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2016年4月の7件の記事

2016.04.27

1700万円でネット落札 ダイワマッジョーレが岩手へ移籍

重賞勝ち馬として初めて楽天サラブレッドオークションに出品され、 1700万円で落札されたダイワマッジョーレが岩手競馬に移籍したことが明らかになった。 中央時代、ダイワマッジョーレは矢作厩舎に所属し、京王杯、阪急杯と重賞2勝をあげたほか、 2013年のマイルCSではトーセンラーの2着に食い込むなど、 長らく短距離戦線の一翼を担ってきた。しかし、7歳になってから3戦した今年はいずれも 二桁大敗を喫して登録を抹消された。今月7日、オークションに出品されたダイワマッジョーレは 100万円の価格からスタート。その実績が大いに注目されて激しい応札が繰り返されたが、 最後は139件目の入札で1700万1千円で競り落とされた。 これほど高額で落札されるのは想定外だったと言えよう。 地方競馬のレースで2000万円もの金額を獲得することは容易ではなく、 ダイワマッジョーレはダート実績もないからだ。

その後、ファンから消息を案じられていたダイワマッジョーレだが、 岩手の横川典視記者のブログにて近況が公表された。 落札後、栗東トレセンに隣接する島上牧場から出発し、 9日には瀬戸幸一厩舎に無事に到着したようだ。 ブログには飼葉をモリモリと食べていたり、 首を伸ばして隣の馬に鼻を近づけたりする、愛らしいダイワマッジョーレの写真が掲載されている。 オーナーは岩手で多くの馬を所有する鈴木雅俊氏。 具体的なデビュー戦はまだ決まっていないが盛岡競馬場には芝コースがあり、 中央と同じく芝で下ろすことになるのかもしれない。 一方でダートに活路を見出すことができなければ主戦場には立てず、 馬代金はとても回収できない。必ずダートは使ってくるだろうが、 能力は非常に高い馬なので適性があれば交流重賞を席巻する可能性もある。

ところで、ダイワマッジョーレがネットオークションに出品されたことに関して、 一部のファンからは元の馬主を非難する声があがっていた。 netkeiba掲示板には「これだけの功労馬が何故楽天市場でオークションなのか?」 「頑張ってきた馬をこのようなオークションという形は見苦しい」 「思い入れとか無いんですかね。悲しくて、悔しくて、残念でなりません」などの書き込みがなされた。 確かにオークションのページを見ると『商品状態:中古』といった、 およそ生き物には似つかわしくない表現があり、初めて訪れた人々が違和感を抱くのも当然だ。 ぞんざいな表現は配慮してほしいものだが、ネットオークションで取引されること自体は 競走馬の第二の人生を拓く歓迎すべきものだと考える。 繁殖入りの見込みがないのならば、ほとんどの馬は走ることでしか生きながらえないからだ。 とりわけダイワマッジョーレは高額馬であり、岩手で大切に扱われるだろう。 ちなみに最近は一口クラブも多く引退馬を出品して、売買代金を出資者に分配している。 かつては関係者に無償譲渡されるなど不透明な取引が常態化していたわけで、 そうした面でもネットオークションは良い効果をもたらしている。 ダイワマッジョーレの活躍次第では、さらにネットオークションの活性化が加速するかもしれない。

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2016.04.23

マイラーズC予想 2016

春の京都、開幕週に行われるマイラーズカップ。2012年に阪神から舞台を移し、良好な馬場状態で行われることが多くなった。注意すべきは前残りの競馬。今年のメンバーでは何がハナに行くにせよ、ペースはさして上がらないだろう。最短コースを回って、内ラチいっぱいに伏兵が粘るシーンが思い浮かぶ。本命は古豪エキストラエンド。7歳になっても東京新聞杯で先行して連対するなど、多少のズブさは出てきたもののスピードは落ちていない。今回、得意の京都で好枠を引き、陣営は追っ付けながらでもポジションを取りに行く構えを見せている。下り坂を利用して後続をリードを広げられれば、馬場を味方につけて馬券に絡むことは十分に可能だろう。相手は人気のフィエロ、本格化したネオスターダムなど手広く張っておきたい。

