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2014.06.10

安田記念回顧 世界一たるジャスタウェイの精神力

今年の安田記念はほとんどの出走馬が不良馬場に苦しめられた レースになった。勝ったのは圧倒的1番人気のジャスタウェイ。 直線、完全に抜けだしたグランプリボスを追い詰め、最後の最後でハナだけ差しきってしまったのだから、 世界ランキング1位の面目躍如である。 道中は馬群の中に閉じ込められ、直線は馬場のマシな外に持ち出すことができなかった。脚元を何度も取られても、やる気を失うことなく 走り続けるタフさ、身体能力もさることながら精神力も素晴らしい。 とはいえ、9センチの差は負けてもおかしくなかったわけだが、 そこは鞍上の柴田善臣の運の強さなのかもしれない。 オーナーの指名で願ってもないチャンスを得た今回、 負けていれば騎手としての評価は急落し、名誉を回復することは難しかったのではないか。 とかく、公務員騎乗と揶揄されるキャラクターだが、 47歳になっても一線で活躍できるのだから、他人にはない何かを持っているのだろう。 ジャスタウェイは宝塚記念は回避し、凱旋門賞に直行するという。

2着のグランプリボスには驚かされた。 骨折明けの一戦で状態も絶好調とは言い難いなか、この馬だけが不良馬場を味方につけた。 三浦の追い出しのタイミングも完璧だった。 柴田善と追い比べになり、三浦がエルボードロップする写真が話題になっているが、 もちろん故意のラフプレーではない。名勝負の中で生まれた一瞬のシーンであろう。 3着に内を突いたショウナンマイティ。ノメっていたが、力で馬券圏内を確保した。 3番人気のワールドエースは5着。 外を回したが良馬場で切れ味を発揮するタイプ、残念だった。 それでも入着して実力あることは証明できたので、改めて次走で期待したい。 2番人気ミッキーアイルは逃げて16着。古馬を相手にするには厳しい条件だった。 フィエロ、カレンブラックヒル、クラレント、グランデッツア、エキストラエンドなど、 馬場に殺された馬たちは必ず巻き返してくる。 ジャスタウェイがマイルG1に出てくるのは最後だっただろうから、 返す返すも良馬場で勝負させてあげたかった。

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