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2010.05.04

天皇賞春回顧 完璧すぎたCウィリアムズの手綱さばき

ホクトスルタンの除外で、予想通りスローな展開となった天皇賞春。ペースをつくったのは急遽、参戦を決めてホクトスルタンを除外することになったミッキーペトラで、 1000メートルは60秒7とこの馬なりに馬群を引っ張ったが、中盤は13秒台後半のラップが連続するなどガクンとペースが落ちた。外枠を引いた昨年の覇者、マイネルキッツは先行する腹を決めていたようで、果敢に2番手を追走、4角では早くも先頭に立つ積極的な競馬を見せる。ステイヤーのマイネルキッツにとって、これが最適解。一方、レースの流れを読み、虎視眈々とポジションをあげてきていたのがジャガーメイルだった。瞬発力のあるジャガーメイルは上がり勝負は強い。 33秒7の脚を繰り出して、目標となったマイネルキッツをきっちり交わしてゴールした。5馬身離れた3着は4角で2番手にいた穴馬メイショウドンタクが入り、後ろから勝負をかけたい馬には厳しい結果となった。

ジャガーメイルは前走の京都記念でドリームジャーニーに先着するなど、高い素質は知られていたが、重賞勝ちは天皇賞が初めて。戦前からレースレベルに疑問が呈されるなかで、2番人気に推されていた。私が評価を下げたのは、短期免許で来日したばかりの外国人騎手が淀の3200メートルという独特のコースに戸惑うのではないかと感じていたからだ。ところが、そんな杞憂を嘲笑うかのように、オーストラリアのリーディングジョッキーであったクレイグ・ウィリアムズは折り合い、位置取り、仕掛けのタイミングなど完璧な騎乗を披露して勝ち切れないレースの続いていたジャガーメイルを勝利に導いた。まったくもって、賞賛するしかない。1番人気のフォゲッタブルは6着。出遅れ、勝負どころでの反応の悪さと、ダイヤモンドS以来のひさびさの競馬に馬が目覚めていない感じだった。本命にしたメイショウベルーガは10着。4角でトーセンクラウンの斜行被害を受けた数頭に入ってしまったが、この日の展開では不利がなくても掲示板が精一杯だっただろう。

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