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2011年2月の9件の記事

2011.02.27

阪急杯予想 2011

5年前から1400メートル戦に条件変更された阪急杯。1番人気、2番人気とも1連対ずつしかしておらず、信頼性は高くない。開幕週の阪神は内が伸びる馬場で、ロスないコース取りで先手を奪った馬が押し切るケースが多い。内回りで行われる阪急杯も、先行勢から狙ってみたい。本命は高松宮記念2着の実績もあるビービーガルダン。去年の阪急杯では1番人気だった。被せられると良くないタイプで不振が続いているが、休養明けのここはチャンスがあればハナに行こうかという積極策を陣営は考えているようだ。今回のメンバーには何が何でもハナに立ちたい馬はなく、ひさしぶりに気持よく競馬ができるかもしれない。初めて手綱を任されたリスボリには先入観のない騎乗を期待したい。相手は成長力あるガルポ、昨年の覇者ワンカラットらになるだろう。

◎ビービーガルダン ○ガルポ ▲ワンカラット
△フラガラッハ、サワノパンサー、コスモセンサー、サンカルロ

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2011.02.26

活動停止? 海外遠征支援の”Team Japan Keiba”

「世界でも類を見ない程、熱烈な応援をする日本の競馬ファンのエネルギーを、もっと海外遠征に活かせないか?」「その過程で、ファンに新しい競馬の楽しみ方を提供できないか?」(日本馬の海外遠征支援サイト Team Japan Keiba

海外遠征する日本馬の情報をウェブで発信するとともに、ホースマンへのサポートを行おうと設立された「Team Japan Keiba(TJK)」。調教師らの協力を得て、出入国時の様子から現地でレースに挑むまで細かな情報をリアルタイムで更新し、情報提供を行なってきた。例えば去年、ドバイ遠征したウオッカの場合はマクトゥームチャレンジで敗れた後、アイルランドに無事に渡るまでを動画つきでリポート。一般メディアに勝る速報性と詳細さからファンの強い支持を集めてた。ところが、去年秋、エスポワールシチーが参戦したBCクラシックのレース写真を最後にサイトの更新が停まってしまった。組織が解散してしまったのか? 再開の予定はあるのか? 一切サイトで説明はなされておらず状況は不明のままだ。実はこれに先立つ凱旋門賞、TJKは「ヴィクトワールピサの馬服にファンのメッセージや名前を入れる権利」を一口2000円で募る新たな試みを企画。馬服のデジタル写真は後日、協賛者のもとへ送られることになっていた。しかし、10月3日の凱旋門賞が終わってもTJKからは何の音沙汰もなく、11月になってサイトに告知文が掲載された。

【お詫び】 ヴィクトワールピサ凱旋門賞企画につきまして
デジタル遠征サポート証明書の発行が遅れております事、深くお詫び申し上げます。今週中にはお届けできるよう準備を進めておりますので、今しばらくお待ちください。何卒、よろしくお願いいたします。

各スポーツ紙でも取り上げられたこの企画、協賛金は関係者の遠征費用にあてられるということで、私も賛同して一口申し込んでいた。現在もデジタル写真は送られてきていないが、それを目的に出資したわけではないので特に気にもとめていなかった。ただ、TJKの活動が停止してしまうことは残念に思っていた。そして今週、中山記念に出走するヴィクトワールピサの名を見て久しぶりにサイトを覗いたところ、「ご報告が遅れました事、深くお詫び申し上げます。皆様より78口(163,800円)のご賛同を頂き、ヴィクトワールピサ号の遠征チームに帯同した大里氏の遠征サポート資金の一部を拠出する事ができました」と、そっと企画ページに書き加えられているのを見つけた。ウェブを検索すると、暮れにデジタル写真をきちんと受け取ったファンもいたようだ。今年もドバイにはヴィクトワールピサやブエナビスタなど日本馬が挑戦する。願わくばTJKに活動再開してほしいが、放置状態のサイトからは難しいかもしれない。休止の理由は皆目見当がつかないが、ぜひ活動をどこかの団体が継いでくれることを期待したい。

