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2015年4月の6件の記事

2015.04.26

フローラS予想 2015

春のクラシック戦線も後半戦。 今週はオークストライアル、フローラSが行われる。 桜花賞組とは力の差が開いているのは否めないが、 それでも将来の楽しみな馬も目につく。 本命はハーツクライ産駒のディアマイダーリン。 未勝利を勝ち上がるまで時間を要する血統だが、 同馬は2歳秋に能力開花。500万下の赤松賞では 行き場を失いながら、ゴール前の一瞬の脚だけで アネモネSを勝つテンダリーヴォイスを差しきった。 休養明けとなったフラワーCでは、出遅れて道中でまくる強引な競馬で3着。 逃げ馬が勝ち切る展開でのもので、内容は桜花賞8着のアースライズより 遥かに濃いものだった。府中替りは大歓迎、 鞍上が横山典弘に戻るのも好材料。母系の豊富なスタミナから 距離延長はプラスに働く。 対抗はマキシムドパリ。今回で3戦連続1枠1番を引いたが、 前走は不利があっての2着。直線で強い牡馬相手に盛り返したつばき賞、 クイーンズリングの2着だった菜の花賞とも高い評価が与えられるレースだった。 単穴にナガラフラワー。前走は道悪で参考外で、 エルフィンSでクルミナルの2着だったのが実力。 内枠有利の東京2000メートルも、8枠の好走率は悪くない。

◎ディアマイダーリン ○マキシムドパリ ▲ナガラフラワー
△フロットアレー、シングウィズジョイ、バンゴール

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2015.04.22

皐月賞回顧 ”荒々しく” 馬群突き破るドゥラメンテ

3番人気のドゥラメンテが予想外の強さで優勝した皐月賞。 ドゥラメンテとは「荒々しく」という音楽用語だが、 馬名を体で表すレースぶりだった。 道中、最内後方を進んでいた同馬に、デムーロは4コーナーで思い切った進路を取る。 馬群がコーナーを回ろうとするところ、 ほぼ真っすぐ走らせて外へ持ちだそうとしたのだ。 フルゲートにならなかったが故に生まれた馬群の間隙を突いた判断。 だが、初めての右回りに、デムーロの想定していた以上に馬は大きく外へ膨らんだ。 ベルラップ、ダノンプラチナ、タガノエスプレッソの行く手を遮り、 同僚サトノクラウンにも影響を与えるほどの斜行となった。 それでもドゥラメンテは体勢を立て直すと矢のような伸び。 ラストは10秒台とも推測される差し脚で、 先に抜けだしていたリアルスティールを悠々と捕らえた。 力の違いを誇示するように、 ゴール前から早々とデムーロは拳をあげる余裕があった。 「裁決委員、スゴイ怒ってた」(レース後のインタビュー)のは当然だが。

前走の共同通信杯では中1週の強行軍に神経が昂ぶり、折り合いを欠いたドゥラメンテ。 トライアルを使わなかったように目標は皐月賞より ダービーという仕上げで、8分のデキで勝たれてしまった感じがある。 曾祖母ダイナカール、祖母エアグルーヴ、母アドマイヤグルーヴに続く 史上初の4代G1制覇の偉業。亡き母に捧げる勝利でもあった。 一方、デムーロは4コーナーでの騎乗について4日間の騎乗停止処分を受けた。 決して他馬を妨害する意図はなかっただろうが、 ほとんど降着なしの新ルールだからこそ取り得たリスクだったのではないか。 もし旧ルールなら内で馬群を抜け出すのにもがいていたか、 降着という結果もあり得たかもしれない。折しも前日、1位入線馬初の 降着があった。逃げた菱田がゴール前で並びかける武豊に 馬体をぶつけて妨害したもの。被害馬が必ず先着していたかは難しいケースだったが、 ゴール直前の出来事だったこと、菱田のラフプレーが目をつけられていたことで、 懲罰的なジャッジがくだされたと考える。逆にいうと、それほど事由がなければ 降着はないのだ。