◎エキストラエンド ⚪︎フィエロ ▲ネオスターダム
△ダノンシャーク、クルーガー、クラレント、サンライズメジャー

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2016.04.19

皐月賞回顧 ディーマジェスティに秘められた血のドラマ

14日夜に発生してから、激しい揺れの収まらない熊本地震。 その最中に今年の皐月賞は行われることになった。 当日、競馬場を襲ったのは地震ではなく、風速30メートルを超える強風だった。 風の音は空気を切り裂き、ファンは顔を覆って身をかがめた。 そして、強風はレースの行方すら決することになった。 3強と目されたうち、好スタートから最も積極的な競馬に打って出たのはリオンディーズだった。 逃げ馬の後ろ、2番手にポジションを取る。 ディープインパクト産駒のライバルと差し脚比べは分が悪い。 それに2レース前、同条件の1000万特別は先に行った2頭が ワンツーを決めていた。「後ろからでは伸びない馬場だ」と判断したデムーロは、 折り合いを欠くリスクを恐れずに先行策を選んだのだった。 しかし、叩きつけるような強風が騎手の体内時計を狂わせる。 リオンディーズは10秒台、11秒台の速いラップを追走し、馬群は縦長に伸びていく。 向こう正面は逆風で、馬場は雨を含んで力の要る状態。 1000メートル58秒4という無謀なペースで通過した逃げ馬は失速し、 リオンディーズは早々と先頭に立たされた。2歳王者には過酷なレースになった。

一方、1番人気サトノダイヤモンドは中団。3番人気マカヒキは追い込みに賭けていた。 4コーナーを回って直線、逃げ込みを図るリオンディーズに後続が押し寄せる。 坂を駆け上がって外から一気に伸びてきたのは伏兵、18番枠ディーマジェスティ。 内で争うリオンディーズ、サトノダイヤモンド、エアスピネルを交わすと、 遅れて追撃してきたマカヒキを封じ、堂々と先頭でゴールした。 勝ちタイムは1分57秒9の皐月賞レコード。鞍上の蛯名はリオンディーズが前に行ったのを見て、 スローにはならないと確信して後方待機を決心したという。 結果的には最高の位置取りになったわけだが、前後にいた3強に完勝したのだから漁夫の利ではない。 ホープフルSを取り消したり、強い勝ち方をした共同通信杯のレベルが正当に評価されなかったことで 人気を落としていたが、3強と同レベルの力を持っていたということだろう。 つまり、皐月賞は4強だったのだ。2着マカヒキは最速の上がりを使ったものの、脚を余したかにも見て取れた。 だが、3強では最先着なのだからジョッキーを責めるのは筋違い。 3着にサトノダイヤモンド。思ったほど弾けなかったのは、ダービーを見据えた八分の仕上げだったからだろう。 次はグッと良くなる。4位入線リオンディーズ。強引なレースをしながら、最後まで抵抗を続けた。 ゴール前で寄れて降着になったが、能力は相当なものだ。ダービーは距離との闘いになる。 5位入線、エアスピネルが繰り上がり4着。素晴らしい内容だと思うが、馬体はマイラー。路線変更を勧めたい。

