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2009年10月の10件の記事

2009.10.31

ダート界に新星 リアルアヴェニュー4馬身差圧勝

31日、東京競馬場で行われた1レース・サラ系2歳未勝利(ダート1600メートル)は、内田博幸騎乗の1番人気リアルアヴェニュー(美浦・堀宣行厩舎)が、好位追走から直線に向くと、後続を瞬く間に引き離し、最後は手綱を抑える余裕を見せながら4馬身差で楽勝した。勝ちタイムは1分41秒3。リアルアヴェニューは父クロフネ、母はリアリーハッピー。兄に複勝圏率88%を誇るネオレボリューションがいる。デビュー前から高く素質を評価されていたが、3着、2着と足踏みして放牧、今回は帰厩初戦の勝利だった。スタートして好位置を取ろうと手綱を押していき、道中は折り合いを欠くところもあったが、それでも他馬を脚元にも寄せ付けぬ快勝劇。2歳戦線に旋風を巻き起こしそうだ。鞍上の内田博は「アジュディミツオーにも劣らない乗り心地。ダート最強馬になれる資質を秘めている。あとは無事にドバイWCまで行ってくれれば」と力強く語るのではないかと推察される。

というわけで、キャロットクラブ入会3世代目、7頭目にして、念願の初勝利。2歳戦での1着は1999年のシルクディヴァイン以来、苦節10年ぶり!!! 俺の一口馬主人生って…。ともあれ、堀厩舎とウチパクに感謝。リアルアヴェニューはレースを重ねて折り合いに苦労することもなくなれば、上のクラスでも勝負になりそう。時計はかかるほうがいいのかな。引き続き、次の勝利をめざして頑張ってほしい。

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2009.10.28

週刊ギャロップ 2年半ぶり元の鞘に”リニューアル”

今週、週刊ギャロップが2年半ぶりにリニューアルを行い、左開きから右開きになり、主要な本文も横書きから縦書きへと変更された。新装ギャロップ!とは言っても巻頭言で「読みやすさ、見やすさ、分かりやすさを念頭に、雑誌のレイアウトも創刊時に近い形に変わります」と自ら述べているように、昔とほとんど同じ形に戻ったということ。とにかく、左開き時代のギャロップの読みづらさは半端なかった。タテ組の馬柱が左から右へ無理やり並べられていて、眺めれば眺めるほど気持ちが悪くなる。当初、新手の嫌がらせかと思ったほどだ。私はギャロップの馬柱はほとんど見なかった。ようやく自然な並び方に戻ったわけで、なぜこんな馬鹿げたことを続けていたのか、2年半ぐらいやらないと責任を取らなければならない組織の論理なのか知る由もないが、読者としては安堵したというところ。あとは非常にストレスフルな袋とじはやめてほしい。今回、初めてビリビリと破ってみたが、新馬戦の出走メンバーなどそんな大層な情報なのだろうか。

新装ギャロップ

肝心の中身だが、巻頭は武豊と横山典の”頂上対談”。やはり、何のかんの言っても、中央を引っ張ってきたのはこの2人なわけで、競馬に対する深い識見も、経験もあるだけに非常に興味深く読むことができた。キョウエイタップやメジロライアンなど、私が競馬に魅入られた頃の馬たちの話もあって、こうした馬名を聞くと今の馬たちの話よりwktkしてしまうのはオールドファンになった証拠だろうか。これぐらいのレベルの記事を掲載してくれると、毎週700円も惜しくないし、競馬ブックからギャロップへの比重も重くなるのだが、来週以降はどうなっていくのか。以前、見学で美浦トレセンを訪れた際、サンケイグループの記者の人たちもブックを抱えていたのを見たが、競馬関係者は騎手の想定が正確なブックを使うそう。ブックも読みたいコラムはあるのだが、しばらく買っているとカラフルなギャロップが恋しくなる。そう言えば、競馬を始めた頃は報知派だったなと思い出しつつ徒然に。