2着リアルスティールは福永が満点の騎乗をした。前走で折り合いを欠きそうだったことから 下げるのではないかと見る向きがあったが、好枠を活かして積極的な正攻法で勝ちにいった。 それだけに勝ち馬との実力差も鮮明に突きつけられる結果であった。 3着キタサンブラックは番手の競馬でしぶとく粘った。 東京の2400メートルは厳しいだろうが、ペースを握る存在になるだろう。 4着はブライトエンブレム。 中山は合っていたが時計が早すぎたし、最内枠も競馬を難しくした。 不可解だったのは6着のサトノクラウン。 レース前から発汗はしていたが、走れない状態ではなかった。 出負けして後方にポジショニングを強いられたのは誤算。 その後も外、外を回らされ、4コーナーではドゥラメンテ斜行で気勢をそがれた。 この馬のベストは道中は先行して、直線で一瞬の脚を使って突き放すパターン。 血統的にはスピードの勝ったタイプだけに皐月賞狙いだったはずだが、 ダービーで何処まで巻き返せるか。ダノンプラチナは距離より、 状態が戻りきらなかったか。

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2015.04.18

皐月賞予想 2015

先週の桜花賞は思わぬ超スローペースに波乱の結果になったが、 それだけに皐月賞は緩いラップが刻まれることはないだろう。 中山2000メートルの皐月賞は向こう正面からペースが上がりやすく、 息の入らない流れになりやすい。 求められるのは瞬発力よりも持久力。 だから、先行して押し切るだけのスタミナある馬を狙うべきレースである。 3戦3勝、サトノクラウンを本命にする。 同距離の弥生賞は先行勢には厳しいペースになったが、 サトノクラウンは堂々と好位から追走し、追い込んでくる ブライトエンブレムを1馬身半、突き放した。 見た目以上に強い内容だった。逆に昨秋の東京スポーツ杯は完全に行き場を失いながら、 電光石火、一瞬の脚でクビ差勝った。相手が楽だったこともあるが、 総合能力が一枚上だということだろう。 鞍上はJRAジョッキーとなって初日に味噌をつけてしまったルメール。 騎乗停止で弥生賞は手綱を取ることはできなかった分、 何としても皐月賞は勝って関係者に恩返ししたいところだ。 姉は英スプリントG1馬で、ダービーよりは皐月賞に適性がある。 仕上げに抜かりなく、枠も申し分ない。 相手は競馬に注文はつくが、能力は一級品のリアルスティール。 単穴に展開が嵌ったときのキタサンブラックをあげる。

◎サトノクラウン ○リアルスティール ▲キタサンブラック
△ドゥラメンテ、ブライトエンブレム、ダノンプラチナ、タガノエスプレッソ

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2015.04.13

桜花賞回顧 まさかの超スローでレッツゴードンキ逃げ切り

かつて「魔の桜花賞ペース」という言葉が本当に存在していたのか、 信じられなくなるほどの超スローペースで決着した桜花賞。 1000メートル通過は62秒5。同じ日の午前、 まだ稍重までしか回復していなかったマイルの未勝利戦が 61秒3だから、いかに遅いラップだったのかが分かろう。 チューリップ賞ではガレた馬体を戻すのに精一杯で、 思うような調教が積めなかったレッツゴードンキ。 今回、仕上がりは万全で、その好調さはパドックでも目立っていた。 レッツゴードンキは好ダッシュ。少し抑えようとすると 口を割ろうとしたが、岩田は喧嘩するなら逃げたほうがいいとハナに立つ。 折り合いはついた。2番手のノットフォーマル、ムーンエクスプレスらは距離に不安があり、 馬を前に置いてスローに落としたいタイプ。 これらが馬群の重い蓋の役目を果たし、 レッツゴードンキの単騎逃げをアシストすることになった。 結果、上がり3ハロンの勝負、瞬発力に秀でたレッツゴードンキは 直線でも悠々と後続を引き離し、4馬身差の圧勝を飾った。

岩田の思い切った判断とは対照的だったのが、 他の有力馬のジョッキーたち。 断然人気のルージュバックは発馬良かったにも関わらずポジションを下げ、 さらにスローな流れに折り合いを欠きそうになると手綱を引いた。 道中は馬込みに揉まれ、4コーナーでは15番手まで後退。 直線では為す術なく9着に流れ込んだ。調教では併せ馬に失敗し、 輸送で馬体も減っていたが、走れない体つきではなかったと思う。 前走のきさらぎ賞では先行する競馬をしたのに、 まったく活かされるところがなかった。単勝1.6倍のプレッシャーゆえか、 消極的な内容だった。ライバルたちはルージュバックを囲むように マークしていたが、これも超スローペースを許した原因だ。 最後方から33秒2の脚で6着に追い込んだ アンドリエッテなどは、もったいない競馬になった。 2着クリミナル、3着コンテッサトゥーレはディープインパクト産駒。 切れ味を競う展開になって、馬券に絡むことができた。 4着クイーンズリングは地力あるところを見せた。

