に加えて、直線の上がりの速さが 求められるレースだが、しぶとく伸びるラセットは嵌り役ではないか。 父モンテロッソはドバイワールドカップを制した馬で、 母系はダイナシュガーに遡る。スタミナに不安はない。 稀有なことに、オーナーの「桂土地」は勝てばカツラノハイセイコ以来、30年以上ぶりの重賞勝利となるそうだ。 相手はダノンマジェスティ、グローリーヴェイズのディープ2騎が本線。

◎ラセット ○ダノンマジェスティ ▲グローリーヴェイズ
△サトノフェイバー、ニホンピロタイド

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