*先日より、はてなブックマークの「コメント一覧非表示機能」を利用しています。現在、管理人がはてなを使っておらず、そちらにコメントをいただいても見過ごしてしまい、ご返事することも叶わないのが理由です。また、ブクマ内で議論が終息してしまうより、ブログ上にコメント、トラバいただくことで、はてなユーザーでない多くの読者の方々に多様な意見が届く方が有益ではないかとも感じ、試験的に導入することにしました。管理人の我がままからご不便をおかけして申し訳ありません。もちろん、個別のブックマークはこれまで通り可能ですし、各ユーザーのお気に入りから一覧コメントも見ることができます。今後とも、いっそうコメント、トラバ、ブクマいただけるよう、読者に関心を持ってもらえるエントリーを書くことができればと考えております。よろしくお願いします。(09/10/30補足)(10/04/試験的導入を解除)

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2009.10.27

菊花賞回顧 来年の飛躍を期待させる各馬の成長力

終わってみれば、菊に圧倒的な良績のあるダンスインザダーク産駒のワンツー。競馬は血の力であると再認識させられる結末だった。かたや、マンハタンカフェのBOX馬券など買っていた私は涙目であるが。レースは予想通り武豊リーチザクラウンがハナを切り、後続を離しての逃げ。最初の1000メートルは59秒9、次の1000メートルは63秒2。淀の3000メートルを逃げ切るには前半速く、中盤はゆっくり、後半は速く、というのが定石だが、馬の能力と絶妙なペース配分が伴わなければ、先頭でゴールを駆け抜けるのは不可能だ。リーチザクラウンは1番人気。スタートでアントニオバローズに競りかけられたり、リードを保っておきたい3角過ぎに後続が一気に差を詰めてくる展開では、脚が上がるのもやむを得まい。武豊はベストの騎乗で、能力を最大限に引き出したと思う。リーチザクラウンのポテンシャルを改めて感じさせ、父もそうだったように古馬になってからの成長に期待を持たせる5着だった。

勝ったのは浜中スリーロールス。4、5番手の内をロスなく追走し、直線も抜群の手応えでしっかりと伸びた。2着のフォゲッタブルとはハナ差だが、物見して外へ寄れた後、馬体を併せてから再び脚を繰り出しており、内容は完勝と言えるのではないか。私自身はノーマークに近かった馬で、レース後に前走の1000万特別を見直す体たらくだったが、長く鋭い脚を使う強い勝ち方に菊の好走も納得させられた。戦前、「武豊のG1逃げ切り勝ちがなし」なるデータが囁かれ、サイレンススズカの天皇賞秋がそうなるはずだったのにと思いを巡らせていたのだが、リーチザクラウンをねじ伏せたスリーロールスの馬主がスズカの永井啓弐氏とは不思議な因縁だろうか。フォゲッタブルは母エアグルーヴの超良血馬。去年のPOGで1位指名したので春のレースは注意して見てきたが、ひと夏越して別馬のように変わっていた。完成するのはまだ先だろうし、ジリ脚は解消されないだろうが、どこかでG1を獲れると嬉しい。

3着はセイウンワンダー。2歳チャンプということで、早熟馬とする向きも多かったが、一連のクラシックの健闘で疑念を払拭した。この馬も父と同じく、高い成長力を秘めているのかもしれない。菊は距離適性を遥かに超えていたのは明らかで、中距離戦線に戻れば一層の活躍が見込めるはず。4着に神戸新聞杯を制したイコピコ。最速で上がってきたものの、脚を余しての敗戦だった。終始16番手に控えたのは後ろすぎた。パドックでは落ち着きもあり、馬体もひと際良く見せていただけに、もう少し積極的な競馬をしてほしかったと思うのは結果論か。だが、来年は楽しみだ。6着にヤマニンウイスカー。これも結果論だが、この馬は逆に前々を追いかけすぎた。前走の準オープン大敗はまったく実力を反映していなかったわけだが、いずれ重賞に手が届く素質馬だということは確信させられた。アドマイヤメジャー、ナカヤマフェスタは距離不向き。アンライバルドも同じ。アントニオバローズは咽鳴りでレースにならなかった。休養と手術が必要だろう。

