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2017.04.13

ファンディーナとソウルスターリング 強すぎる牝馬に悩む

桜花賞は単勝1.4倍の1番人気に推されていたソウルスターリングが敗れ、 波乱の結果となった。過去5年、1番人気で連対したのはハープスターだけだが、 去年のメジャーエンブレム(1.5倍)、一昨年のルージュバック(1.6倍) と3年連続で圧倒的人気馬が“飛んだ”ことになる。 阪神JF、チューリップ賞と同じ舞台で快勝してきたソウルスターリングに死角はないはずだった。 だが、前日からの雨が馬場を湿らせ、同馬はいつもの差し脚を繰り出すことができなかった。 大跳びのベタ爪で滑るような馬場はからっきし下手だったのだ。 振り返れば、雨の影響が残っていた札幌のデビュー戦はクビ差の辛勝と、 ソウルスターリングが最も苦戦したレースだった。しかし、単勝3000万円の大口投票があったとの情報や、 「母はモンズーンの仔だから重馬場でも問題ない」との陣営コメントから、 リスクを過小評価してしまったように思えてならない。 馬場の読み方が難解だったこともあって、こうした正常性バイアスに私も絡め取られてしまった。 それでも、完全に勝負付けの済んでいたレーヌミノルを上位に取ることはできなかっただろう。 わずかに一口馬のリスグラシューから流していた馬券があたったが、予想は完敗だった。

ソウルスターリングはオークスに向かう。樫は距離延長を欲すリスグラシューと好勝負になるはずだ。 桜花賞のリスグラシューはエンジンのかかりが遅く、 勝負所で置かれてしまったのが痛かった。アルテミスSを快勝を見れば分かるように、 パフォーマンスは府中でいっそう上がるだろう。 2番人気のアドマイヤミヤビも大跳びで、馬場にまったく対応できなかった。 オークスは桜花賞で大敗していても巻き返し可能なレースで、 アドマイヤミヤビも立て直してくるのではないか。さて、今週は皐月賞。 1番人気が予想されるのは牝馬のファンディーナという前代未聞の事態である。 前回、牝馬が皐月賞を制したのは1948年のヒデヒカリまで遡らねばならない。 入着も1991年のダンスダンスダンス(5着)以来ない。 まして1月22日の年明けデビューで、これより遅いデビューで皐月賞を勝ったのは現代では 1988年のヤエノムテキぐらいだ。だが、フラワーCまで3連勝したレースの中身を鑑みれば、 常識やデータなど些末な揚げ足取りにしか見えないのも事実。 今週、重馬場の坂路での追い切りも好時計をマークし、仕上げに抜かりもないようだ。 「1番人気の年明けデビューの牝馬が勝てるわけがない」のか、 「規格外の勝ちっぷりから皐月賞も負けるわけがない」のか。正常性バイアスもダブルバインドで馬券は悩ましい。

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