« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »

2013年4月の8件の記事

2013.04.28

天皇賞春予想 2013

過去10年、1番人気で連対したのはディープインパクトだけ。 かつて石より硬いと言われた天皇賞春は大きく様変わりした。 しかし、今年の1番人気ゴールドシップは菊花賞、 有馬記念を制し、古馬初戦となった阪神大賞典も快勝してきた 超G1級の名馬。母の父、メジロマックイーンの血を受け継いで、 3200メートルの長丁場も不安はない。 ライバルたちは粘りこみを狙って早めのスパートを仕掛けてくると思うが、 スタミナ勝負になるほどゴールドシップに有利に働くだろう。 ディープ以来、1番人気の快勝劇になると考える。 相手はフェノーメノを取り上げないわけにはいかないが、 配当的な妙味を鑑みて穴馬の割り込みを期待したい。 過去のデータから穴をあけやすい1、2枠、 祖父ブライアンズタイムの血脈を伝えたいムスカテールなどが候補か。

◎ゴールドシップ ○フェノーメノ ▲トーセンラー
△ムスカテール、ジャガーメイル、アドマイヤラクティ、デスペラード

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2013.04.22

カミノタサハラ屈腱炎 G1週の高速馬場をどう考える?

弥生賞を勝ち、ダービーでも有力候補の1頭と目されていたカミノタサハラがクラシック戦線を離脱した。 今月14日、皐月賞で4着と好走した同馬だったが、 16日に脚元の異常が発覚。検査の結果、左前浅屈腱炎と分かり、全治1年の診断がくだされた。管理する国枝師は 「レコード決着になった高速馬場が影響したかどうかは分からないが、非常に残念」 (報知)と語った。 また京成杯優勝馬で皐月賞は12着に敗れたフェイムゲームも、 左前橈骨遠位端骨折を発症。こちらは全治6ヶ月。 宗像師によればレース中に負った可能性が高いとのことだ。 1分58秒0というコースレコードで決着した今年の皐月賞。 有力馬の故障が相次いだことで、速いタイムが出る硬い馬場がケガを生じさせたのではないかとの声も聞こえてくる。 しかし、故障と馬場の直接的な因果関係は明らかではない。どう考えればいいのか。

もともと中山最終週に行われる皐月賞は雨に祟られやすい季節も相まって、荒れた馬場になりやすい。過去10年、1分58秒台が計時されたのは2度だけであり(09年アンライバルド・04年ダイワメジャー)、ゴールドシップやヴィクトワールピサが優勝した近年も2分1秒前後が記録されている。いかに馬場の良いところに進路を確保できるかが、勝負の分かれ目となってきた。そのため、皐月賞は展開による紛れが多いことや悪い馬場を走る負担を嫌って、毎年のように出走権を持ちながら敢えてパスする陣営が現れるほどだ。かたやJRAとしては芝刈りや整地作業をして、少しでも”良い馬場”をつくりたいと願うのは自然なこと。では、今年はどれだけ高速馬場だったのだろうか。 1200メートル戦で比べると、前週の古馬オープン戦は1分9秒8。 対して、同じように先行馬が勝利した皐月賞当日の1000万クラスは1分8秒6だった。 スプリント戦で2つ下のクラスでも1秒以上速かったわけだ。

JRAの統計によれば、高速馬場だからといって故障発生率が高くなるデータはないそうだ。むしろ「硬かったり軟らかかったり、また凹凸があったりした場合に、競走馬の肢は競走馬自身の予想とは違う動きをしてしまう。これがもっとも事故につながりやすい」 (競走馬の科学)のだと言う。 また、骨折は芝が剥がれた跡に脚をとられるなど突発的なアクシデントとして起こり得るが、屈腱炎は些か性格が異なる。調教やレースで蓄積した「腱の疲労」がピークに達し、ある衝撃が引き金となって発症する。 カミノタサハラも100%健康だった状態から、高速馬場を走ったことで突然、屈腱炎になったわけではない。こうしたことを踏まえれば、JRAはレコード決着させたくて馬場を硬くしているわけではなく、平らで硬さを一定にしたほうが安全性が増すと判断して整備をしていることが知れよう。 とはいえ、硬い馬場がまったく競走馬に悪影響を及ぼさないかというと、そうではない。カミノタサハラの故障にショックを受けた蛯名正義はこう指摘する。

