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2014.05.07

天皇賞春回顧 キズナ弾けず、今年も1番人気敗れる

今年も1番人気が消えた天皇賞春。 スターホースとなる実力を備えていると信じたキズナだったが、 直線、期待したように”弾ける”ことはできなかった。 サトノノブレスらがつくったペースは、ほぼ前後半がフラット。 適度に引き締まった流れになった。キズナは後方2番手を追走。 最後方は出遅れたゴールドシップだから、 武豊は大阪杯と同じく殿一気に賭けることを決めていたように思う。 結果的にはメンバー中、最速の上がりで追い込んできたものの、 先に抜けた勝ち馬らを捕らえることができず、さらには格下のホッコーブレーヴとの 差し比べにも負けてしまった。有利にレースを運んだとはいえ、 フェノーメノやウインバリアシオンを一枚も二枚も上回るギヤがなかったことは認めざるをえない。 距離に敗因を求めるのはシンプルだが、期待していた分、落胆も大きい。 父ディープインパクトの幻影を追いかけすぎたのかもしれないが、 キズナファンとしては宝塚記念での捲土重来を望みたい。

勝ったフェノーメノは春の盾を連覇。 日経賞は調教が強すぎたのか、馬体を減らして本調子を欠いていた。 その反省を活かして本番はプラス体重で出走し、 デキは好調時に戻っていた。蛯名もロスなく立ち回り、皐月賞と同様に燻し銀らしい 手綱さばきを見せてくれた。地味な馬だが、ステイヤーとしての資質は過去の名馬と遜色ない。 ウインバリアシオンは直前でシュタルケが落馬し、武幸四郎に乗り代わって2着。 主戦の岩田が騎乗停止になり、陣営はシュタルケに依頼。 先約のあったバンデが除外になればシュタルケ、ならなければ武幸というプランだったが、 除外になったためウインバリアシオンにはシュタルケが乗ることになった。 それが思わぬ偶然で騎乗機会が転がり込んできたわけだが、 武幸はしっかりとチャンスをモノにした。ホッコーブレーヴが3着で日経賞組が上位独占する格好となった。馬券データ的には「3番人気か4番人気を軸」にして「上位人気と穴馬を組み合わせる3連複、3連単」 を買え、というセオリーが今年も継続したわけだ。

2番人気ゴールドシップは7着。 枠入りの際、エキサイトして草食動物のものとは思えない雄叫びをあげていた。 係員に尻を叩かれて怒ったという話もあるが、真偽の程は分からない。 いずれにしても、先行するはずが出遅れてしまい、 自分の競馬をすることができなかった。 入線後、鞍上のウィリアムズが下馬し、すわ故障かと心配したが、 骨に異常はなく予定通り宝塚記念へ向かうことが発表された。 順調にメンバーが揃えば、グランプリは天皇賞春組とジャスタウェイやワールドエースが 対決する構図になり、ラインナップには非常に楽しみな顔ぶれが並ぶ。 そう考えると、キズナショックも多少和らぐものだ。

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コメント

キズナは距離よりも骨折が影響したのかもしれないですね。ゴールドシップの方がウィリアムズ下馬したので深刻な事態かと思い見ていましたが、骨に異常はなかったのが幸いでした。
しかしフェノーメノはどうにも地味なので私は買いづらいのですが、書かれている通りステイヤーとしての資質は超がつく一級品なのでしょうね。

投稿: 名無し | 2014.05.07 16:13

>名無しさま
キズナの骨折は残念です。レース中の影響は馬自身にしか分かりませんが、早い復帰を祈りたいです。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2014.05.13 02:23

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