ところで、アンライバルドが勝ち、リーチザクラウンが2着、ブエナビスタが3着だった所謂「伝説の新馬戦」の4着馬が、スリーロールスであったことが話題になっている。去年の菊花賞当日に行われたこのレース、ざっと出走馬11頭の戦績を見直してみると、3秒差で殿負けしたファーエンドシュア以外、 10頭の馬が勝ちあがっている。各陣営、自信があるから、クラシックを意識する馬が集まる高レベルのところに参戦させてくるということなのだろう。今年、菊花賞同日の芝1800メートル新馬戦を制したのはローズキングダム。父はキングカメハメハ。母はローズバド。オークス、秋華賞、エ女王杯で2着した薔薇一族の名牝だ。2着はヴィクトワールピザ。こちらも兄にスィフトカレントらがいる良血。今回の敗戦は不利があってのもので、次走は確勝の気配。この2頭、やはりクラシック候補としてしばらく目を離さずにおいたほうが良さそうだ。

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2009.10.25

猫ぱんち予想 菊花賞2009

眠いときは寝ろ!

予想デビュー以来、560倍を含めて的中率100%! 我こそは競馬の神を無みする者、猫ぱんち番長にゃー。何? まだ2回しか予想してない? 今度は3度目の正直になる? 否、否、三たび、またたび否! 菊花賞も超ねこ的予想で、アグレッシブに攻めていくにゃ。春の実績馬に対して、上がり馬イコピコが挑む構図になっている今年の菊。神戸新聞杯のイコピコは確かに強かったにゃー。だけど、そのイコピコと同等か、それ以上の力を持っているのがヤマニンウイスカーにゃ。5月の白百合Sで両馬が接戦を演じたときは、ヤマニンは掛り通しで、しかも強引な競馬。結果はクビ差競り負けたけど、どっちが強いかは一目瞭然だわなー。その後、札幌で古馬に快勝。前走の大原Sは大出遅れして、直線はほとんど馬なりで追わず。参考外だし、それで9着まで来るほうが凄いにゃ。うまく折り合いをつけられるかが鍵だけど、乗り替わった和田が内々をうまく回ってくれればアタマもあり。もう一花咲かせたい池江パパ厩舎。血統的に距離延長は歓迎のはず。ゴール前「幸福よ!束の間よ!瞬間よ!」と、100万馬券の永遠の喜びに打ち震えるにゃー。

◎ヤマニンウイスカー ○リーチザクラウン ▲イコピコ
△アンライバルド、アドマイヤメジャー、セイウンワンダー、フォゲッタブル

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2009.10.23

田原成貴2度目の逮捕 甘やかされ続けた成れの果て

先週14日、京都府警は元騎手、元調教師の田原成貴容疑者を京都市内の自宅で、覚せい剤取締法と大麻取締法違反容疑で逮捕していたことが明らかになった。田原容疑者は2001年10月に、羽田空港において覚せい剤取締法違反容疑で逮捕され、懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を受けたことがある。今回は大麻取締法違反との併合罪で起訴されることが予想され、再犯でもあることから実刑は免れない模様だ。田原容疑者は騎手時代から歯に衣着せぬ発言や独特の雰囲気で人気を集め、マヤノトップガン、トウカイテイオー、マックスビューティーなど数々の名馬を勝利に導いた天才的な騎乗が高く評価されていた。一方で「スポニチ記者殴打事件」、調教師転進後の「馬の耳に発信機事件」などトラブルもしばしば起こす問題児でもあったが、覚せい剤取締法違反で調教師免許を取り消される以前は ”スーパースター”の特権を生かして不問に付され続けてきた。