芝を刈った影響なのかよく分からないが、乗っていてすごく馬場が硬い印象だった。 これは今に始まったことじゃないけど、GⅠウィークに馬場を”造り込む”ってのはどうなんだろうね? 速い時計が出ることによって馬にダメージは残るし、事前にレースを予想するマスコミやファンにとっても親切じゃないと思うんだけど。馬場を奇麗に保つことはもちろん大切だが、 必要以上に手を加えるってのも考えものだと思う。(東京スポーツ 4/19)

確かに、もし同じようにフラットな馬場がふたつあると仮定して、ひとつは硬い馬場、もう一つは柔らかい馬場なら後者のほうがリスクは少なかろう。硬さがまったく馬に影響がないなら、コンクリートの上を走らせれば良いわけだから。 だが、馬場整備は自然を相手にしているようなもの。現実は机上の論とは程遠い。整地を疎かにすればケガをするリスクが増える。 一方、硬い馬場をつくれば重い疲労など他の要因が発生するやもしれない。その塩梅は計算式で出せるものではない。 ジレンマのなかで経験を重ね、データを収集し、ジョッキーなど関係者の意見に耳を傾けながら試行錯誤していくしかないのだろう。私たちファンも直情的にJRAの馬場づくりを非難したり、逆に高速馬場を不安視する見方を切り捨てるような拙速さは避けなければならない。いずれにしても、馬場というのは永遠の課題である。

| | コメント (5) | トラックバック (1)

2013.04.21

マイラーズC予想 2013

実績上位のカレンブラックヒルはフェブラリーS のブービー負けから巻き返しを図る一戦。 だが、目標はまだ先、慎重にならざるをえない惨敗後の調整、 慣れない58キロなど克服すべき課題は多い。 普通に走ればあっさりだろうが、 付け入る隙があるなら今回という気がする。 本命はグランプリボス。去年、同じ舞台で行われた マイルCSは1番人気2着。 前哨戦のスワンSも制しているように京都の水は合っている。 鉄砲に良績がないのは確かだが、調教からは十分に動ける態勢があると判断する。 相手はカレンブラックヒルになるが、京都金杯を勝ってから 入念に乗り込まれてきたダノンシャークを単穴に推す。 鞍上はデムーロ弟、嵌れば一発ある。

◎グランプリボス ○カレンブラックヒル ▲ダノンシャーク
△クラレント、ファイナルフォーム、シルポート

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.04.16

皐月賞回顧 レコード勝ちロゴタイプは”インテリジェント”

1分58秒0はコースレコード。 ロゴタイプがこれほどまで強いとは正直、考えていなかった。 朝日杯では7番人気の低評価。このレースは番手先行で押し切ったため、 父ローエングリンの印象も相まってマイラーだという見方が大勢を占めていたはず。 私自身、2000メートルの皐月賞でハイペースの厳しい流れになれば、 ゴール前でライバルたちに差されるのではないかと予想していたが、 最後まで脚色が鈍ることはなかった。まったく脱帽である。 前後半、ほぼ同じラップを刻んでの勝利は自らの力で栄冠を獲得した証左だろう。 この馬の強さを実感した2つのポイントがある。 ひとつはスタートしてコディーノと接触したものの、動じずに折り合ったメンタル。 もう一つは3角すぎ、外からカミノタサハラに蓋をされそうになったとき、騎手の指示に応えてスッと先に出て進路を確保した反応の良さ。 レース後、ミルコ・デムーロが「インテリジェント」とロゴタイプを形容していたのは、 こうした点を踏まえてのものだと思う。

父ローエングリンはドバイWCやジャパンカップを制したシングスピールの産駒。 サドラーズウェルズに遡る父系はスタミナに不安はない。 ローエングリンはマイルでの活躍が目立っていたが、 これは気性面に配慮しての結果だったのだろう。 3歳時には宝塚記念に挑戦して3着に好走していた実績もある。 母系もローズSなどを勝ったスターバレリーナを祖母に持つ。 次走、2ハロンの距離延長はマイナスにはならないはずだ。 馬の能力もさることながら、感嘆させられたのがミルコの手綱さばき。道中は7、8番手、中団のインコースでじっと脚を溜め、 コディーノが相手ではないと判断するや、 絶妙のタイミングでゴーサインを出す。ゆえに直線では馬場中ほどに進路をとることができた。 ダービーではクリスチャン・デムーロに鞍上がスイッチするが、鮮やかだった桜花賞が頭をよぎる。この兄弟、空恐ろしい。

