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2010.12.03

再生へ最後の切り札 PATで地方重賞レースを発売 

2012年1月から、PATでダートグレード競走などの地方競馬のレースが購入できるようになることが発表された。 2005年の競馬法改正によって馬券の委託販売は可能にはなっていたものの、システムが異なるため相互発売はなされていなかった。しかし今回、地方競馬側は約60億円のシステム開発費を投入して共同システムを導入。これをJRAのシステムに接続して地方の馬券を売ることができるようにする。PATで馬券を販売することは地方競馬にとっては長年の悲願であり、再生への最後の切り札であった。SPAT4、楽天競馬、オッズパークの会員は合計55万人。これに対してPAT加入者は309万人。地方競馬側は年間200億円から300億円の売り上げを期待しているが、これまで交流重賞などを買いたくても買えなかった中央ファンを取り込むことができるのは非常に大きい。相変わらず地方競馬を取り巻く環境は厳しく、存続の危機に立たされている競馬場も少なくない。今月、笠松競馬では収支均衡のため15%の賞金削減が打ち出され、虎の子の基金も切り崩しを余儀なくされるなど、まさに廃止の瀬戸際にあると言っても過言ではない。だが、中央の一部のファンを引き入れられれば収支は一気に改善する可能性もあり、小さな競馬場ほど新たな試みは福音となるだろう。

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コメント

東京大賞典はPATが解禁されればすごいことになりそうですね。高知競馬もここぞとばかりに窮状を訴えて黒船賞を買ってもらえるようアピールすれば生き残り資金ができそうです。

投稿: ジュサブロー | 2010.12.04 11:04

もともとの規模が小さいですから、年間赤字を一気に解消できるかもしれませんね

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2010.12.12 01:16

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