ディープインパクト産駒で初めての皐月賞馬となったディーマジェスティ。 蛯名と二ノ宮敬厩舎のコンビと言えば、エルコンドルパサー、ナカヤマフェスタを想起せずにはいられない。 この馬も凱旋門賞に挑んでくれるのではと楽しみになる。 エルコンドルパサーには血の物語があったが、ディーマジェスティの血統表にも数奇なドラマが秘められている。 祖母シンコウエルメスはヨーロッパを代表する名牝系のひとつに属する。 兄に英ダービー馬のジェネラス、妹に英オークス馬を持つサドラーズウェルズ産駒。 当時、シンコウラブリイなどを所有して飛ぶ鳥を落とす勢いだった安田修氏が、 わざわざ藤沢師とともに渡欧して購入してきた馬だ。だが、 デビュー戦後、調教中に骨折して瀕死の状態に陥ってしまう。 安楽死しかないと宣告されたが、血をつなげたいと 藤沢師は一縷の望みを託して手術に踏み切った。 麻酔時間の限界といわれる4時間を目いっぱい使い、 脚にボルトを埋め込んだ。術後もショック状態で高熱が続いたが、奇跡的に快復した。 そして、シンコウエルメスは2頭の牝馬を産んだ。 1頭はエ女王杯3着など藤沢厩舎で活躍したエルノヴァで、 もう1頭がディーマジェスティの母となるエルメスティアラだった。 今年の皐月賞は藤沢師の英断が歴史を変えた瞬間でもあったわけだ。 その後、シンコウエルメスはサンデーの仔を宿して海を渡り、さらに12頭の仔を誕生させた。 いま、奇跡の血は欧米豪と世界に広がっている。

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2016.04.17

皐月賞予想 2016

熊本地震の被害が広がるなか行われる皐月賞。 世間は非常事態で、競馬場も普段とは違った雰囲気になるかもしれない。 それでも馬は一途にゴールを目指すだけ。 3強対決と言われる今年、サトノダイヤモンド、リオンディーズ、マカヒキと、 どれもクラシックホースに相応しい力を持つが、 小回りの中山2000メートルは紛れも多い舞台。 桜花賞では毎年、鬼のように連対馬を出しているディープインパクト産駒も、 皐月賞で勝ち馬を出したことはない。 本命は2歳王者のリオンディーズに打ちたい。 前走の弥生賞はマカヒキの鮮やかな差し脚に屈したが、 そもそもトライアル用の仕上げ。レースでは折り合いを欠く場面もあった。 ガス抜きができた今回は手綱の自由が効くはずで、 デムーロはライバルの様子を見ながらスパートするタイミングを見計らえるだろう。 相手はサトノダイヤモンド、マカヒキは外せないが、 一角崩しに競馬上手のエアスピネル、人気を落としたロードクエスト、 地味でも侮れないナムラシングン、3連勝中マウントロブソンをあげておく。

◎リオンディーズ ○サトノダイヤモンド ▲マカヒキ
△エアスピネル、ロードクエスト、ナムラシングン、マウントロブソン

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2016.04.12

桜花賞回顧 超天才的 ”決め打ち”でジュエラー戴冠

いつものロケットダッシュが決まらなかったことが敗因ではない。ゲートは互角でもメジャーエンブレムとルメールには容易に先手を奪う機会があった。好スタートで前に出たアッサラルーテは吉田勝己がオーナー。鞍上の和田はメジャーエンブレムの動向を気遣い、ハナに行くなら行ってくれと進路を確保していたが、はっきりとルメールは手綱を抑えた。和田にとっても予想外の判断だったかもしれない。その後、アッサラルーテの外からカトルラポールやメイショウバーズが追っ付けながらハナを争い、メジャーエンブレムはラチ沿い、7番手の苦しいポジションに押し込められることになった。なぜルメールは消極的な選択をしたのか。この日、1度も人気より上に着順を持って来れていなかった騎乗からは”乗れていない”のは明らかだったが、その原因が過度なプレッシャーによるものかは分からない。いずれにせよ、判断は誤りだった。メジャーエンブレムはハイラップを刻んで後続を捻じ伏せるタイプである。スローに落とせば瞬発力ある馬に差されるのはアルテミスSで経験済みだった。だから、世界の名手が同じ轍を踏むとはファンは思っていなかったのだ。また、桜花賞は進路をなくしやすい内枠が不利なのも知られた話。身動きできないまま4角を回り、直線入り口では外からラヴェンダーヴァレイに被せられてしまった。最後は複勝圏からも脱落する4着。自分の競馬ができない不完全燃焼だった。

