« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »

2014年6月の5件の記事

2014.06.12

今週の一口馬出走 2歳新馬

ラディーア 5/15(日)未勝利 松山弘平
オリエンタルダンス 5/15(日)新馬 岩崎翼

ラディーアは牝馬限定のダート1400メートル戦に矛先を向けてきた。 除外の可能性も高いということだが、 一本調子のタイプなので砂に活路を見出してくれれば。 今年の2歳世代、わが陣営の初戦はキングカメハメハの牝馬、オリエンタルダンス。 当初はもう1週後のマイル戦を予定していたものの、 「飼葉食いの状態を考慮し、1週繰り上げて」の出走。 若干、不安なところはあるコメントだ。ゲートも受かったし、 1度使ってみるということかもしれないが、1200メートル戦は合っているように思う。 メンバー次第だが、あっと言わせてほしい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.10

安田記念回顧 世界一たるジャスタウェイの精神力

今年の安田記念はほとんどの出走馬が不良馬場に苦しめられた レースになった。勝ったのは圧倒的1番人気のジャスタウェイ。 直線、完全に抜けだしたグランプリボスを追い詰め、最後の最後でハナだけ差しきってしまったのだから、 世界ランキング1位の面目躍如である。 道中は馬群の中に閉じ込められ、直線は馬場のマシな外に持ち出すことができなかった。脚元を何度も取られても、やる気を失うことなく 走り続けるタフさ、身体能力もさることながら精神力も素晴らしい。 とはいえ、9センチの差は負けてもおかしくなかったわけだが、 そこは鞍上の柴田善臣の運の強さなのかもしれない。 オーナーの指名で願ってもないチャンスを得た今回、 負けていれば騎手としての評価は急落し、名誉を回復することは難しかったのではないか。 とかく、公務員騎乗と揶揄されるキャラクターだが、 47歳になっても一線で活躍できるのだから、他人にはない何かを持っているのだろう。 ジャスタウェイは宝塚記念は回避し、凱旋門賞に直行するという。

2着のグランプリボスには驚かされた。 骨折明けの一戦で状態も絶好調とは言い難いなか、この馬だけが不良馬場を味方につけた。 三浦の追い出しのタイミングも完璧だった。 柴田善と追い比べになり、三浦がエルボードロップする写真が話題になっているが、 もちろん故意のラフプレーではない。名勝負の中で生まれた一瞬のシーンであろう。 3着に内を突いたショウナンマイティ。ノメっていたが、力で馬券圏内を確保した。 3番人気のワールドエースは5着。 外を回したが良馬場で切れ味を発揮するタイプ、残念だった。 それでも入着して実力あることは証明できたので、改めて次走で期待したい。 2番人気ミッキーアイルは逃げて16着。古馬を相手にするには厳しい条件だった。 フィエロ、カレンブラックヒル、クラレント、グランデッツア、エキストラエンドなど、 馬場に殺された馬たちは必ず巻き返してくる。 ジャスタウェイがマイルG1に出てくるのは最後だっただろうから、 返す返すも良馬場で勝負させてあげたかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.08

安田記念予想 2014

あいにくの長雨にたたられた安田記念。 土曜の競馬では、馬群は荒れている5頭分ほどの内を避け、 4コーナーで大きく外を回す光景が見られた。 予報では日曜も強い雨が降り続くということで、 脚質や重の巧拙がレースに大きく影響しそうだ。 だが、それでもジャスタウェイの軸は動かないとみる。 何が馬を変えたのか分からないが、 天皇賞秋からの3戦は圧巻。前走のドバイデューティフリーでは 楽々と後続に1秒以上の差をつけて、 ワールド・サラブレッド・ランキング1位の勲章を得た。 道悪がダメなタイプではなく、直線の長い府中であれば 力は出し切れるだろう。急遽、代打に指名された柴田善臣も、 今回ばかりは意気に感じているはずだ。対抗はグランデッツア。 長らく低迷していたが、前走では驚異的なレコードで見事な復活を遂げた。 重馬場のスプリングSでディープブリランテに完勝した実績もあり、 展開を味方にすれば逆転の目も生まれるか。 単穴にワールドエース。大外を引いた分、評価は下げざるを得ないが、 ダービー1番人気の素質馬がようやくレースに乗ってきた。 連下は内枠を中心に取りたい。

◎ジャスタウェイ ○グランデッツア ▲ワールドエース
△グロリアスデイズ、カレンブラックヒル、エキストラエンド、フィエロ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.06