11年前のスポニチ記者殴打事件に際して、拙サイトは田原を甘やかし続ける周囲に憂慮を表明し、それまでファンだった田原との決別をコラムにした。心配は間もなく現実のものとなり、田原は1度目の逮捕を迎えるわけだが、その容疑は911テロで厳戒態勢の空港に刃渡り18センチのナイフと覚せい剤入りの注射器を持ち込むという、ラリってるとしか思えないものだった。裁判で田原は「馬の耳に発信機をつけたことで、処分を受けてむしゃくしゃしており、スカッとしたかった」などと供述。「二度と罪を犯さず、妻子を守っていく」と更生を誓った。しかし、著名漫画家が身元引受人となって釈放された後は一転、「JRAの悪行を告発するためわざと捕まった」など週刊誌や著書で証言を覆し、有料予想会社『BigGet』を立ちあげて派手な活動も再開した。2003年には朝日新聞でさえ「春・リターンマッチ」なる特集記事で、一方的に田原の言い分を垂れ流す特集記事を掲載。覚醒剤使用すら情緒的に"滅びの美学" と虚飾しかねないマスコミの風潮は、私には逮捕前の過ちを繰り返しているようにしか思えなかった。

最近は競馬最強の法則に連載を持ち、清水成駿と対談形式でレース評論をしていた田原。そこでも相変わらず、無頼派、孤高、男気あるアウトローといったイメージばかり喧伝されていた。逮捕を受けて最強の法則では、誌面差し替えや新聞広告差し止めなどに追われているそうだが、そうしたステレオタイプな田原を売りにしてきたのだから、あまり同情する気にはなれない。タッグを組んでいた清水はメールマガジンで、2度目の逮捕に至った田原への思いを吐露している。

ハイ・テンションでエキセントリックな性格は、常に放っておけない危なっかしさと「人なつっこさ」とを内包している。「馬鹿野郎」と言ったものの人柄は今も憎めない。実際、賢い奴だから、それを自分自身が一番よくわかっている。だから人にも薬にも家族にも甘える。 …電話で奥方は、「2度目だから別れます」と気丈に言い切ったそうだ。暗に「あなた方が主人を甘やかすから…」とは聞こえまいか。チクリと胸に痛い。(清水成駿の競馬春秋 09/10/22)

”スーパースター”に祭り上げられるほど、周りにはチヤホヤし、甘やかし、イエスとしか言わない人々が集まってくる。新聞記者に大怪我を負わせたとき誰も田原を叱責しようとしなかった。サテライトなるファンは盲目に田原の行動を美化してばかりだった。JRAすら「クスリをやっていると噂では知っていた」にも関わらず、事件が発覚するまで何もしようとしなかったのだ。田原の2度目の愚行を機に、耳障りの良い記事ばかり書いていないか、聖域をつくり見て見ぬふりをしていることはないか、今の競馬界を見つめ直してみることも必要かもしれない。マヤノトップガンが菊花賞を制して14年。十分な人生経験を積んだはずの中年男には自らの罪を償ってもらう他ないが、あの鮮やかな騎乗も表立って触れられることが一層少なくなるかと思うと、やはり残念な気持ちにはなる。

>>田原成貴逮捕の衝撃 隠蔽体質の変革を(01/10/8)

