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2011年7月の8件の記事

2011.07.30

小倉記念予想 2011

夏の名物ハンデ戦、小倉記念。 今年は開幕週に行われるとあって、先行力ある馬に注意しなくてはならないかもしれない。 本命は57.5キロのトップハンデもコスモファントムを推す。 すでに中山金杯の勝ちを含め、重賞で5連対している実力馬。 小倉では去年12月の中日新聞杯でトゥザグローリーの2着に逃げ粘っている。 前走、着外だった七夕賞は休養明けと流れが向かなかったのが敗因で、 むしろ、ハンデが据え置きになった分だけ得したと捉えることもできる。 ここは順当な勝利を期待したい。 対抗は七夕賞で鮮やかな脚を繰り出した牝馬、イタリアンレッド。 ハンデは3キロ増えたが、小倉コースとの相性は良く軽視できない。 単穴には武豊ナリタクリスタル。走ったり凡走したり、ムラのある馬だが 内枠の利を生かせれば。

◎コスモファントム ○イタリアンレッド ▲ナリタクリスタル
△サンライズマックス、サンライズベガ、アドマイヤメジャー

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2011.07.24

函館記念予想 2011

トップハンデは【1009】と不振、中心は5歳、4歳馬という函館記念。 本命は武豊の操るミッキーペトラに打つ。 前走の青函Sでは休養明けながらハナを守って押し切り勝ち。 もともと弥生賞で連対するなど秘めていた能力を 函館の洋芝で発揮することとなった。 過去10年、条件戦から挑戦した馬は連対したことがないのが 不安なデータだが、天皇賞春をはじめG1で戦っていたのだから 格負けはしないはず。相手は洋芝の鬼、マイネルスターリーだろうが、 軽ハンデ52キロの牝馬、コロンパスサークルに一発気配がある。

◎ミッキーペトラ ○マイネルスターリー ▲コロンパスサークル
△メイショウクオリア、キングトップガン、ダイワジャンヌ、エドノヤマト

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2011.07.23

「競馬ブログ オケラセラ」が単行本となって発売!

ついに「競馬ブログ オケラセラ」が単行本として出版されました! 去年、縁あって書籍化の話をもらい、仕事の合間を見て少しずつ書き進めてきました。ウェブで反響の大きかった記事からテーマを厳選し、新たな事実を加えながら考察を深めて改稿。 競馬の深層に迫る240ページに仕上げたつもりです。 1章は馬主の物語、2章は騎手・調教師、3章は競馬界の少しディープな話、 4章は主要GⅠの予想に役立つデータ分析など馬券について記しています。 昨今、競馬がつまらなくなってきていると指摘する声が聞かれますが、 本を読み終わった方々が、以前より競馬がいっそう面白く感じてもらえるようになったらと願っています。

税込1470円ですm(__)m。発行部数は多くないのでお早めに

単なる一ブロガーがこうして本を世に送り出せたのは、 一重に「オケラセラ」を叱咤激励して育ててくれた読者あってのもの。 ただただ感謝です。また、本文では多くのブログやサイトからの引用もさせてもらっています。 本来ならお一人ずつご報告差し上げるべきところ、 ここにて御礼申し上げることをお許しください。拙著 「競馬が100倍面白くなる!」は全国の書店で競馬コーナーに足を運んでいただく か、 Amazonや版元のサイトなどネットを通じて購入していただけます。 とある大手書店では柏木集保氏の著作と拙著が隣り合って販売されており、 痛く恐縮してしまいました(^_^;)。 どうか読者の方々に手にとっていただき、応援してもらえれば幸いです。

>>Amazonから購入
>>出版元ベストブックから
>>丸善&ジュンク堂から
>>紀伊國屋書店から

なんと柏木先生の隣に!◆PART1 馬主たちの物語/近藤利一/社台グループ/ 岡田繁幸/関口房朗/西山茂行/堀絋一/小田切有一/森中蕃/ ◆PART2 ターフに賭ける人生/武豊/藤田伸二 /福永祐一/後藤浩輝/大江原圭/松田博資・松田国英/小島茂之/ ◆PART3 ちょっとディープな話/裁決制度崩壊/ジョッキーからの宣戦布告/八百長騒動/格差社会/オグリキャップ再来/ハルウララ/メジロ牧場 /東日本大震災/◆PART4 勝てば楽しさ倍増/GⅠ仕分けノート

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2011.07.18

後藤由之師が勇退 「調教師」はつまらなくなったか?

