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2015年5月の7件の記事

2015.05.31

日本ダービー予想 2015

週中に出されていた雨予想の心配は消え、好天の良馬場に恵まれそうな第82回・日本ダービー。 皐月賞を終えたときはドゥラメンテの走りに衝撃を受けたが、勝ち方が鮮やかすぎただけダービーは死角が生まれるようにも思える。 皐月賞で1番人気を裏切ったサトノクラウンを狙ってみたい。前走は入れ込んで出遅れ、4角で不利を受けて6着に敗れた。 堀厩舎らしからぬ強すぎる調教が、サトノクラウンを精神的に追い詰めてしまったのではないか。持久力を発揮した弥生賞、瞬発力で差しきった東京スポーツ杯、決して3連勝はツキや相手に恵まれたわけではなく、クラシックで1番人気に支持されるだけの濃い内容があった。 中間、前回とは打って変わった「静」の調教は本来の姿を取り戻させたようで、減った馬体もきっちり戻してきた。昨今のダービーは圧倒的に内枠が良績を残しているが、ドゥラメンテ、リアルスティールが多少とはいえサトノクラウンより外枠を引いたことで、逆転の目も生まれてきたと感じる。当然、両馬がライバルになるが、内枠の利を得たサトノラーゼン、松田博師がラストダービーに送り込むレーヴミストラル、調子絶好ミュゼエイリアンらを穴としてあげておく。

◎サトノクラウン ○リアルスティール ▲ドゥラメンテ
△サトノラーゼン、レーヴミストラル、ミュゼエイリアン

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2015.05.27

オークス回顧 秋へ期待高まるルージュバック2着

ルージュバックが桜花賞に続いて1番人気を集めたオークス。 レース10日前まで外厩で調整され、十分な追い切り本数がこなせない中での出走だった。 2歳秋は百日草特別を圧勝したが阪神JFには向かわず、 年が明けて厳寒の京都、きさらぎ賞に参戦する異例のローテーションを組んできた。 ありていの表現をすれば、体調の維持が難しい馬なのだろう。 自ら望んだわけではなく、レース間隔を稼ぐための選択だった。 想定外のスローペースに惨敗を喫した桜花賞の後も、 調子、馬体重の回復が最大のミッションとなったはず。 結果、強い追い切りは掛けられなかったものの、走れる状態には整えられていた。 さすがノーザンファームと大竹厩舎ということではないか。 鞍上の戸崎は後方で為す術なく終わった桜花賞を省みて、 積極的な競馬をすることを決めていた。 最も悔やまれるのはレースに負けることではなく、 能力を出しきれずにゴールが来てしまうこと。 それほど折り合いに不安のない同馬なら、好位にポジショニングすることは 難しいことではない。

14番枠からスタートしたルージュバックは平均的なダッシュ。 ハナを取りに行ったノットフォーマルらを先に見ながら、 1コーナーでは馬群の外、6番手と想定通りの位置を確保した。 ルージュバックをマークするように、桜花賞2着クルミナル、3番人気 ミッキクイーンらが続いた。 隊列は落ち着き、1000メートル通過は61秒3。ゆったりした流れにも、 ルージュバックが口を割ることはない。一方、桜花賞馬レッツゴードンキは 終始、行きたがる素振りを見せていた。 3コーナーを過ぎて徐々にルージュバックが仕掛ける。 直線入り口では手綱は激しくしごかれ、ロングスパートが始まった。 坂を上がり残り200メートル。戸崎の叱咤に少し寄れながらも、内のローデッドらを 交わして先頭に躍り出る。ルージュバックを目標にしたクルミナル、ミッキークイーンが 脚を伸ばす。息が上がりながらもクルミナルを退けたが、 ゴール前、ミッキークイーンの差し脚に屈することになった。

後半5ハロンは11秒台が連なる持続力の問われるラップ。 王道の競馬をしたルージュバックには厳しい展開になった。 それでも八分のデキで、これだけの競馬ができたのだから大いに褒められて良い。堂々と正攻法でクラシックに挑んだ戸崎の手綱も見事なものだった。 夏を越し、古馬になるに従い、体質は強くなっていくはず。秋が楽しみだ。勝ったミッキークイーンは桜花賞を除外になり、忘れな草賞を快勝してのオークス。体調は万全。 上質のディープインパクト産駒らしい、瞬発力の良さを活かすことができた。 この馬もどんどん成長していくタイプだろう。 3着はクルミナル。馬体は10キロ減と心配されるところもあったが、 2400メートルを最後まで頑張った。 去年のハープスター、バウンスシャッセに続いてキャロットクラブの 2、3着である。クイーンズリングは後方待機も9着。距離適性に欠けたか。 キャットコインは12着。状態が戻りきらなかったようだ。