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2009.10.20

キャロット出資 ジャイアンツコーズウェイ牝馬ら3頭

2008年産、キャロットクラブの出資馬が決まった。今年は希望順位制が取られたこともあって、内心、1位指名すれば大方、出資かなうのではないかと思っていたが、あっさりと落選。不況知らずのキャロット人気を改めて痛感させられた。1次申し込みで落選したのは、ディープインパクト産駒の牝馬・プンティラ08。この馬には880口の申し込みがあり、そのうち1位指名は490口だった。 300口は1位指名した会員に割り振られることを考えると、相変わらず自分のクジ運のなさを嘆くばかりだ。ちなみにプンティラ08は6番人気で、1位はレディブロンド08の1745口(うち1位1189口)、2位はアドマイヤサンデー08の1140口(同870口)、3位ポトリザリス08の1134口(同854口)、4位はタンザナイト08の923口(同434口)。看板馬シーザリオ08は総口数では9番人気だったものの、1位は496口とやはり高い人気。母馬出資者優先枠などを考え、あきらめて他馬へと回った会員が多かったように思う。

私が指名した他の馬は抽選にかけられることなく、すんなり出資が確定した。2位指名したのはジャイアンツコーズウェイ産駒の牝馬・ゴレラ08。どうせ繁殖用だろという外野の声に一抹の不安を覚えつつ、父が好きなのと、ムーランドロンシャン賞2着など欧州の一線で活躍した母の初仔という可能性にかけてみた。5月生まれでじっくり育ってくれれば。3位指名はフジキセキ産駒・マジックガーデン08。今年は牝馬ばかり目についたのだが、牡馬もどれかと思い選んでみた。血統表に輝くのは祖母ダリアの名。母父フサイチソニックゆえの安馬なのだろうが、むしろお買い得に感じた。2次募集でもう一口だけと、少し高めだったがマイベストスター08にも行ってみた。母系はオセアニアで、母父デインヒル。これにアグネスタキオンをかけた牡馬。マイル以下でスピードを生かせるか。所詮、一口馬主の庶民に彼らの行く末まで面倒みる力はないが、400分の1の出資金と飼い馬代はきちんと払えるよう働いて、引退まで応援していきたい。

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2009.10.19

秋華賞回顧 レッドディザイアと松永幹師の勝利

勝負の流れというのは、ひとたび狂うと、思いもよらぬ方向へ連鎖していくから恐ろしい。春はディープインパクト再来と言われ、凱旋門賞制覇の夢まで託されたブエナビスタ。しかし、負けて強しだった札幌記念で渡仏をあきらめると、蟻洞を発症するトラブルに見舞われて調整が遅れた。そして、秋華賞。猛然と追い込んでレッドディザイアを捕らえたかに見えたものの、ハナ差だけ届かず。しかも、4角で藤田ブロードストリートらに不利を与えたとして3着降着の憂き目に。京都の内回り、ごちゃつく多頭数の競馬で内枠を引いたところから、運気は下降していたのかもしれない。鞍上の安藤勝も、それほど大きな進路変更はしたつもりはなかったようだが、直後にいたのが鬼脚を伸ばして3位入線したブロードだったのは不運だった。断然の本命馬ゆえ、道中は外へ出させてもらえるはずもなく、4角でも易々と進路が開く可能性は低かった。どうすれば良かったのかと、安藤勝が憤懣やるかたない気持ちになるのも理解できる。

勝ったレッドディザイアはローズSの負けを糧にして、攻めの姿勢を貫いたことが結果につながった。今回は猛稽古で究極の仕上げ。馬体はマイナス14キロと研ぎ澄まされた。レースでは内回りの不利を蒙らないよう、かかるリスクを恐れずに前々で競馬をした。桜花賞、オークスで後塵を拝したブエナビスタとの差を逆転しようと、真っ向から挑み続けた松永幹師のチョイスは非常にオープン且つ明快であり、レッドディザイアから馬券を買ったファンは勝っても負けても胸に落ちた臨戦過程ではなかったろうか。もちろん、レースで手綱を操ったのは四位ではあるが、中継に映し出された松永幹師の爽やかな喜びようも含めて、主役は馬と調教師だった気がしてならない。それとも、イソノルーブルから現役時代の印象を重ねるオールドファンの郷愁に過ぎないだろうか。松永幹師は次走についてブエナが走るレースを選ぶと答えている。もし、この2頭がジャパンカップでウオッカと対決することになったら、秋の楽しみがまた増えるのだが。

