« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »

2012年12月の5件の記事

2012.12.31

2012年を振り返る 来年もご贔屓に

2012年も暮れようとしている。 とりわけ、今年後半はブログの更新も滞りがちで、せっかく訪れていただいている読者の方々には申し訳ない限り。結局、有馬記念の回顧記事も書けずである。1年を振り返れば、牡馬クラシックはゴールドシップが皐月賞、菊花賞を制し、有馬記念も勝ってG1を3勝する快挙。日高の小さな牧場からスターホースが誕生したことは喜ばしい。オルフェーヴルに続いて、ステイゴールド×メジロマックイーンの配合がこれほどの名馬を輩出したことで、血統論は帰納的に最強馬のつくり方を探ることを迫られるかもしれない。一方、ゴールドシップを凌ぐ実績で年度代表馬をとりそうなのがジェンティルドンナ。牝馬三冠に加えて、オルフェーヴルを降してジャパンカップを制覇。岩田のラフプレーは決して誉められるものではないと私は考えるが、新たな降着ルールの適用をめぐって来年も議論が起きそうだ。古馬はオルフェーヴルにつきる。春の逸走、惨敗、復活から凱旋門賞の惜敗。勝利を完全に手中に収めたと思われた瞬間の斜行とは返す返すも残念だった。

個人的には馬券こそ散々な結果だったものの、一口ライフではシルクホースクラブで出資しているローブティサージュが阪神JFで優勝。15年も続けてきて初めてのオープン勝ちがG1という、恥ずかしくも嬉しい経験をさせてもらった。この世代、ホワイトフリートがダート2勝、ラッキーチケットが未勝利3着して楽しませてくれている。デビュー前のダブルウォー、エキサイトゲーム、ユニバーサルキングもようやく入厩してきて、来月、再来月のデビューをめざしている。これまで私の一口馬は未勝利でケツを回ってくることがほとんどだったから、多少の運は向いてきたのかなと感じている。さて、来年。相変わらず毎週、馬券を買うことは間違いないだろう。ただ馬券よりは、一口馬の活躍、特にローブティサージュのクラシック挑戦に待ち焦がれるのかなと思う。ブログの更新ペースは相変わらずの気まぐれかもしれないが、ご贔屓いただければと願っている。良いお年を!

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2012.12.22

有馬記念予想 2012

6つのコーナーを回る有馬記念はG1では稀にみるトリッキーなコース。そのため、外枠からスタートする馬はロスの大きなコース取りを余儀なくされ、枠順が結果を左右するファクターになることが多い。また、3歳、4歳馬が圧倒的に良績を残しているのも特徴だ。有馬記念は世代交代のレースでもある。今年、条件に合致するのが3歳馬、3番枠を引いたスカイディグニティ。つい半年前に未勝利を勝ち上がったばかりだが、セントライト記念を2着して臨んだ菊花賞では ゴールドシップと互角の競馬。同じように捲りながらスピードをあげ、 最後まで食い下がった内容は評価できるものだった。当初は年明けからだった始動予定を早めて、有馬記念への参戦を決めたのは調子が良いからに他ならない。スミヨンがどのようなポジショニングをするのかは分からないが、最短距離を進みつつ、存分なスタミナを活かしてスパートしてくれると信じたい。ブライアンズタイム×ノーザンテーストの配合は一昔前の感があるが、成長力、安定感という点において曇りはない。対抗は二冠馬ゴールドシップ。今年の漢字「金」を持つ同馬と、スカイ「ツリー」ディグニティのワンツーなら世相馬券も完成しよう。単穴にダークシャドウ。天皇賞秋、ジャパンカップは不完全燃焼。ようやく絞れた今回はあっと言わせるかもしれない。出遅れがネックのルーラーシップが差なく続く。

◎スカイディグニティ ○ゴールドシップ ▲ダークシャドウ
△ルーラーシップ、エイシンフラッシュ、トゥザグローリー

| | コメント (1) | トラックバック (0)

2012.12.12

阪神JF回顧 新生シルクのローブティサージュ優勝す

日曜日、仕事で外出中。遅い昼食を取ろうとファストフード店に入り、ワンセグを競馬中継に合わせた。初めて一口馬がGⅠに参戦する。小さな画面を食い入るように見つめた。ローブティサージュ。1枠1番が嫌われたのだろうか、ビッグレースから遠ざかっているシルクホースクラブの勝負服が強く見えないのか、同馬は5番人気。最内枠は包まれるリスクは高いが、巧く操れば最短コースを抜けられる。今年、大きな飛躍を遂げた秋山真一郎は、前日の朝日CCも流れるような手綱さばきで大混戦のハンデキャップレースを制していた。 ローブティサージュは社台グループと提携を大幅強化した新世代の1頭。総額1500万円、一口3万円という募集価格は、ゴムマリのような馬体を見れば、あまりにリーズナブルなお買い得馬。近親にはヴィクトワールピサ、アサクサデンエンなど活躍馬が並ぶ。ノーザンファームからのご祝儀、新生シルクの広告塔を担うはず。去年、私は迷うことなく、この馬に出資することを決めたのだった。

ローブティサージュは多くのウォーエンブレム産駒がそうであるように、激しい気性を持つ。それは精神的な脆さであると同時に、勝負根性の源でもある。新馬戦で馬体をぶつけられながら、逆にスイッチが入ったように脚を伸ばしたのには驚かされた。心配は折り合いを欠くこと。最終追いきりでも、その気が垣間見られた。秋山は引っかかるのをおそれて、ソロっと後ろから行くのではないかと考えていた。しかし、秋山は好スタートを切るや、積極的に押し上げて中団にポジショニングをとった。インが伸びる馬場状態から秋山は内を突くこうと狙っていた。そのためにはある程度、前へ行く必要があった。レースはハイペース。速い流れに乗ったローブティサージュは、スムーズな競馬で4コーナーに差し掛かる。あとは進路が開くかどうか。直線、先にいたクロフネサプライズの外にスペースが生まれた。秋山は一呼吸置いて、馬を追い出した。 外ローブ、中クロフネ、内レッドセシリアの激しい叩き合い。ゴール板ではローブティサージュがクビ差、抜け出していた。