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2011.02.23

フェブラリーS回顧 トランセンドがマイペース逃げ完勝

これほど事前の予想と結果が違えていると、馬券で大損しても清々しいというものだ。トランセンドが鮮やかな逃げ切り勝ちを収めたフェブラリーS。私は逃げ、先行勢が崩れ、外の差し馬に利があるという見立てだった。1番人気のトランセンド、3番人気のフリオーソとも前へ行きたいタイプで、これをライバルたちがマークすれば厳しい展開になるだろうと考えたからだ。しかし、実際はフリオーソが芝スタートを苦にして後方からの競馬を強いられると、トランセンドが明確に先手を主張し、他馬を控えさせる隊列に。そのため前半600メートルは35秒7と、例年と比べるとかなり落ち着いた流れになった。トランセンドがマイペースでラップを刻んだのとは対照的に、中団で折り合いたかった2番人気のセイクリムズンは前半から口を割って自滅。最悪の競馬になってしまった。トランセンドは直線でも脚色衰えることなく1着でゴール。体調不良など不振に陥っていた鞍上の藤田は、この週はトランセンドの1鞍に賭けており、この気迫が勝利を呼び込んだと言える。トランセンドに競ることは男・藤田に喧嘩を売ることとイコールなのだから、好き好んで絡んでいくジョッキーはいない。

パドックではトランセンドは肩の出が悪く、踏み込みも浅いように見えた。決して良く見せる馬ではないのだろうが、絶好調とは言えないデキで勝ったのだから、地力の高さや恐れ入る。ただハナを叩かれると脆い弱点があり、エスポワールシチー、スマートファルコンとの対戦ではどのような競馬をするのか、今後の注目点である。2着には猛然と追い込んできたフリオーソ。こんな脚があるのかと、驚いたファンも多かったはず。スタートで大きく出遅れたが、焦ることなく後方から勝負をかけることを決めたデムーロの好プレーだ。最も、芝スタートでなければ勝ち馬に際どいところまで迫れていたはずで、こちらもトランセンドとの再戦に期待がかかる。3着はハイレベル4歳世代、池江郎厩舎のラストG1となったバーディバーディ。直線では一瞬、一気に交わしさるかに思える場面もあったが、最後に脚があがった。今後の成長が楽しみになる一戦だった。ダノンカモンやマチカネニホンバレは現時点での力を出し切っての4、5着。芝から転戦してきたライブコンサートは7着と、予想外に頑張った。

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2011.02.20

フェブラリーS予想 2011

引込み線からスタートする東京マイル戦は、長く芝を走れる外枠が有利と言われる。中山開催だった03年を除くフェブラリーSの直近9頭の勝ち馬のうち、去年のエスポワールシチー以外の8頭は9番枠より外に入っていた。厳しいダートG1ともなれば、プレッシャーをかけられるアドバンテージが増すのもあるのだろう。また、フェブラリーS必ず上位3番人気のいずれかが連対しており、軸は人気馬から選ぶのがセオリーだ。ならば、本命は14番枠を引いたセイクリムズン。昨秋から短距離戦で3連勝中。前走の根岸Sでは中団から鋭い脚を伸ばしてダノンカモンを競り落とした。かかる癖はなく、1ハロンの距離延長で脚色が鈍るようなことはなかろう。トランセンド、フリオーソなど前へ行きたい有力馬が揃ったなかで、じっくりと仕掛けどころを見極められる同馬に展開の利ありとみる。相手も差し馬から。パドックで落ち着いていることを条件にシルクメビウス。穴はこれが最後のG1になる池江郎厩舎のバーディバーディ。強い4歳世代の力を見せられるか。

◎セイクリムズン ○シルクメビウス ▲バーディバーディ
△マチカネニホンバレ、コスモファントム、フリオーソ、トランセンド

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2011.02.16

共同通信杯回顧 クラシック戦線はさらに”混沌”

ラジオNIKKEI杯を勝ったダノンバラードが1番人気を集め、それにホープフルS組が挑む形となった共同通信杯。牡馬クラシックの行方を見通す一戦として見ていたが、その結果はますます”混沌”を深めるものになったのではなかろうか。レースはディープサウンドが果敢にハナを奪うも、 1000メートル通過は61秒6のスローペースに落としこむ。そのため、残り600メートルから一気にペースアップする上がり勝負に。直線、前にいたユニバーサルバンクとディープサウンドの叩き合いになったところ、内を突いてナカヤマナイトが坂上で一気に交わし去った。ナカヤマナイトはホープフルS2着。折り合いをつけて瞬発力を引き出し、且つロスのない内を突いた柴田善のパーフェクトな騎乗ぶりは素晴らしい。左回りも向いているよう。勝ち馬をホープフルSで下したベルシャザールは出遅れて外を回るチグハグな内容。持久力を活かすタイプなだけに展開も向かなかった。それでもコンマ3秒差に踏みとどまったことで、戦前から指摘されていたホープフルS組のレベルの高さは証明できた。但し、現時点では世代で抜けた力があるわけではないことも明らかになったが。良血サトノオーも着外と適距離はもっと短いようだった。