2着エピファネイアは懸念されていた折り合いに苦労した。 スタートして間もなくハミを噛み、2コーナーすぎまで落ち着きを欠いてしまった。 G1を勝てるポテンシャルがあることははっきりしているが、 距離が伸びるダービーでも課題は折り合いになる。福永は去年のワールドエースに続く皐月賞2着だが、次走はエピファネイアをどう操るか、騎手として技量を問われる試練になる。 消極的なレースをしていては、再び外国人ジョッキーの軍門に降るしかない。 3着にコディーノ。こちらも接触して引っかかった。 現時点ではマイルのほうがレースがしやすいようで、 こうなると東スポ杯から1ハロン短い朝日杯を使ったことが遠因ではないかと悔いてしまう。正直、ダービーで勝ち馬を逆転するシーンは思い描きにくい。4着カミノタサハラ。良く走っているし、ダービーに適性はあると思うが、弥生賞、皐月賞と目一杯の走らせた体調の維持が着目点になる。

タマモベストプレイも掲示板に載る健闘。 これまでと一転、後方から差す競馬になったが、能力があるところを示した。マズルファイヤーも後手を踏んだが、よく差してきて7着。 秋になれば、もっと馬は良くなるだろう。メイケイペガスターはシンガリ一気で9着。 この馬も折り合いに難があるが、ダービーでも嵌れば一発があるやもしれない。 期待したフェイムゲームは流れについていけず12着。 硬い高速馬場に対応できなかった。 直線ではレッドルーラーと接触する場面もあったが、タフな競馬に耐えれるだけの体力が身についていなかったということ。今のところダービーはロゴタイプ、エピファネイアの皐月賞上位組に、京都新聞杯を経由するキズナがどこまで迫れるか、という構図か。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013.04.14

皐月賞予想 2013

スプリングSまで3連勝中のロゴタイプ、ラジオNIKKEI杯を制したエピファネイア、東スポ杯勝ちも惜敗続くコディーノ、強豪を弥生賞で一蹴したカミノタサハラ。 単勝10倍以下の人気を集める4強による混戦というのが今年の皐月賞の下馬評だ。 だが、どの馬も高い素質があるのは認めつつ、他馬より抜きん出た決め手を感じられない。ならば、4強以外から馬券は狙ってみたい。思い切って16番フェイムゲーム◎。未勝利、京成杯と中山2000メートルは2戦2勝と相性が良い。何より両レースとも着差以上の完勝だった。 前走のスプリングSは立遅れ、外々を回らされ、ロゴタイプが押し切る流れを後方から追い込む展開。4角では前が詰まるシーンもあった。それでも直線ではメンバー中最速の34秒6の上がりを繰り出して4着。脚を余しての負けだったが、本番を見据えた一叩きのレースだったことを考えれば上出来である。北村宏も今回は2度目の手綱、スタートは良くないだろうがレースは流れてくれるはず。 外差しに賭けたい。相手は4強も、3着付けを買うなら手広くいきたい。

◎フェイムゲーム ○エピファネイア ▲コディーノ
△ロゴタイプ、カミノタサハラ、コパノリチャード、インパラトール

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2013.04.11

桜花賞回顧 デムーロ兄弟、ディープ産駒のワンツー

レース前は武兄弟のワンツーがあるかと注目されていた桜花賞。 終わってみれば、よもやのデムーロ兄弟のワンツーであり、 2頭しか出走していないディープインパクト産駒のワンツーだった。 心配されていた雨は朝にはあがり、馬場は湿り気が多いとはいえ良まで回復した。 スローペースだったチューリップ賞から一転、 桜花賞は前半34秒8の淀みない流れとなった。 ペースを握ると思われた1番人気クロフネサプライズは番手に抑えて、じっくりと外々を追走。しかし、道中は行きたがる素振りを見せ、4角では早め先頭に立つ。トライアルのように脚を溜めることはできず、 直線で伸びを欠く結果になってしまった。 勝ったアユサンは道中9番手にポジショニング。 ペースを読みきった代打・デムーロ弟の好プレーだった。 4角でも馬場の良い中ほどをまわり、 追い込んできたレッドオーヴァルに体を併せられると、 二の脚を使って差し返した。ゴールではクビ差先着、桜の女王に輝いた。

