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2009.06.18

POG指名馬レビュー レーヴドスカーに1位の敬意

今月7日、安田記念の観戦後、府中グリーンプラザで恒例のPOGドラフト会議が行われた。参加メンバーは8人で1人12頭持ち。兄弟馬、母馬を過去に指名していた参加者は、同順位で指名が重なった場合は獲得の優先権を得る。戦々恐々としていた1順目であったが、指名が重複することなく淡々と終了。ちなみに他の7人の1位指名馬を列記しておくと、カザンリク(母ビリーヴ)、セイクリッドセブン(母グレースランド)、ヴェラブランカ(母アドマイヤサンデー)、レッドステラーノ(母ロンドンブリッジ)、アドマイヤゲーム(母アドマイヤグルーヴ)、アーデルハイト(母ビワハイジ)、シャガール(母スカーレットブーケ)であった。兄に堅実ドリームパスポートがいるとはいえ、セイクリッドセブンが1位で消えたのは意外だった。では、拙獲得馬を期待を込めて軽くレビュー。

1位・レーヴドリアン(スペシャルウィーク×レーヴドスカー)
母レーヴドスカーは3年連続でPOG期間内にオープン馬を輩出してきた名牝。持ち込み馬だったナイアガラから指名をしてきたのだが、とうとう今年は上位人気になりそうな気配だったので敬意を払って1位で行くことにした。ナイアガラがファンタスティックライト、レーヴダムールがファルブラヴ、アプレザンレーヴがシンボリクリスエスと、決してペーパー向きでない種牡馬が続いた後でのスペシャルウィーク。出来すぎた話ではあるが、そろそろクラシックホースを出してもおかしくない。じっくり、長めの距離で使い出していただきたい。池江パパでなくマツパク厩舎。

2位・アドマイヤプリンス(アグネスタキオン×プロモーション)
なんだかんだ言っても、今年はアグネスタキオンのぶり返しがやってきそう。半兄アドマイヤメインは毎日杯、青葉賞を連勝してダービー2着している。遅生まれはネックだが、スピードもスタミナも恵まれていそうな配合。良血が揃ったアドマイヤ軍団のなかでも優良株ではなかろうか。レーヴドリアンと同じくマツパク厩舎。やはり、デビューは遅めか。

3位・リアライズトロイカ(キングマンボ×バリストロイカ)
父は言わずもがなの世界的大種牡馬で、母の父はニジンスキーという大物配合。しかも、全姉に英1000ギニーなどG1で4勝をあげたラシアンリズムがおり、近親にもディクタットやケイプクロスなどが名を連ねる名門一族だ。本格派ならクラシックの王道路線でと思うが、森厩舎のキングマンボと聞くと、交流競走のホープか、とも連想させられる。ぜひ前者で。

4位・ラプリマステラ(アグネスタキオン×ラプーマ)
ここで牝馬指名。友道のキャロット馬。早めに進んでいることもあってか、過剰人気の嫌いもないわけではない。公式の情報を見ると「まだ自分から走る気を見せていない」 などという心配なコメントもあるが、ひとまず27日の阪神1400でデビューさせる方向ではあるらしい。

5位・アドマイヤジャガー(ネオユニヴァース×レジェンドトレイ ル)
2頭続けて友道厩舎だ。某指南書で友道師が「ネオユニヴァースの最高傑作かもしれない、アンライバルド以上かもしれない」と吹きまくっているのに乗せられてしまった。母はケガで未出走、繁殖入りしたが、シンコウラブリイの妹にあたるハッピートレイルズの系統。札幌デビュー予定。

6位・スクーデリアピサ(クロフネ×フサイチエアデール)
フサイチリシャール、サイオンの全弟となるクロフネ産駒、白井最強。ギャロップのカラーグラビアで堂々のトップを飾った。白井師談「スピードがありそう。距離は1800メートルくらいは持つんじゃないかな」。めざせ朝日杯! ぜんぜんダメだったらダート路線で。

7位・ウィンターコスモス(キングカメハメハ×ミスパスカリ)
母はブルーアヴァニューの娘。マーメイドSで3着などした実績がある。つまりはクロフネの姪っ子にあたるわけだが、父母ともに金子馬で、本馬も金子HDの所有。生粋の金子ブランドである。去年がファーストクロップだったキングカメハメハの評価は難しいが、代表産駒がフィフスペトルとゴールデンチケットというのは物足りない。2年目は牝馬で一発。松田国。

8位・母スーア(アグネスタキオン×スーア)
半姉ソーマジック、半兄サトノエンペラーはともにシンボリクリスエス産駒だった。アグネスタキオンに代わって、完成するのが多少は早くなるのではとの期待を込めて指名した。兄と同じ藤沢。

9位・ラッキーダイス(ネオユニヴァース×ミスベガス)
これも藤沢。新馬、芙蓉Sを連勝したダイワプリベールの半妹。すでに入厩しており、札幌デビューと報じられている。この厩舎の牝馬にしては早めの使い出し。母は米・伊で9戦7勝の戦績をあげ、スプリンターとして活躍した。本馬もスピードが勝ったタイプだろう。

10位・エイシンゼウス(Giant's Causeway×Baraka)
毎年、コンスタントに活躍場を出している栄進牧場。そのイチバン馬との評判になっている。母はファインモーションの全妹となるデインヒル産駒。スケール感の大きさに引かれた。国枝厩舎との噂も。デビューは秋か。

11位・サトノサンダー(Smarty Jones×Line of Thunder)
兄、米2冠・サンダーガルチを産まれたのは17年も前のこと。バトルラインなど、その後も毎年のように仔馬を誕生させている母は偉大だ。いかにもなダート馬だが、どうでるだろう。早めの仕上がり。藤沢3頭目。

12位・チタニウムヘッド(スウェプトオーヴァーボード×カツラドライバー)
最後は遊んでみた。安田隆厩舎。夏のデビューめざす。エフティマイアの半弟ということで、この馬も意外なところで爆走してほしい。

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