ダノンバラードはまさかの9着敗退。外から差す競馬では勝負にならない馬場だったとしても、まったく伸びる気配がなかったのはいただけない。気性のムラが激しいのだろうか。とは言え、地方馬ダブルオーセブンが追い込んで5着まで押し上げたことを踏まえると実に物足りない。ラジオNIKKEI杯組は上位のコティリオン、ウインバリアシオンらも期待はずれのレースが続いており、レベルに疑問符をつけざるを得ないのではないか。ユニバーサルバンクは若駒Sの2着馬。こちらは理想の展開で実力を出し切った。ナカヤマナイトに負けたのは運がなかっただけで、柴田善を誉めるしかない。若駒Sではクビ差まで食い下がったが、勝ったリベルタスは調子を落としていた。それを考えると、ユニバーサルバンクの共同通信杯での好走は、朝日杯組の評価を高めることになったのかもしれない。朝日杯で連対したグランプリボスとリアルインパクトはマイラー色が濃いだけに、リベルタス、サダムパテック、リフトザウイングスが弥生賞やスプリングSで強い競馬を見せてくれれば、自ずと皐月賞、ダービーでも優位になろう。いずれにしても、クラシックはカオスな状態が続く。新星登場もあるだろうか。

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2011.02.13

共同通信杯予想 2011

クラシックに向けて、注目の一戦となる共同通信杯。各組の実力を天秤にかけて推し量るのは容易ではないが、レースを重ねるたびに強くなっているナカヤマナイトを軸にしたい。逃げて良し、差して良しの同馬は自在なレースぶりと、どんな相手でも崩れない堅実性が武器。今回は中団に構えることになりそうだが、内枠からロスのないコース取りができれば有利に運べる。2戦2連対の府中に替わるのも問題ない。ここで賞金を上積みして皐月賞一本に狙いを絞ろうという陣営の本気度も伺える。管理する二ノ宮師はエルコンドルパサー、ショウナンアルバで共同通信杯を制しており、相性の良いレースでもある。対抗はラジオNIKKEI杯を勝ったダノンバラード、3番手にホープフルSで◎を降したベルシャザール。以下、巻き返しあるディープサウンド、素質馬サトノオー、穴でロビンフットをあげておきたい。

◎ナカヤマナイト ○ダノンバラード ▲ベルシャザール
△ディープサウンド、サトノオー、ロビンフット

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2011.02.11

共同通信杯展望 2011年の牡馬クラシックを占う一戦

まだまだ混戦の続いている牡馬クラシック戦線だが、今週の共同通信杯は春を占う重要な指標となるレースのように思う。年明けの京成杯ではホープフルSの3、5着馬がそれぞれ1、3着に入り、レースレベルの高さを示した。その京成杯を制したフェイトフルウォーはホープフルSでハナ差の接戦を演じたペルシャザールナカヤマナイトに3馬身差をつけられて完敗している。キングカメハメハ産駒のペルシャザールがホープフルSに挑んだのは皐月賞を想定してのこと。陣営の思惑通り、2番手先行から後続を交わさせない粘りの競馬で1着。ごちゃつきやすい皐月賞を勝つ、お手本のような乗り方だった。松田国師と言えば、クロフネ、キングカメハメハ、ダノンシャンティなど皐月賞をパスするローテを好むイメージが強いが、ペルシャザールにクラシック2冠を託す本気度が高いのかもしれない。ナカヤマナイトは逃げ、先行、差しと自由自在な脚質が武器で、追って長く使える脚は東京向き。いずれにしても、この2頭のワンツーで決まるようなら本番までライバルを引っ張っていく存在になろう。