アユサンはチューリップ賞3着。その後、体調が急上昇していたことは伝えられていたが、 右回りに難があるのではないかと言われていて、 乗り慣れた丸山元気が落馬負傷で騎乗できなくなったのは痛手と見られていた。 それだけにテン乗りで完璧な競馬をして、 優勝に導いたジョッキーの才能には驚くしかない。弱冠二十歳である。 レッドオーヴァルは普通なら勝っていたレース。 前走で減っていた馬体もプラスで、走れる状態に仕上っていた。 乾き始めた馬場はディープ産駒が強いと、ある予想家が推していたそうだが、 今回の結果を眺めれば首肯するしかあるまい。 この2頭はオークスでも当然、中心になるだろう。 3着はゴールデンジャックの遺児、プリンセスジャック。 道中は動かず、勝負が決してから追い込んできた。 6着のサンブルエミューズも最後方から直線一気だったが、 2頭ともダイワメジャー産駒だ。 クロフネサプライズは4着と力は示したが、このペースでかかるようではオークスは不安が残る。

愛馬ローブティサージュは5着。ファンの評価は厳しく、8番人気までオッズが下がっていた。 マイナス12キロとデビュー以来、最低体重だったが、 ほどよく気合が乗って一叩きされた効果は目に見て感じられた。 ゲートは好発、無理に下げることなく7番手での競馬。勝馬はその後ろにいた。 惜しかったのは4角。下がってきた先行馬に前が詰まり、追い出しが遅れてしまった。 さらにアユサンが馬場の良い外に手綱を向けたのに対し、 ローブティサージュは内を選択するしかなかった。 もしアユサンの進路へ先に入ることができたら着順も変わっていたはずだが、 それができなかったのを含めての負け。とはいえ、内を通った馬では唯一の掲示板。 新馬戦は1800メートルだったように、ゆったりした距離が合っている馬だから オークスでの前進に期待したい。馬体維持できなかったトーセンソレイユは出負けも響いて7着。 体質強化が課題になる。メイショウマンボは伸びを欠いて10着。 タフな馬場でのマイル戦には対応できなかった。 逃げたサマリーズはシンガリ負けだったが、この馬がピリッとしたレースをつくった。 ダート替りか距離短縮で狙ってみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.04.07

桜花賞予想 2013

今年の桜花賞、前日の降雨で馬場は湿ったまま。風も強く、精神力の強さが求められるレースになるのではないか。 これまでの牝馬戦線で最もインパクトあるレースだと感じられたのは、年明けの紅梅S。 大外を回したレッドオーヴァルが重馬場をものともせず、 後にフィリーズレビューを制すメイショウマンボらを楽に突き放して快勝したのだった。 外枠有利の傾向、2番人気が好成績をあげているデータ、 恐らくトライアルのようにスローにはならない展開、 レッドオーヴァルには追い風になる。 しかし、素直に本命を打てない理由が私にはある。 一口馬、ローブティサージュの存在だ。 チューリップ賞の敗因は仕上がり途上とレース展開にあり、 叩いて、強めの調教を課した今回は明らかに馬が変わっている。 レッドオーヴァルとは前走で人気を分けあい、ともに凡走した間柄。 だが、ライバルが単勝5倍台の支持を集めているのに比べ、 ローブティサージュは前売り6番人気の16倍。阪神JFで終わった馬と見くびられた現れだが、オッズほど実力が離れているとは思わない。親バカと言われても、もう一度、信じてみたい。 時計がかかるのは好材料、他の馬にはマイナスとなる内枠も壁がほしいローブティサージュにとっては歓迎。 初めて申し込んだ口取りも当選したので、阪神競馬場で声援を送るつもりだ。

◎ローブティサージュ ○レッドオーヴァル ▲クロフネサプライズ
△トーセンソレイユ、コレクターアイテム、アユサン、メイショウマンボ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2013.04.03

桜花賞展望2013 空前の乱桜を制する牝馬は!?