2番人気のシンハライトはスタートから押して中団のポジショニング。普段より前に行ったのはメジャーエンブレムを意識してのことだろう。だが、結果的には同じような位置取りになり、内を進むメジャーエンブレムを見ながら優位にレースを進めることができた。前半4ハロンは47秒1、後半は46秒3と上がり勝負になったのも、切れ味を身上とするシンハライトには好条件だった。直線、鞍上の池添は満を持して追い出し、メジャーエンブレムを置き去りにする。末脚は鈍ることなくゴールへと向かった。非の打ち所がない競馬である。ところが、このシンハライトに2センチだけ先んじる馬がいた。ミルコ・デムーロによる、追い込み一気の逆転劇だ。チューリップ賞でシンハライトに接戦の末、ハナだけ敗れたジュエラー。今回、私は血統的にスタミナあるジュエラーが中団を取り、早めの競馬をするのではないかと期待していた。しかし、それを実行したのはシンハライトで、再び追い込みに徹して決め打ちしたのがジュエラーだった。折り合いを欠くリスクを嫌ったこともあるだろうが、デムーロはルメールがハイペースを演出することはないと見切っていたようにも思える。そのセンスは論理だけでは説明できない超天才的なものだ。ジュエラーは直線で大外に出されると、獲物を捉えるように一完歩ずつシンハライトを追い詰めた。

騎乗内容ということなら、池添が満点。デムーロは取りこぼす可能性も多々あったわけだが、大一番で結果を出してしまうのだから、”神憑り的”ということだろう。点数はつけられない。デムーロは父ヴィクトワールピサ、祖父ネオユニヴァースに騎乗していて、3代に渡ってG1を制したことになる。初年度産駒からクラシックホースを出すことができたことは、ヴィクトワールピサにとって大きな成果だ。去年、50万円下って250万円だった種付け料も上昇に転じそうだ。次走はオークスになるが、距離に不安あるシンハライトやメジャーエンブレムより人気を集めるだろう。3着には6番人気のアットザシーサイドが入った。良く伸びたが上位2頭との差は大きい。5着アドマイヤリードには驚かされた。後方一気が合っている。4番人気レッドアヴァンセは7着。しっかり追い切られていたが、エルフィンSのように切れなかったのは体調が完全ではなかったからか。アルテミスS勝ち馬のデンコウアンジュは10着。追い込みにかけたが、直線で最初は内を突いて開かずに大外へ持ち出すロスがあった。府中に替わるオークスでは面白い存在になるかもしれない。

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2016.04.10

桜花賞予想 2016

メジャーエンブレムの前売りオッズは1.5倍。 この馬に逆らって、他馬に本命を打つのには勇気がいる。 今回、メジャーエンブレムは単騎でのハナが見込め、 瞬発力あるライバルに隙を突かれないよう、ある程度のハイラップを刻むだろう。 そのまま押し切る公算は高いが、逆転をかけて何かやってくれそうだと 期待させるのがミルコ・デムーロ操るジュエラーだ。 デビュー2戦目のシンザン記念では4角で最後方近くまで下がる不利がありながら、 大外から一気に差し脚を伸ばして勝ち馬と同タイムでゴール。 牡馬相手とは思えない豪快な競馬で能力の高さを見せた。 チューリップ賞は高速馬場に対応して、1分32秒8の好時計を記録。 スピードと切れ味が身上のシンハライトに僅かに遅れを取ったが、 多少でも消耗戦の流れになれば今度はジュエラーが先着するだろう。 中間はしっかり攻め込め、包まれない外枠を引いて条件は揃った。 父ヴィクトワールピサはデムーロを背にしてドバイワールドカップや有馬記念を勝っている。 スタミナに不安なく、メジャーエンブレムを射程にして好位につける可能性もゼロではない。 デムーロは土曜の阪神牝馬Sを逃げ切り勝ちしていて、馬場の具合は良く把握できている。 3番手にシンハライト、4番手にレッドアヴァンセ。流れが緩くなったときは両馬が浮上してこよう。 上昇一途のラベンダーヴァレイが続く。

◎ジュエラー ○メジャーエンブレム ▲シンハライト
△レッドアヴァンセ、ラベンダーヴァレイ

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2016.04.06

桜花賞展望 メジャーエンブレム1強は絶対か?

