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2017.05.10

NHKマイルC回顧 人気馬惨敗に競馬の難しさを痛感

NHKマイルC、馬券は大外れ。だが、口取りで見せたノリの破顔一笑に救われたファンは多かったのではないか。私はそうだ。先行馬が有利だった桜花賞で、普段とは違う追い込みに賭けた横山典弘とアエロリット。素晴らしい差し脚を見せたが5着に敗れた。今回は一転、抜群のスタートを切ると、控えることなく好位をキープ。逃げるボンセルヴィーゾの後ろにつけて、積極果敢に馬群をリードした。4コーナーでは早めに仕掛け、後続を寄せ付 けることなくゴールを駆け抜けた。前後半は【46.1-46.2】の平均ペース。これで完勝したのだから展開に恵まれただけの勝利とは言えまい。トップレベル牝馬のアドマイヤミヤビ、ソウルスターリングらと接戦してきた実績はダテではなかったということだろう。それにクロフネ産駒は持続力を問われるマイル戦は強い。当日の仕上げも素晴らしく、ノリも自信を持って乗っていた。アエロリットはサンデーレーシングでは格安の1400万円で募集された馬。会員は痛快だろう。

この日の馬場は内が伸びず、先に行った馬が有利であった。2着に13番人気のリエノテソーロ。二桁人気が激走するレースではあるが、ダートで勝ってきた印象が濃く印は回せなかった。尤もダート馬が好走しやすいのもNHKマイルCの特徴なのではあるが。3着に逃げたポンセルヴィーゾ。この5戦、重賞を走って1着はないものの、複勝圏を外したことがない。祖母リュバンドールはリトルオードリーの半妹で、当時、POGでも人気を集めた馬。そこからサクラローレル、ダイワメジャーと重ねられて、ボンセルヴィーゾのような個性派が誕生したのだから面白い。1番人気カラクレナイはブービー17着。桜花賞ではアエロリットと同じような競馬をして先着していたが、アエロリットが前走より上昇していたのに対し、カラクレナイは桜がピークだったよう。それに輸送、初めての左回りとマイナス材料もあっての惨敗か。体調の見極めが難しかったと言えば、私が本命にした4番人気アウトライアーズ。まったく良いところなく、後方のまま13着に沈んだ。レース前、管理する小島茂之師はブログで戸惑う気持ちを率直に記していた。

変に落ち着いていて
気になっていた心の部分は
少し気持ちが乗ってきた感じ

それでも
以前の張り切り過ぎて
若さあふれていたころと比較すると
何だかやけに大人しい(中略)

デビュー以来
気持ちが入ると
なかなかおさまらず苦労していたのに
今は一応カーッと怒るのだが
直ぐにおさまって有難いけど
やっぱり不安 (小島茂之厩舎の本音)

アウトライアーズはNHKマイルCに向けた軽い追い切りで疲労感が出たため、レース前は予定を変更して坂路で追いきったという。その後「いつもの良い時のアウトライアーズ」に戻ったと、小島茂師は期待を持って送り出したのだった。結果的にはアウトライアーズもカラクレナイと同様、本調子ではなく、闘争心に欠けていた。だが、毎日接している一流の調教師でさえも本当の状態を見抜くことができないなら、私のような素人に適切な判断などできるわけもない。改めて競馬の難しさを痛感させられるばかりである。

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