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2009.05.29

6年ぶりの重馬場ダービー? リーチザクラウン逃げ宣言

金曜日の午前1時すぎ。会社を出ると、激しい雨が降っていた。このまま日曜日まで雨は残るようで、ダービー当日、府中の馬場は相当、重たくなっているかもしれない。もっとも最近、重馬場で行われたダービーは2003年。奇しくもアンライバルドの父、ネオユニヴァースが勝った年だ。スプリングSを快勝したように、重馬場を苦にせぬ血を受け継いでいるのなら、アンライバルドは父の走りを再現する可能性が高い。母系がサドラーズウェルズというのも、雨は降れば降ってくれただけ良いように思える。ただ一縷の不安は大外枠を引いたことか。これまでのレースを振り返れば分かるように、今の府中はインコースを通った馬が有利。雨が降り続ければ、踏み固められた内ばかりが走りやすくなる。しかし、今週からCコースへ変更になるから、傾向は変わってくる可能性もある。前週まであまり使われなかったDコースの部分も馬が走るようになり、痛みが少なければ一転、外差しグリーンベルトが出現することもあり得る。とにかく大外不利と結論づけるのは早計で、前日、当日のレースの様子には注意を払わねばならない。

このダービー週、皐月賞三強の一角、リーチザクラウンが俄かに脚光を浴びている。この馬は管理する橋口師が控える競馬に固執したのと反対に、鞍上の武豊は逃げてこそ持ち味が生きると考えていた。そのため、きさらぎ賞で調教師の目論見に反して逃げて快勝。次は抑えが利くかと聞いたアナウンサーに武豊が「逃げたらダメなんですか?」とキレ気味に応えたことも話題となった。皐月賞は折り合いを欠いて大敗。レース後、「単騎で逃げられれば折り合うが、今日はノーコントロール」とコメントし、今週は「ダービーでは逃げることも考えている」と実質的な逃げ宣言。第一人者に公言されては、どの騎手も競りかける勇気はなく、武豊のペースでレースは進みだろう。ところで昨日、ラジオNIKKEIが武豊の皐月賞後のコメントを誤りだったとして、異例の訂正を出す出来事があった。同社は「短い距離で逃げるなら折り合いがつく」と報じたが、実際には「単騎で逃げるなら折り合いがつく」が正しかったのだと言う。なぜ今頃になってという気はするが、ダービーは逃げると決意をした武豊と陣営への配慮であることは想像に難くない。長距離でも単騎なら折り合うかどうかは間もなく分かる。武豊の発言は自信に満ちているように思えるが。

>>「皐月賞のレース後のコメントの誤りについて」(ラジオNIKKEI)
>>決戦、きさらぎ賞 ”逃げちゃ駄目ですか?” (09/2/17)

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