2016年の春クラシックが開幕する。今週は桜花賞。中心は2歳女王、メジャーエンブレム。阪神JFを完勝、年明けのクイーンCを5馬身差の大楽勝で、底知れぬ強さを見せつけた。果たして桜はメジャーエンブレムの一強なのか。G1勝ちのみならず、同馬が絶対視される決め手となったのがクイーンCの勝ち時計だろう。3歳になったばかりの牝馬が1分32秒5を叩き出したのだから驚くばかり。この時期、例年より1秒以上、速い時計が出る馬場だったことは事実だが、自ら逃げてハイラップを刻んだものであり、競るライバルがいれば勝ち時計はもっと詰められたことは明らか。数字を額面通りは受け取らないにせよ、レース内容は大いに讃えられなければならない。父ダイワメジャーから先行力と持続力を、母父オペラハウスから高い心肺能力を受け継いだ同馬。緩みないラップで走り続けても失速することはなく、むしろ追いかける馬たちの末脚をなくさせる競馬が強力な武器だ。彼女の特長をよく分かっているルメールは本番でもスローに落とすことはないはずだ。

メジャーエンブレムに死角はないか。過去のデータを眺めて、真っ先に目につくのが臨戦過程だろう。グレード制導入後、クイーンCを勝って桜花賞に直行したのは18頭。だが、1番人気に推されたシャイニンルビー(3着)、ホエールキャプチャー(2着)とも敗れている。他の連対馬にはイブキパーシヴ、ヴィルシーナと2頭がいるが、優勝馬はゼロだ。東京と阪神では同じマイル戦でも求められる質が違うということだ。では、陣営はなぜクイーンCをステップに選んだのか。同馬はサンデーレーシングの一口馬。ノーザンファーム系の他馬との使い分けから、オーナーサイドが決断した可能性もある。また、阪神JFを勝って輸送もコースも経験できたのだから、本番前に関西へ運んでトライアルを使いたくないという思惑もあったかもしれない。いずれにせよ、阪神JFからクイーンCへ向かったのは狙いすました考えあってのことであり、多くのケースのように賞金を上積みするために使ったわけではない。この点は阪神JFで2着していたホエールキャプチャーと境遇は似ていて、同馬が桜ではコース取りの差で惜敗したことを思うと、ステップを理由に”消す”ことは乱暴に思われる。

阪神コースへの適性はどうか。 2007年から外回りに変わった桜花賞は差し、追い込み馬が脚質的に有利だ。去年、超スローペースで逃げ切ったレッツゴードンキは例外で、軽快な先行力だけで直線の急坂を凌ぐことはできない。この舞台を得意とするのは毎年、必ず連対馬を出してきたディープインパクト産駒。同じサンデー直仔でも切れ味より持続力が武器のダイワメジャーの産駒は連対できていない。メジャーエンブレムにとっては好ましからざるデータだが、それらのマイナス要素を捻じ伏せるだけの能力を同馬に認めるか否かで印の重さは変わってくる。ライバルのシンハライト、ジュエラーはチューリップ賞で上がり33秒フラットの鋭脚を繰り出した。先に抜け出すはずのメジャーエンブレムが両馬の追撃をゴール板まで凌げるか。多くのファンが想像し、頭を悩ますことになる。過去10年、1番枠から5番枠の連対がないように内枠は進路をなくして苦戦するケースも目立ち、枠順が明暗を分けることになるやもしれない。仮にメジャーエンブレムが中から外枠に入るようなら、さらに牝馬一冠目を獲得する確率はあがるだろうが、さて。

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