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2016.05.08

NHKマイルC予想 2016

かつて、日本を代表する名門牧場と言えば、社台に伍して メジロ、トウショウの名前があがったものだ。 しかし、メジロ牧場は5年前に廃業、トウショウ牧場も去年、 生産を取りやめて閉鎖することになった。両牧場のメインステーブルとして あまたの重賞を勝ち取ってきたのが奥平真治厩舎だった。 メジロ勢ではラモーヌ、ライアン、トウショウ勢ではゴッド、エイティ、ペガサスなどを管理した。 当時、奥平厩舎の調教助手だったのが萱野浩二だ。 19年前に独立して厩舎を開業したものの、お世辞にも成績が芳しいとは言いづらく、 キャリアの半分は100位以下の下位に甘んじてきた。 だが、今週のNHKマイルカップ、萱野厩舎は初めてG1タイトルを獲得する 大きなチャンスを迎えようとしている。本命はトウショウドラフタ。この馬が変わったのは 昨秋の500万特別。それまでスピードに任せて先行するレースから、 じっくりと差し脚を溜めるレースへと競馬を変えた。 馬の成長とも軌を一にしたのだろうが、脚質転換は功を奏して3連勝を生んだ。 クロッカスSでは一度も追うところなく、流したまま後続に3馬身差をつけて圧勝。 切れ味勝負には分が悪かったファルコンSも、不良馬場を捻じ伏せて差しきり勝ちを収めた。 その後、疲れを取るため一息入れたが、1週前追いきりでは猛稽古。 ギリギリまで仕上げられた。今回、桜花賞で人気を裏切ったメジャーエンブレムは 陣営が「積極的な競馬」をルメールに求めており、平均以上のペースで流れるだろう。 ドラフタにとっては折り合いがつけやすく、展開は向くはずだ。 一部には距離への不安を指摘する声があるが、 スイープトウショウらを輩出したサマンサトウショウの一族には十分なスタミナが練りこまれている。 トウショウ牧場最後の世代として、その名を大舞台に刻んでほしい。 対抗は共同通信杯で皐月賞馬に迫ったイモータル、穴には左回りが嵌ったときのストーミーシー、 同厩のアーバンキッドにも注意を払いたい。メジャーエンブレムは状態がやや下降線なのが懸念される。

◎トウショウドラフタ ○イモータル ▲ストーミーシー
△アーバンキッド、メジャーエンブレム、ロードクエスト、レインボーライ

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