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2011.02.16

共同通信杯回顧 クラシック戦線はさらに”混沌”

ラジオNIKKEI杯を勝ったダノンバラードが1番人気を集め、それにホープフルS組が挑む形となった共同通信杯。牡馬クラシックの行方を見通す一戦として見ていたが、その結果はますます”混沌”を深めるものになったのではなかろうか。レースはディープサウンドが果敢にハナを奪うも、 1000メートル通過は61秒6のスローペースに落としこむ。そのため、残り600メートルから一気にペースアップする上がり勝負に。直線、前にいたユニバーサルバンクとディープサウンドの叩き合いになったところ、内を突いてナカヤマナイトが坂上で一気に交わし去った。ナカヤマナイトはホープフルS2着。折り合いをつけて瞬発力を引き出し、且つロスのない内を突いた柴田善のパーフェクトな騎乗ぶりは素晴らしい。左回りも向いているよう。勝ち馬をホープフルSで下したベルシャザールは出遅れて外を回るチグハグな内容。持久力を活かすタイプなだけに展開も向かなかった。それでもコンマ3秒差に踏みとどまったことで、戦前から指摘されていたホープフルS組のレベルの高さは証明できた。但し、現時点では世代で抜けた力があるわけではないことも明らかになったが。良血サトノオーも着外と適距離はもっと短いようだった。

ダノンバラードはまさかの9着敗退。外から差す競馬では勝負にならない馬場だったとしても、まったく伸びる気配がなかったのはいただけない。気性のムラが激しいのだろうか。とは言え、地方馬ダブルオーセブンが追い込んで5着まで押し上げたことを踏まえると実に物足りない。ラジオNIKKEI杯組は上位のコティリオン、ウインバリアシオンらも期待はずれのレースが続いており、レベルに疑問符をつけざるを得ないのではないか。ユニバーサルバンクは若駒Sの2着馬。こちらは理想の展開で実力を出し切った。ナカヤマナイトに負けたのは運がなかっただけで、柴田善を誉めるしかない。若駒Sではクビ差まで食い下がったが、勝ったリベルタスは調子を落としていた。それを考えると、ユニバーサルバンクの共同通信杯での好走は、朝日杯組の評価を高めることになったのかもしれない。朝日杯で連対したグランプリボスとリアルインパクトはマイラー色が濃いだけに、リベルタス、サダムパテック、リフトザウイングスが弥生賞やスプリングSで強い競馬を見せてくれれば、自ずと皐月賞、ダービーでも優位になろう。いずれにしても、クラシックはカオスな状態が続く。新星登場もあるだろうか。

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