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2009.05.30

皐月賞1番人気 ロジユニヴァース巻き返しはあるか?

アンライバルドが断然の支持を集める日本ダービーだが、クラシック初戦の皐月賞ではロジユニヴァースが単勝1倍台の1番人気に推されていたことを忘れるわけにはいかない。ウイニングチケット、アドマイヤベガ、タニノギムレットらは1番人気だった皐月賞では連対すら叶わなかったものの、ダービーではきっちり巻き返して栄冠を手にしている。ただ上記3頭で最も皐月賞の着順が悪かったのはアドマイヤベガの6着で、14着に大敗したロジユニヴァースは負けすぎの嫌いがある。それにしても、弥生賞まで圧倒的な強さで4連勝を飾った同馬が、まったく良いところないまま馬群に沈んだのはどうしてだったのだろう? 例年にないハイペースに先行勢が総崩れになったことは敗因のひとつではある。だが、同馬より先行したミッキーペトラあたりにも後塵を拝しているのは解せない限り。やはり本当の敗因は展開より体調面と見たほうが良さそうだ。

皐月賞の馬体重は弥生賞より10キロ減の490キロ。暮れのラジオNIKKEI杯より14キロ減らしていた。最終追い切りの形が整ったことで不安は表面化しなかったが、今から振り返れば、調子が落ち込んでいたわけだ。評論家の清水成駿は興味深い分析をしている。弥生賞の後、厩舎においておかず、社台の山元トレセンに放牧に出されたことが、調整の遅れを招いたのではないかと言うのだ。

オーナーの久米田氏はグループにとって上得意の顧客とはいえまい。また、生まれながら脚に欠陥をもつロジユニヴァースは堂々と競りにかけられる馬でもない。… 十把一絡げのバーゲンホースが走ってしまうのは、牧場の人間にとってかならずしも歓迎できる話ではあるまい。その社台トレセンに短期放牧。昨日の友が今日の敵であったりするのが勝負の世界でもある(競馬最強の法則 6月号)

魑魅魍魎の陰謀説とも取られかねない主張だが、実際、ロジユニヴァースは3月20日に帰厩後、初時計が4月8日と遅めで、順調さを欠いていたのは確かのよう。弥生賞の疲れが想像以上に濃かったのかもしれない。皐月賞後、再び短期放牧に出され、帰厩したのは5月8日。今度は5日後の13日には時計を出している。この時、手綱を取った横山典は「ギリギリで踏みとどまっているし、ダービーへ向けて光が見えた」(日刊)とコメント。その後も狂いなく調教は進み、今週水曜の追い切り、金曜の最終調整と意欲的な動きを披露した。 JRAから発表された調教後の馬体重は皐月賞より24キロ増の514キロ(28日)と、しっかり回復。前走とは雲泥の状態でダービーを迎えることができそうだ。同馬の母系はスピードの勝ったタイプだが、トビの大きさは府中向き。ちなみに皐月賞二桁着順からダービー優勝となれば、ダイナガリバー以来、 23年ぶりのこととなる。ダイナガリバーは雪でトライアルが順延になり、ぶっつけで臨んだ皐月賞は調整不足で敗退。それが一転、体調戻ったダービーでは3番手から抜け出す先行策で快勝している。ロジユニヴァースは社台の大先輩にあやかれるか。

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コメント

ろじはバーゲンホースですか、そりゃ応援せにゃいかんな、どうせ2~3千円しか買わんのだからハズレてもえぇ⑫も買うか。

投稿: じげ | 2009.05.30 21:53

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