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2011.01.07

中山金杯回顧 本命キョウエイストームが会心の激走

一年の計は金杯にありというのならば、拙ブログとしては最高に近い予想で2011年を滑り出せたのではないかと思う。中山金杯、本命にした11番人気キョウエイストームが2着に激走! 指摘したように中山コースの相性は抜群で、着順は悪かったが能力的には他馬とも引けを取っていなかった。さらにスローペースと内枠から距離のロスなく走れたことで、ベストより2ハロン長い2000メートルでも勝負になったのではないかと思う。石橋脩も最内を突く腹の据わった騎乗が素晴らしかった。勝ったコスモファントムは前走でトゥザグローリーに食らいついた内容が伊達ではなかった。今年は芝、ダートを問わず幅広い選択肢が開けており、面白い存在になるかもしれない。去年、拙ブログではジャパンカップダートのグロリアスノア(8番人気)、アイビスSDのケイティラブ(8番人気)、皐月賞のヒルノダムール(6番人気)を本命にしたりマーメイドSのセラフィックロンプ(14番人気)を単穴にして好配当を的中できたこともあったが、やはり馬柱の印に惑わされずに思い切って狙っていくことが予想の醍醐味なのだろう。最近は「データ解析」を連載していた数年前まで重きを置いていた消去データに加えて、コース適性と展開から本命馬を選び出すように心がけている。昨秋ぐらいから予想記事へのアクセス数が急激に伸びていることもあり、今年は一歩踏み込んで印をつけることを意識して予想を披露したい(あのブログはたまに当たるぐらいの感覚で足を運んでもらえるようになるのが目標)。

6日、JRA賞も発表された。年度代表馬はブエナビスタ(211票)。もちろん、年間を通して高いパフォーマンスを発揮してくれたブエナビスタが順当ではあるが、もう少し皐月賞、有馬記念と格式あるG1を2つ勝ったヴィクトワールピサ(28票)に票が集まるかと思っていた。凱旋門賞2着時はブエナビスタと年度代表馬争いをすると見られていたナカヤマフェスタは3票。ジャパンカップ敗戦で大きくイメージを損ねた。その2頭を上回る41票をアパパネが獲得したのは牝馬三冠の価値をどう見るかというスタンスの違いなのだろう。また最優秀3歳牝馬ではスノーフェアリーに1票が投じられ、アパパネの満票は阻まれた。異議を申し立てたのは東スポ「山河の一撃」でお馴染みの山河浩記者。 2008年から外国馬も選考対象になったが、エリザベス女王杯の衝撃的な勝ち方を想い出せば、その手もあったかと唸らされる一撃だった。遊び半分や無知、厩舎への媚とは無縁の、こういう少数票は大歓迎だ。最優秀短距離馬でブエナビスタに投票した報知の椎名竜大記者は、この部門にスプリンターとマイラーを混在させているJRAへの批判を込めて同馬と記したそうだ。制度批判のための投票には個人的には賛成しないが、記者はファンや関係者におもねる必要は皆無で、熟考して良心に従って行動したのなら何ら咎められるところはない。投票とはそういうものだ。ちなみに椎名記者の見解に関してはツイッターで自身が語っている(@shiinatatsuhiro)。

金杯当日から新番組「BSイレブン競馬中継」も始まった。司会はTIMのゴルゴ松本とレッド吉田、ラジオNIKKEIの舩山陽司アナウンサー、プラス女性アシスタント。金杯やG1開催日は徳光和夫がご意見番として加わる構成だ。スタジオは競馬場にはなく、中継映像と実況はグリーンチャンネルから配信されたもの。パドックを見せた後、電話でトラックマンに解説を聞き、レースへというシンプルな流れが繰り返される。実況は自前のアナウンサーで、現場のリポーターと中継でつなぎ、レースの合間には調教解説やレース展望まで流していた「ワイド中継」と比べれば、かなりの制作費を削減できたことは一目瞭然。たが、レース中継を見るということに関して言えば、最低限、必要なものは提示されてはいる。特段、タレントにフューチャーすることもないのでストレスもあまり感じない。決定的に足りないのは、専門家の役割を舩山アナに担わせているところ。TIMはメインで仕切るには競馬の知識は余りに心もとなく、いずれスタジオに解説者を置くことが求められよう。ゲストの徳光は公開した予想と全く異なる馬券を取り出して、実は的中していたと見せびらかすやりたい放題ぶり。数年前、銀座ウインズで騒ぎを起こして新聞沙汰になったことがあったが、よくJRAが起用を許したものだと思う。そうした気になる点はいくつかはあったが、グリーンチャンネル以外に何処かでレース中継が放送されていることを担保する役割であれば、十分及第点に達している内容ではなかったか。

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