この15年余、たくさんの馬に出資してきたが、オープンを勝った経験すらなかった。 多くの馬が未勝利で掲示板に乗ることすら叶わず、何度もクラブ会員を やめようとか思ったものだ。収支は気が遠くなる赤字。長い間、私は素人に馬体が分かるはずもないと、血統表を眺めて漫然と出資していた。 だが、去年、一念発起。馬体の見方を学んでみようと考えた。肩の角度、胸やトモの厚さ、 飛節の角度、繋ぎの立ち具合、管囲‥。立ち写真を凝視し、DVDで動きを何度も見直した。この世代、例年より多い6頭を買ったが、阪神JFと同じ日、そこからホワイトフリートが2勝目をあげてオープン入りを果たしてくれた。馬が見れるようになったなどトンデモナイ勘違いをするつもりはない。それでも、多少の努力が幸運を引き寄せてくれたことは素直に嬉しい。一方、ノーザンファームが”当たり”を出血大サービスで混ぜてくれたのも明らかだ。シルク2歳には今週の朝日杯に出るフラムドグロワールのほか、ラストインパクト、インプロヴァイズ、クラウディオス、ラトーナなどの素質馬が勝ち上がっている。

外回りコースになって以降、阪神JFは大出世レースである。ウオッカ、ブエナビスタ、アパパネ、トールポピーらは3歳以降もGⅠタイトルを積み上げた。クラシックやその先につながるレースが阪神JFだ。とはいえ、専門家の間ではローブティサージュの評価は高くはない。ロスなく立ちまわった秋山の好騎乗が、十二分に能力を引き出したのは認めざるをえない。柏木集保も「どうも食い足りない」(netkeiba)と端的に表現している。デビュー以来、馬体を減らしてきたローブティサージュは一息入れて 桜花賞、オークスをめざすことになる。ウォーエンブレム産駒は成長力に疑問符がつけられることもあるが、どれだけ春までパワーアップできるかによって、「名馬」の階段を駆け上がれるか決まる。 一出資者には冷静に判断する目はないが、夢が大きく広がったのは間違いない。秋山騎手、須貝厩舎のスタッフには心から感謝申し上げたい。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2012.12.08

阪神JF予想 2012

2歳女王を決める阪神ジュベナイルフィリーズ。このレース、ずっと以前から本命馬を決めていた。秋山が手綱をとるローブティサージュ◎。正直に明かせば、論理より感情。シルクホースクラブで私が出資する一口馬なのだ。15年、クラブ会員を続けてきて恥ずかしながらGⅠ初出走である。入厩当初は何度もゲート試験を落ちたものの、栗東から札幌へ輸送。すぐに新馬戦に出走する強行軍も、小回りコースを物ともせずに差しきり勝ち。馬体がぶつかっても怯まず伸びたのには驚かされた。一頓挫あって札幌2歳Sは回避したが、ひさびさのファンタジーSは連対を確保した。もともと1800メートルでデビューしたように、距離はあったほうが良い馬。マイルのアルテミスSの方が2戦目には適しているように思えたが、輸送減りを懸念してファンタジーSをチョイスした。忙しい1400メートル、先行馬有利の流れだったことを考えると、着差は大きくとも勝ち馬との力量差はそれほどなかったとみる。気性の激しいウォーエンブレム産駒は、脆さと勝負強さが裏表に同居している。今回も秋山はそろっと出して後ろから行くだろう。馬体の細化も気になるし、最内枠でスムーズな競馬ができないリスクも考えられるが、前売りでは伏兵扱いの5番人気。マークが緩い分、自由な競馬をさせてもらえるのではないか。相手は同厩舎のコレクターアイテム。栗東滞在中のサンブルエミューズが単穴。

◎ローブティサージュ ○コレクターアイテム ▲サンブルエミューズ
△プリンセスジャック、サウンドリアーナ、アユサン、カラフルブラッサム

| | コメント (7) | トラックバック (0)

2012.12.02

ジャパンカップダート予想 2012

2008年から阪神に舞台を移して行われているジャパンカップダート。インターナショナルとは名ばかりで今年も外国馬の参戦はないが、絶対的な王者もなく混戦が予想されている。 本命は目下6連勝中のローマンレジェンド。ダートに転向してからの成績は【8100】と、ほぼ完璧な成績を残している。前走のみやこSでは、直線で行き場がなくなる大きな不利がありながら、進路を見つけると矢のような伸びで差しきった。実力はG1級と捉えるべきだろう。データ的にも良績ある4歳馬。主戦の岩田が騎乗停止のため乗り替わりとなる。手綱を取るデムーロはダート戦の数字が良くないのは気がかりだが、天皇賞秋で見せた藤原英厩舎との相性の良さを信じたい。対抗はニホンピロアワーズ。地味な鞍上のためか人気はないが、前走は◎と僅差。酒井もオーナーの恩に報いたいだろう。単穴にイジゲン。このレースでは劣勢の関東馬も、スタートさえ互角なら大駆けがある。去年2着のワンダーアキュートも差はない。

◎ローマンレジェンド ○ニホンピロアワーズ ▲イジゲン
△ワンダーアキュート、トゥザグローリー、エスポワールシチー、トランセンド

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2012年11月 | トップページ | 2013年1月 »