先週、管理馬のバイラオーラをアイビスサマーダッシュに出走させて 10着だった後藤由之師。このレースをラストランに厩舎を解散することになった。 後藤師は58歳。まだ定年まで10年以上の月日を余しての勇退だ。 通算267勝、トウカイポイントのマイルCSをはじめ重賞10勝をマークしている 調教師の引退は競馬サークルに波紋を呼んでいる。 昨今、成績不振に陥った美浦の調教師が定年前に”勇退”するケースが 増えているが、後藤師は決して厩舎経営に行き詰まったわけではない。 昨年はトウカイメロディでオープン特別を連勝するなど13勝をあげていた。 ならば、なぜ勇退の道を選んだのか? 後藤師はその理由として 「自分の居場所がなくなったということかな。調教師という仕事が理想像とは違ってきた」 と述べ、「馬主さんやファンがより魅力的に感じられる競馬に戻ってほしい」 (デイリースポーツ)と現状への不満を語っている。

一昔前、調教師と言えば競馬界で最も力を持った存在だった。 馬主は調教師が牧場で仕入れた馬を頭を下げて買い受け、 言われるがままに飼葉代を払っていたものだ。しかし、折からの不況で馬主は激減し、 護送船団方式で手厚く守られてきた厩舎制度にも競争原理が持ち込まれる。 厩舎は馬房数の3倍まで預託契約が結べるようになり、 いかに効率よく多数の管理馬を集めて、馬房を回転させることができるかが求められるようになった。 個人馬主が減少し、社台グループの寡占化は進行するなか、 今や調教師は大牧場やクラブとコネクションをつくるのが最大の仕事だ。 美浦や栗東の近隣にはトレセンを凌ぐ育成施設が林立し、 直前までそこで仕上げられた馬が厩舎に入ってレースに出て、 すぐに帰ってくるというパターンが常道になっている。 実質的な外厩制度が出現し、調教師の存在意義そのものが揺らいでいるのだ。

後藤師の言う「調教師という仕事の理想像」が具体的に何を思い描いているのかは 分からないが、「馬を育てる」ことよりも「レースのコーディネーター」 としての比重が大きくなっていることを憂いているのは想像に難くない。 帰厩して10日かそこらで出走してまた放牧に出されるなら、 「本当の調教師」は誰なのか、調教師自身も疑問に思って当然だろう。 トップトレーナー・藤澤和雄師は開業したとき 「私が調教師になったのは、自分が好きなようにやってみたい気持ちが強かったからだ。 /私は調教師としてやってみたいことがたくさんあるから、この仕事を選んだ」 (競走馬私論)と周囲に宣言したそうだ。 そして、実際に自分の信じる方法で馬を育て、次々と大きなレースを手中に収めた。 これこそが調教師の醍醐味だろう。もし後藤師が嘆くように仕事の魅力が失われているのならば、 厩舎の経営難と相俟って調教師のモチベーションは今後も下がっていくのかもしれない。

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2011.07.16

アイビスサマーダッシュ予想 2011

「外枠」「牝馬」が有利とされるアイビスSD。 7歳以上馬は複勝圏に入ったことすらなく、関東所属の牡馬は2着止まりで勝ったことがない。 本命は関西の5歳牝馬、セブンシークィーン。 近走は準オープンでも二桁大敗が目立っていたが、前々走の 駿風Sでは直線1000メートルの舞台が合ったのか、好位から楽に抜けだして快勝。 同条件の前走は渋った馬場に持ち味を消されて着外に敗れたが、 良馬場なら巻き返しがある。相手はセブンシークィーンより外枠に入った5歳馬、 ストロングポイントとエーブダッチマン。3着馬は大いに紛れがあるので手広く。 サラブレッドは馬場の真ん中をまっすぐ走ることは苦手だが、 頼れるラチがあれば安心して加速できる。今年もラチを上手く利用した馬が勝つだろう。

◎セブンシークィーン ○ストロングポイント ▲エーブダッチマン
△アポロフェニックス、ジェイケイセラヴィ、シャウトライン、エーシンヴァーゴウ

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2011.07.10

七夕賞予想 2011

一度は未勝利すら勝ち上がることができず、園田へ転出を余儀なく させられたタッチミーノット。 昨春に中央へ再入厩してからダンスインザダーク産駒らしい成長力で 前進し、今年2月にオープン入り。格上挑戦した 大阪杯では天皇賞を制すヒルノダムールにコンマ2秒差と、 レコード決着のレースで大健闘した。 強敵は皐月賞馬・キャプテントゥーレになろうが、 今回のハンデ差は3.5キロ。極端な前残りの競馬にならなければ、 ゴール前では接戦に持ち込めるはずだ。単穴に良血マゼラン。 前走は展開に恵まれたとはいえ、休み明けで快勝した。本格化の兆し。