一方、王道であるラジオNIKKEI杯を制したダノンバラード。ディープンパクト産駒として初のステークスウイナーとなり、しかも父と同じ池江郎厩舎、武豊のチーム。池江郎師は今月で定年退職するとあって、ダノンバラードの共同通信杯制覇を花道にするのではとの見方は強い。ラジオNIKKEI杯はホープフルSとは対照的に、勝ち馬とコンマ1秒差だった3着コティリオン、4着ウインバリアシオンが期待を裏切る内容で先週のきさらぎ賞で敗れており、今回が改めて実力を測る試金石になる。ダノンバラードは血統構成が非常に去年のNHKマイルC馬のダノンシャンティに似通っているが、後方から切れ味を生かす競馬が最も力を発揮できるところも共通しているのかもしれない。これに続くのが2戦2勝のサトノオー。前走は大きな不利を受けて繰り上がり1着。進路を妨害して降着になったレッドデイヴィスはすぐにシンザン記念を勝ったが、フェアな競馬ならサトノオーが先着していたはず。重賞級なのは間違いないが、クラシック級なのかは共同通信杯の結果次第だ。

不気味なのはホープフルSで1番人気ながら、まったく競馬をせずに殿負けしたディープサウンド。百日草特別ではナカヤマナイトを降している。敗因はリズムが合わずに嫌気を差してしまったとのことだが、本当のところは良く分からない。気性に問題があり、マジメに走らない癖が出たのであれば競走馬としては失格。実際、精神面の幼さゆえに出世できない馬はゴマンといる。力はあるのだから、ここで前走の裏切りを帳消しにする競馬をすれば再び展望が開ける。ディープサウンドにとっても、運命を左右する一戦だ。ほかでは若駒Sでリベルタスにクビ差迫ったユニバーサルバンクが注目を集めるのだろうか。だが、この馬が勝つようであれば、中心馬不在の牡馬クラシック戦線はいっそう混迷を深めることになる。ちなみにデータ的にはラジオNIKKEI杯や東京スポーツ杯の好走馬が良績を収めている。そうなるとダノンバラードが浮上するが、ギリギリまで頭を悩ませることになりそうだ。

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2011.02.06

きさらぎ賞予想 2011

クラシックを占う重要なレース、きさらぎ賞。過去10年、3番人気以内の馬が絡まなかった年は1度だけで、軸馬は上位人気から選ぶのがセオリー。20頭の連対馬のうち17頭は2勝をあげていた。外回り1800メートルはペースが落ち着きやすく、瞬発力のある先行馬に展開の利がある。京都は先週から外が伸びる馬場になっており、好きなポジションに馬をつけやすいことも併せて狙いは外枠。以上を踏まえて本命視するのはウインバリアシオン。新馬を勝った後、野路菊Sを楽勝。前走のラジオNIKKEI杯は外々を回らされる大きなロスがありながら、勝ち馬にコンマ1秒差に好走している。鞍上は去年の関西リーディングを獲得した福永。そつない競馬をすれば結果はついてくる。相手は素質馬、トーセンラーの巻き返し。前2走はもどかしい惜敗が重なったが、新馬戦と同じ舞台に戻るのは好材料だ。単穴にシンザン記念2着のオルフェーヴル。好調を持続している。

◎ウインバリアシオン ○トーセンラー ▲オルフェーヴル
△コティリオン、メイショウナルト、カーマイン

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2011.02.02

TCK女王盃予想 2011

今年最初の牝馬によるダートグレード競走、TCK女王盃。去年こそ川崎に移籍したばかりのユキチャンが制したが、それまでは6年連続で中央所属馬が優勝している。1番人気は【5401】と信頼性できる。但し、3着にはしばしば人気薄の地方馬が突っ込んできており、馬券的な狙い目はその辺りにあるのかもしれない。人気でも強い中央4歳馬、ダート6戦5勝のミラクルレジェンドを本命にしたい。前々走のレパードSでは同世代の牡馬をねじ伏せて初重賞制覇、3ヶ月の休養を経た船橋のクイーン賞でも古馬相手に連勝を飾った。もちろん距離も不安なく、新女王誕生を宣言するためにも負けられぬレースになる。強敵はラヴェリータか。ジャパンカップダートやJBCクラシックなど高いレベルで戦ってきた馬。初めての大井がどう影響するかは未知数だが、実績は最上位だ。3番手はロジータ記念を快勝した地元のショウリダバンザイ。格より勢いを重視したい。

◎ミラクルレジェンド ○ラヴェリータ ▲ショウリダバンザイ
△シンメイフジ、ザッハーマイン、ブラボーデイジー

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