過去10年、1、2番人気が揃って連を外した桜花賞は 2008年だけ。この年は12番人気レジネッタが勝ち、15番人気エフティマイアが2着して馬連でも19万円の高配当が飛び出す大波乱になった。今年の桜花賞も大混戦とみる向きが強い。有力馬が次々と前哨戦で敗れ、核となる女傑が存在していないからだ。 そうした中でも最有力と目されるのがクロフネサプライズ。 ハイペースの阪神JFを2番手追走して2着、 まんまとマイペースに持ち込んだチューリップ賞では後続に3馬身半つけて完勝した。前走は展開に恵まれたのは否定しないが、それでも勝ち時計は優秀で評価は下がらない。 本番で1番人気に推されたチューリップ賞勝ち馬はブエナビスタ、 ウオッカ、アドマイヤキッスといずれも連対している。 クロフネ×トニービンの配合はカレンチャンと同じ。 ハナに拘るタイプでもなく、最も死角がない候補と言えるだろう。

クロフネサプライズに次ぐ人気を集めるのはトーセンソレイユか。ディープインパクトの半妹という超良血のネオユニヴァース産駒だ。 キャリア2戦目に選んだエルフィンSは1ハロンの距離短縮も影響してか、番手で先行した初戦と違って後方4番手からの競馬。 スローペースで勝負圏外かと思われた。 ところが、直線では馬群をさばき末脚を伸ばして一気の差し切り。 池江師をして「化け物」と言わしめた。不安はキャリアの浅さより、420キロしかない小柄な馬体の細化。 エルフィンSの後、馬体を維持するためトライアルをパスせざるを得なかった。 もともと陣営はオークスに照準を合わせている節もあり、 十分のデキには仕上げて来ないかもしれない。それでも兄のように抜きでた実力があれば桜も”飛ぶ”可能性は多分にあるのだが。 ちなみにキャリア3戦での桜花賞制覇となれば、1980年のハギノトップレディ以来、33年ぶり3頭目の快挙になる。

チューリップ賞上位組では2着ウインプリメーラ、 3着アユサンとも印が薄そうなだけに食指が伸びる。 ウインプリメーラは3週連続重賞勝ち馬を送り出しているステイゴールドの産駒。 どんなレースでも大崩れせず、 先行馬が残る流れなら複勝圏の一角に食い込むシーンもあるか。 アユサンは出負けした阪神JFを除いては【1110】の成績。 近年は栗東留学の選択肢ができたためか、桜花賞で美浦所属の活躍も目立つ。 関東馬ではアネモネSまで無敗の3連勝中のクラウンロゼが血統的な話題(ロサード×ヒアシアケボノ)もあって注目されているが、 魅力はアユサンのほうに感じる。 フィリーズレビュー組は過去10年でラインクラフト、レジネッタの2頭しか連対馬を出していない。 今年の勝ち馬はメイショウマンボ。 スズカマンボの仔ということで距離延長を歓迎する評価もあるが、 前走の差し脚は”切れすぎ”の面もあった。 京都マイルで勝ち鞍はあるとはいえ、 最も能力を発揮できるのは1400メートルのようにみえる。

去年、2歳戦が行われていた時期には牝馬クラシックを独占すると言われていた須貝厩舎。今年の乱桜の原因はその有力馬の予想外の不振にある。 2歳女王ローブティサージュはチューリップ賞で9着と惨敗。 アルテミスSを勝ち、阪神JF1番人気だったコレクターアイテムもクイーンCで見せ場なく敗退した。だが、どちらも前走は不完全燃焼。 とりわけローブティサージュは調教も軽く、あくまで一叩きの感が強かった。 ここぞというところで仕上げてくるのが須貝流だけに、巻き返してほしい願望はある(同馬の一口出資者としても)。 阪神JFのように内で脚を溜めて持続力勝負になるのが理想だが、 コースの内は荒れ気味。かといって、大きく外に振られるようなレースも厳しい。 秋山も悩むはずだ。おそらくオークスのほうが競馬はしやすい。 同じくチューリップ賞を人気で負けたレッドオーヴァルはデビュー戦と比べて20キロ減。馬体の回復が鍵だが、道悪の紅梅賞でメイショウマンボを3馬身ちぎっており、週間予報通りに雨に降られるようなら一気に浮上してくる。 もう1頭、大穴としてプリンセスジャックにも注意しておきたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2013年3月 | トップページ | 2013年5月 »