先週の一口馬結果 ダービー10着

アペルトゥーラ 5/31(土) 東京・未勝利 2着
ワールドインパクト 6/1(日)東京・日本ダービー 10着

アペルトゥーラは2ヶ月ぶりの実戦。 二桁着順が続いていたが、デビュー戦で3着した府中に戻って巻き返した。 内から抜けたときには勝ったと思ったが、 デビュー初戦のシルク馬に差し切られてしまった。 ノーザンファーム天栄、見事な仕上げである。 アペルトゥーラは順調に使うことさえできれば、次は勝ち上がれるはず。 ワールドインパクトはレース後、熱中症の症状が見られたそうだが、 大事に至らず、秋に向けて放牧に出された。 今春はクラシックすべてに出資馬が参戦してくれ、本当に楽しめた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2014.06.03

日本ダービー回顧 王道をゆくワンアンドオンリー制覇

1990年のツルマルミマタオー以来、20頭の管理馬を日本ダービーに送り込んできた橋口 弘次郎調教師。ダンスインザダーク、ハーツクライ、リーチザクラウン、ローズキングダムで2着4回という悔しさを味わいつつ、遂にワンアンドオンリーで悲願を成就させた。 内が有利な馬場状態で1枠2番は実に幸運な枠だった。逃げ馬・ウインフルブルームの回避でペースは速くならないことが明らかな状況で、横山典弘はこれまでとは打って変わって積極的に好位を取った。エキマエの引っ張るラップは1000メートル59秒6だったが、離れた2番手以下はスローペース。やはり先行した皐月賞馬イスラボニータを前に見る展開は、この時点で八割方、勝敗は決したとしても過言ではなかろう。皇太子殿下が来場されることが発表になると、2月23日の誕生日がワンアンドオンリー、横山典、前田幸治オーナーと同じであると、サイン派はこぞって喧伝していたが、その通りの結果になった。レース後、殿下は「世の中にはそういうこともあるんですね」と話されたというが、皇室馬券だけは直球勝負であると噛み締めさせられた(半ば冗談でなく)。

レース後、パドックで行われたイベントで、司会の細江純子が心から嬉しそうに横山典を祝福している様子を見て、今月のキャロットクラブの会報を思い出した。 そこには細江のコラムが掲載されていた。「ダービーというレースだけは、1頭の馬に携わる人々の道のりが強く問われるもの」 「誰しもが納得のいく勝者であってほしい」と、ダービーでの乗り替わりに疑問を呈す内容が綴られていた。 ダービーをイメージして築き上げられた人馬の呼吸こそ「一瞬の判断を要する 最高峰の戦いにおいて、何より重要」だとする細江。 引き合いに出したのは去年の本番直前、コディーノの鞍上が横山典からウィリアムズにスイッチした出来事だ。 ライバル・キズナの武豊は以下のように述べたと言う。

「その報道を耳にした時、感じていた脅威がスッと引いたように思えました。 それはどちらの騎手が上手いとか合っているかということではなく、 ダービーを勝つためにどんなことをしたらいいかというものがあるから。 それはスタートからゴールまでの間だけではなく、 スタートするまでにやっておくべきこともある。 だからデビュー戦からずっとダービーを目指して乗ってきた、 横山典弘騎手が鞍上にいないことで、気持ちがラクになった」 (ECLIPSE 2014/6)

”乗り替わりでは勝てない”ジンクスは今年も継続したわけだが、ステップに関してもジョッキーに関してもワンアンドオンリーが歩んだのはダービー制覇の王道だった。昨秋の東京スポーツ杯から弥生賞、皐月賞と横山典は同馬に”競馬”を教えてきた。 弥生賞からダービーまでは、着順に関わらず騎乗してくれるよう陣営は依頼していたという。 馬の能力や適性を把握していたからこそ思い切った脚質転換が可能だったし、前半でかかりそうになったときに最小限のロスで折り合いをつけることができた。 つまり、最高の騎乗を為し得たのは乗り替わりがなかったからであり、何かピースが欠けていたらダービー馬の称号はイスラボニータが手にしていたかもしれない。横山典もロジユニヴァースの勝利とはまた違った、 晴れ晴れとした気持ちを持っただろう。決して去年の恨みがましさなど、おくびにも出さないのが良いところなのだが。

2着イスラボニータの蛯名、来年はぜひ勝ってもらいたい。3着の松岡マイネルフロストは馬場と展開を最大限、味方につけた。 毎日杯はレベルが高かった。4着は菱田タガノグランパの好走も予想外だったが、松田博師の仕上げには恐れ入る。 5着に2番人気トゥザワールド。先行すると思われたが、 躊躇した隙に他馬に前へ入られて後方からの競馬になってしまった。府中2400は向かない血統なのかもしれないが、川田の騎乗に積極さが見られなかった。ハープスターショックを引きずっているのだろうか。 愛馬ワールドインパクトは10着。内へ入ろうとして脚を使ったし、追い込みにかけられる馬場状態にはなかった。とは言え、直線の手応えを見れば、 上位馬とは力の差があったことは認めざるをえない。 紅一点レッドリヴェールは12着。小柄な馬体がマイナス8キロ、 牡馬相手には厳しい状態だった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年5月 | トップページ | 2014年7月 »