◎タッチミーノット ○キャプテントゥーレ ▲マゼラン
△アニメイトバイオ、オペラブラーボ、ダンツホウテイ、イタリアンレッド

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2011.07.09

豪で提訴 サラブレッドの人工授精は認められるか?

オーストラリアで8月末から始まる サラブレッドの人工授精を求める裁判が話題になっている。 ご存知のように世界中、競走馬の生産は自然交配が義務付けられていて、 人工授精で誕生したサラブレッドは登録を認められていない。 しかし、オーストラリアの生産者は人工授精が広く普及した現代に このルールはそぐわないと提訴したという。

シドニー競馬クラブの元会長であるマッキュー氏は豪州連邦裁判所への訴状で、 自然交配の義務付けは「取引の制限」に当たり法的強制力はないと主張している。 人工授精が許可されれば牡馬・牝馬双方の馬主にとってコスト削減となる、と訴状のなかで述べた 。交配のための輸送が必要なくなるからだ。「自然交配には輸送費、放牧料、手数料などがかかる 。また、牝馬の輸送は障害のリスクを増大させる」 (Sankei.biz「人工授精裁判 競馬の歴史変える」より)

人工授精を行うメリットはコスト面だけでなく、 1度の射精液で多数の牝馬を受精させることが可能なため 種牡馬の身体的負担を減らすことができるほか、受胎率の向上、感染病の予防などが期待される。 一方、国際血統書委員会は故意やミスによる親子関係の取り違えが起きたり、 人気種牡馬に血が偏ることで近親交配が加速することをあげて、 人工授精は認められないとしてきた。ただ、DNA鑑定の精度が非常にあがった現在では親子関係の証明は簡易にできる。また獣医学の進歩して1頭の種牡馬が 200頭以上に種付けする現状を鑑みると、すでに血の偏頗は生まれていると言えよう。 頭数制限を行うのであれば、人工授精でも同じはず。 裁判で被告側のオーストラリア競馬公社がどのような論理構成をして 反駁するのか、注目したい。

個人的には自然交配を義務付ける最大の理由は別にあると感じる。 競馬は人々のロマン、言い換えれば物語(フィクション)によって動かされている。 通常、映画を観るとき、私たちがスクリーンの外の世界についてアレコレ考えないのと同じように、競馬を楽しむときも箱庭の世界であることを忘れている。だが、人工授精が認められれば 冷凍保存された精子を使って亡くなったノーザンダンサーやサンデーサイレンスの産駒を誕生させることもできてしまう。 仮にルールで死亡した種牡馬の精子を使用禁止にしたとしても、 実際は手近な方法で数百年の血のドラマなど覆えすことができるのだという事実が意識に働きかけてくる。「この映画は嘘だ、インチキだ、現実を見ろ」「サンデーの精子とダリアの卵子を受精させれば最強馬をつくるなど簡単だ」と耳元で囁かれるようなものだ。メタレベルにある舞台装置を露にしてしまう興ざめな行為、 それが人工授精なのだと思うが、いかがだろうか?

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2011.07.03

ラジオNIKKEI賞予想 2011

06年からハンデ戦になったラジオNIKKEI賞。 今年は中山で行われるが、例年の傾向が続けば1番人気、56キロ以上の 重ハンデ馬は分が良くない。6番人気以下の好走も目立つことから、 敢えて注目の集まっていない馬を狙ってみたい。 ディープインパクト産駒のターゲットマシン。弥生賞、プリンシパルSと二桁大敗して 評価を落としたが、もともとは新馬、特別を連勝してクラシック候補の 一角に推された馬。前2走の敗因は気性難で、一息入れた今回、 リフレッシュして競馬に向かう気持ちが戻っていれば十分に勝負になる。 ハンデも手頃な54キロだ。先行有利の中山1800メートルも合うはず。

◎ターゲットマシン ○カフナ ▲ショウナンパルフェ
△マイネルラクリマ、プランスデトワール、フレールジャック

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