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2015.05.23

オークス予想 2015

桜花賞に続いて1番人気に支持されたルージュバック。 わずか10日前に外厩から美浦に戻り、最終追いきりは上がり重点と、常識からすれば不安は拭えない。ただ、東京でレコード勝ちしている能力の高さと、 凱旋門賞に登録した陣営の期待が取捨を迷わせる。 思い出すのは2009年のダービー。皐月賞で大敗したロジユニヴァースが 短期放牧で立て直され、減った馬体を回復させて優勝したケースだ。 今回、ルージュバックはロジユニヴァースほど重い負荷はかけられていないが、 追いきりを失敗し、関西への輸送で馬体維持に苦しんだ桜花賞より 状態は上にある。正直、8分のデキかもしれないが、 それでも牡馬をねじ伏せてきた絶対値とコース適性を鑑みて本命を打ちたい。 相手は桜花賞馬レッツゴードンキ。単穴に桜花賞で初めて土がついたクイーンズリング。 一発あればアンドリエッテか。

◎ルージュバック ◯レッツゴードンキ ▲クイーンズリング
△アンドリエッテ、ココロノアイ、クルミナル

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2015.05.17

ヴィクトリアマイル予想 2015

古馬牝馬の頂上決戦、ヴィクトリアマイル。メンバーやコースから早いペースにはならず、先行力を持ち、瞬発力に秀でた馬が勝つことになろう。本命は人気でもヌーヴォレコルト。3歳時はオークスでハープスターを下したものの、秋華賞、エリザベス女王杯はタイム差なしの2着に惜敗。しかし、4歳初戦の中山記念ではコース巧者のロゴタイプ、次走で香港で2着と好走するステファノスらを抑える完勝で、一線級牡馬にも勝るほど成長しているところを誇示した。外枠を気にする向きもあるが、牝馬相手のここは力が一枚も二枚も上。素直に評価したい。相手は末脚鋭いディアデラマドレ。前走のマイラーズCは上がり31秒台を繰り出し、ファンを驚かせた。広い府中コースなら思い切り脚を伸ばせよう。単穴には人気はまったくないがバウンスシャッセ。オークスではヌーヴォレコルトと接線を演じた経験もあり、府中替わりは気にならない。ただ、この馬は私の出資馬であり、多分に判官贔屓込みの印であることを告白しておく。

◎ヌーヴォレコルト ◯ディアデラマドレ ▲バウンスシャッセ
△レッドリヴェール、タガノエトワール、カフェブリリアント

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2015.05.09

NHKマイルC予想 2015

桜花賞、皐月賞と3歳G1は3戦3勝の無敗馬が人気を裏切る 結果が続いたが、今回こそは3度目の正直と行きたい。 牝馬、アルビアーノ◎。 年明けデビューながら、1、2、3月と1走ずつして3勝を積み上げた。 いずれもスピードの違いでハナに立つ逃げ切りで、 フラワーCもディアマイダーリンらを余裕で抑えこんでいる。 時計も申し分ない。普通なら桜花賞をめざしたくなるものだが、 使い詰めできたこと、馬体が減ったことからNHKマイルCに照準を合わせることになった。 その判断の是非は、しまい重点でも力強く追い切れた調教を見れば自ずと答えが出る。 府中マイル戦は実際の距離以上にスタミナが問われるコースだが、 すでに1800メートルで重賞を制しているアルビアーノにとっては不安はなく、 むしろ、多少は速く流れてくれたほうが折り合いの心配もなくなるだろう。 先週、残念ながらハープスターの引退が発表されたが、 アルビアーノが新たな女傑として、その座を引き継いでほしい。 相手は叩いて上昇見込めるミュゼスルタン、クラシック戦線で接戦を演じてきた クラリティスカイら。

