中山記念予想 2018
「フトシ、バカヤロー」と小島太がヘグったときに叫ぶのは、 当時のファンのお約束だった。 だからといって、本気で怒っているわけではない。 いや、馬券が外れたときは怒っているのだが、 時間が経てばフトシの馬券をまた買ってしまっているのだ。 気取った体はしているものの、誰からも愛されるホースマンだった。 小島太と言えばサクラであって、私もサクラショウリやサクラチヨノオー の時代は知らないが、サクラバクシンオーやサクラチトセオーの 競馬場での雄姿はいまでも鮮やかに思い出すことができる。 小島太は騎手を引退後もマンハッタンカフェ、イーグルカフェらを育て、 名伯楽としても競馬界に名を残した。 だが、調教師になって20年が経ち、70歳して競馬界から身を引くという。 月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。 さくらコマースと小島厩舎の関係がいつしか途切れてしまった由は 分からないが、中山記念はサクラアンプルールが勝つところを見てみたい。 道悪に泣いた天皇賞秋、直線で不利を受けた有馬記念は参考外。 去年2着の舞台なら、強敵を撃破できる。鞍上は小島太と縁が深いエビショーだ。 もちろん、小島厩舎のディサイファにも頑張ってもらいたい。 恩あるカッチーにも期するところがあるだろう。
◎サクラアンプルール ○ペルシアンナイト ▲ディサイファ
△ウインブライト、ヴィブロス、マイネルハニー、アエロリット
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