繰り上がり2着のブロードストリート。「スムーズなら突き抜けていた」と藤田。同馬はスタートでアオり、道中は馬群後方でブエナを虎視眈々とマークしていた。藤田はどのような思いで直線に向かおうとしていたのだろう。ポジションは内のブエナを見る斜め後ろ。4角では進路はなかった。前を行くレッドについていくつもりだったか、ブエナに並びかけて蓋をするつもりだったか。藤田ほどの騎手ならブエナが外へ寄ってくる可能性も予見していただろう。いずれにせよ、出遅れた藤田もまた、リスクを負った騎乗で勝ちを欲していたということであって、ギリギリの状況下で不利を受けて勝利を逃し、安藤勝はルールに従って処分を下されたということだ。今年1月、JRAは「『進路の取り方』に対する制裁基準」を見直し、ファンが理解しやすいようルール改定を行った。今回、G1連対馬を降着にするには裁決委員の葛藤もあったはずで、それは審議時間17分という長さに現れている。しかし、基準をオープンにしたことが”疑惑のオークス”とは違って、自らを律して背中を押すことになったのかとも感じた。

参考:
>>オークス疑惑の裁決? 騎乗停止も降着処分はなし(08/5/27)
>>”疑惑の裁決”が産んだ大改革 満たされぬ正しさ求めよ(09/6/19)

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2009.10.18

猫ぱんち予想 秋華賞2009

最近はブック派にゃー

ゴロゴロゴロゴロ、にゃにゃにゃ、マイクのテスト中。「猫ぱんち准教授の湯けむり殺人事件 今夜もひと肌脱いじゃいます」のコーナーがやってきたにゃ。ええーと。それにしても、ブエナビスタの牝馬三冠がかかった秋華賞ってのに、なんだかドキドキしないにゃー。「おめーら、凱旋門いくんじゃなかったのかよ」的な雰囲気があるのかもしれない。レッドディザイアとジェルミナルあたりが上位人気で、また春競馬のデジャヴかと。でも、秋華賞は春の序列では決まらないにゃ。ブエナは夏に成長が見られず、札幌記念後に蟻洞を発症して100%のデキにない。逆に伸びしろあるマンカフェ産駒で、ローズSをひと叩きされたレッドディザイアのほうが信頼できる。馬券はレッド1、2着マークの3連単。相手は適当にフォーメーションで、万馬券奪取ぎゃー。

◎レッドディザイア ○ブエナビスタ ▲ブロードストリート
△モルガナイト、ミクロコスモス、ワイドサファイア、クーデグレイス

今週も手堅く的中にゃ。しかし、どうせブエナ降着なら馬券外に飛んでほしかったにゃー。トリガミにゃー。

どうせ降着なら馬券外に飛んでほしかったにゃ

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2009.10.12

毎日王冠回顧 まるで去年のVTRを視るかの敗戦

天皇賞秋の前哨戦、毎日王冠。女王・ウオッカが出走して人気を集め、去年と同じVTRを視るようなレースをして敗れた。戦前はナムラクレセントやアドマイヤフジあたりが先導して、ウオッカはその後ろで折り合えるのではないかとの楽観論が強かった。それが単勝1.3倍という異常なまでの支持率を集めた原因でもある。今年もスピードの違いから抑えきれず、単騎逃げの形になってしまったが、ラップは去年よりコンマ7秒遅い60秒ジャスト。もちろん余力はあったのだろうが、それよりも全馬瞬発力勝負となると、ハナを切っている1番人気馬は圧倒的に不利だ。カンパニー横山典は少頭数を利して内に潜り込み、目標のウオッカを差すタイミングだけを狙っていた。従前の対戦からも明らかなように、直線の脚はウオッカと遜色ないものを持つカンパニー。4角での2馬身差は計算通りか。まな板の上の鯉と化したウオッカを1馬身千切り捨てた。展開と騎手の腕の勝利だ。