◎アルビアーノ ◯ミュゼスルタン ▲クラリティスカイ
△アヴニールマルシェ、グランシルク、グァンチャーレ、ヤマカツエース

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2015.05.06

天皇賞春回顧 馬と騎手、気持ちを通じ合わせた勝利

四半世紀前、オグリキャップ、スーパークリークとともに 平成三強と呼ばれた一角にイナリワンがいた。 大井から中央入りして3勝をあげたが、 勝利はいずれも天皇賞春、宝塚記念、有馬記念とG1ばかりだった。 非常に激しい気性の馬だったが、騎手と息が合ったときの爆発力は凄まじいものがあった。 もちろん出自も経歴も異なるが、今年の天皇賞春、 横山典弘とゴールドシップの走りを見て、 ジョッキーが気持よく操ることの大切さを噛みしめることになった。 去年の春盾、ゴールドシップはゲート入りで興奮し、大暴れした。 真偽はわからないが、一説には誘導員に尻を強く押し込められたからだとも言われる。 結果は出遅れ7着大敗。 一方、なかなかゲートに寄りつかず、3分以上他馬を待たせてしまった今年。 無理に押しこむまれることも、長ムチを使われることもなく、 外枠発走にされることもなかった。最後は目隠しをされて入ったが、 気難しいゴールドシップにとって、無理強いされなかったのは実に幸運だった。 同厩ローブティサージュの事件も微妙に影響していたのかもしれない。

だが、ゲートは遅かった。最後方からの競馬。1000メートル通過は61秒4。 ゆったりとした流れを外から追走させると、 嫌々走っていたゴールドシップの気分が乗ってきた。 自然とポジションをあげると、向こう正面では横山典が馬を押して加速。 レースのラップが落ちたところで、一気に先頭集団まで取り付く。 瞬発力勝負になるのは避けなければならないから、 ここでマクっていった判断は至極正しい。さらに巧みな手綱だったのは、 逃げ馬に競りかけるようなことはせず、3コーナーから控えて脚を溜めたこと。 行ききってしまったら、スタミナ無尽蔵のゴールドシップもゴール前は垂れる。 尤も、こうしたコントロールが利いたのは、道中、気持ちに逆らわず、レースに集中力を向かわせることができたからなのだが。直線、粘りまくるカレンミロティックを目標にして 先頭に立ち、外からフェイムゲームの追撃を凌いだところがゴール板。 あまりに計算し尽くされたベテランの騎乗というしかない。 スタート前はゴールドシップからは走りたい気配は微塵も感じられなかったのだから。 ノリは本当に超一流のジョッキーだ。

2着はフェイムゲーム。ステイヤーが台頭する流れになったが有利に働いたが、 馬自身も良く力をつけている。11歳上の兄、バランスオブゲームの果たせなかった G1勝ちをどこかで掴んでほしい。3着カレンミロティックも先行勢が崩れるなか、 早め先頭で驚くほど粘った。ラストインパクトも距離不安がありながら、 大きく折り合いを欠くことなくレースができた。 宝塚記念は楽しみだ。1番人気、キズナは7着。 仕掛けどころの難しいタイプで、淀3200メートルは適性がない。 散水して馬場が重くなっていたのもマイナスだった。 ただ、骨折による能力減を感じるところはなく、 中距離以下に舞台が戻れば十分にチャンスがあると思う。 期待したサウンズオブアースは9着。 外枠から積極的な競馬を試みたが、スタミナが問われる展開は向かなかった。 3番人気アドマイヤデウスは折り合いつかなかった。 まったく勝負にならない。12着のウインバリアシオンは直線で失速。 ゴールしたものの左前脚の浅屈腱炎不全断裂で競争能力を喪失した。 種牡馬になることは難しいようだが、一命を取り留めたのは幸い。 これまでの健闘を労いたい。

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2015.05.02

天皇賞春予想 2015

この10年で1番人気はディープインパクト1頭しか優勝していない天皇賞春。 ステイヤーの衰退や、馬場の高速化が波乱を呼び起こしているのだろうが、 メジロマックイーン、スーパークリークら往年の名馬たちを思い返すと 寂しい気持ちになる。私の願いとしては大好きなキズナに勝ってほしいが、 今年、馬券は敢えて伏兵から買ってみよう。 生きの良い4歳馬、サウンズオブアース◎。 未勝利を勝ち上がるまでに4戦を要したが、 秋に力をつけて神戸新聞杯2着、菊花賞2着と階段を昇ってきた。 さらなる本格化を感じさせたのが久々だった日経賞。 終始、後方に待機するチグハグな手綱で、 直線でも進路が開かずに思うような競馬ができなかった。 それでもゴール前は矢のような伸び脚を披露し、 内からスムーズな競馬をした2着ウインバリアシオンと同タイム。 1着のアドマイヤデウスよりも内容は濃かった。 良い脚を長く使えるのが最大の武器。菊花賞でも証明済みだ。 新星誕生を期待したい。相手は敬意を表してキズナ、 続いてゴールドシップの実績馬。だが、牝馬2騎など穴っぽいところも狙ってみたい。

◎サウンズオブアース ○キズナ ▲ゴールドシップ
△アドマイヤデウス、デニムアンドルビー、フーラブライト、ラストインパクト、スズカデヴィアス

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