次の決戦は4ハロン伸びて東京2400メートルの優駿牝馬。 レッツゴードンキは気性的に長い距離は向かず、 陣営は樫かNHKマイルか次走を決めかねている。 オークスも速いペースにはならないだろうから、 折り合いがつけば悪くない選択肢のように思える。 ルージュバックは輸送のない関東のレースになるのはプラス。 一番強いパフォーマンスを披露したのは府中の百日草特別であり、 同じだけ走れれば今度こそ戴冠できるはず。 ただ、一度狂った歯車を戻すのは3歳牝馬にとって容易ではないのも事実だ。 桜花賞は各馬の能力検定たるレースにならなかっただけに、 10着のココロノアイまで含めて、オークスではグルグルと着順は入れ替わるのではないか。 トライアルはこれからだが、 忘れな草賞を快勝したミッキークイーン、 デイジー賞を勝ったディープジュエリーは面白い存在。 ルージュバック1強と見られていた牝馬戦線は混沌としてきた。

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2015.04.11

桜花賞予想 2015

無敗の3連勝馬が3頭、それに阪神JFからトライアルを経由してきた 有力馬が加わり、百花繚乱にも見える今年の桜花賞。 まず、予想は1倍台の単勝支持率を集めるルージュバックの取捨から始まる。 きさらぎ賞をステップにする異色のローテ。 牡馬を負かして無敗で桜花賞に臨んだ馬と言えば、 2003年に1番人気3着に敗れたアドマイヤグルーヴを思い浮かべる。 しかし、同馬は前走の若葉Sはハナ差の辛勝であり、 本番はほぼ最後方からの競馬を強いられていた。 ルージュバックは百日草特別、きさらぎ賞とも余裕を持って 連勝しており、降した牡馬から複数の重賞勝ち馬が出ている。 間隔を開けて狙いすました臨戦過程は、データ的に割り引く必要はなく、 素直に力を評価して良いのではなかろうか。 内すぎず、外すぎずの4枠8番。馬場も回復する見込みで、 阪神外回りならスムーズにトップスピードに加速できるだろう。 対抗はレッツゴードンキ。 前走のチューリップ賞は馬体を戻すのに手間取って、 思うような調教をすることができなかった。 そうしたなかハナを切って目標にされる展開で3着に踏みとどまったのは 評価したい。今回、仕上がりは万全で、◎が抜け出すのに苦労するようなら 逆転もあり得る。3番手にアンドリエッテ。 クイーンC、チューリップ賞とも末脚は目を見張るものがあった。 桜花賞は滅法走るディープインパクト産駒でもある。クイーンズリングは当日の 馬体重を見て馬券の軽重を決めたい。

◎ルージュバック ○レッツゴードンキ ▲アンドリエッテ
△クイーンズリング、ココロノアイ、クルミナル、コンテッサトゥーレ

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2015.04.05

ダービ卿CT予想 2015

1番人気もトップハンデも不振のダービ卿チャレンジトロフィー。 狙ってみたいのはキングヘイロー産駒のシャイニープリンス。 関東馬ながら中山芝コースに出走したのは去年、今年の 東風Sの2回だけだが、1戦2着1回と連対を外していない。 このコースは基本的に内枠が有利で、 3番枠を引いたシャイニープリンスは横山典弘がロスなくラチ沿いを好位から追走するだろう。 前走はクラリティシチーの急襲に半馬身差だけ屈したが、 今回はハンデ1キロ減。逆転できると考える。 日曜日の最終レース後、後藤浩輝騎手の追悼セレモニーが行われるが、 去年の東風Sで勝利を上げ、2月の東京新聞杯でも同馬の手綱を取っていた。 この重賞が故人への手向けになるのを願う。 対抗は上がり馬、モーリス。 前走は逃げ馬が残る流れを、最後方から直線だけでゴボウ抜き。 能力は高い。穴はマイネルメリエンダ。中山コースは得意で、 先行勢有利の展開になれば。

◎シャイニープリンス ○モーリス ▲マイネルメリエンダ
△エキストラエンド、クラリティシチー、プレイズアトレイル

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