期待されていた新興勢力は古豪の前に敗戦の雁首を揃えた。ヤマニンキングリーはレース前に入れ込んでいたようだし、ナムラクレセント、スマイルジャックは力が足りなかった。唯一、見せ場のあったのは8歳馬ハイアーゲーム。長いトンネルからの復調が見えた。それでも本番で連対圏内に入るまでではないか。さて、去年の天皇賞秋ではダイワスカーレットと同厩・トーセンキャプテンが演出したハイペースで、理想的なレース運びができたウオッカ。盾連覇は上手く好位、中団で折り合いをつけられるかにかかっている。スタートして手綱を持っていかれる可能性のある外枠より、馬を前における内枠のほうが良いかもしれない。その場合は包まれるリスクもあるわけだが。いずれにしろ、ウオッカは対ライバルより、対自分が課題になろう。2年続けてトーセンキャプテンをラビットにすることもできまい。

京都大賞典は59キロを物ともせず、オウケンブルースリが菊花賞以来の美酒。春は阪神大賞典の敗戦で調子を崩して盾をあきらめざるを得なかったが、休養を挟んで馬に覇気が戻っていた。レースは東とは対照的に、テイエムプリキュアが予想通りの大逃げを打ち、オウケンブルースリは4角では後方2番手。直線では力強い伸び脚で差しきった。ジャパンカップの最有力候補と言えるのではないか。2着スマートギアも最後方一気。父マーベラスサンデーを彷彿とさせる。1番人気ジャガーメイルは4着。左回りなら巻き返せるのかもしれないが、賞金を加算できなかったのは痛い。翌日、12日(月)は盛岡で南部杯が行われ、エスポワールシチーが逃げ切り勝ち。2番手追走のサクセスブロッケンを直線で逆に突き放した。JCD再戦が楽しみだ。ブルーコンコルドは力の衰え隠せず5着。G1レース8勝の壁は非常に厚い。

*先週、不在の管理人はネコに予想コーナーを乗っ取られた上、 いきなり560倍の馬券を的中させられてしまいました。今後、予想の主筆はネコパンチ番長に禅譲することに致します。本人はネコゆえ、失礼な物言いをすることも多く、一日20時間睡眠とあって定期的に更新されるかも不安ですが、優しく見守ってやってください。

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2009.10.11

猫ぱんち予想 毎日王冠2009

かつお節、持ってきたんだろうにゃー?

うっす! ぜんぜん、ブログが更新されねーし、どうせ当たらなんないんだし、管理人はクビ。代わりにオイラが予想すっから、よろしくにゃー! コーナータイトルは一気にゴール・ネコパンチ番長「こんなにニャーしちゃゴロゴロ専科」で決定。パクリじゃねーよ、パクリじゃ。人聞きわりーぞ。まあ、ネコは気まぐれだから、これで最後かもしれねーがな。そう言えば、絶対に儲かる買い方が、この間の事件で明らかになったんだろ。「3着までに入らない『はずれ馬』を除外したうえで、残りのほとんどの組み合わせの馬券を買う」(netkeiba)で、160億円の利益。ってことは、毎日王冠も楽勝だな。ハイアーゲーム、メテオバースト、ダイシンプランを外した、3連単全通り買えばいいんだよ。ニャハハハ、大的中! そんな玉もない? おっしゃる通りで。じゃあ、馬券は府中の鬼ウオッカ、年齢の衰えないカンパニーの3連単2軸マルチ。去年と同じくウオッカはここは叩き台なら、取りこぼしあっておかしくにゃーいのだ!

◎ウオッカ ○カンパニー
△ヤマニンキングリー、サンライズマックス、ナムラクレセント、スマイルジャック

にゃははははー

にゃははははー。楽勝だわ。100円ゲッツ!

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