大阪杯回顧 充実一途ドリームジャーニーが金星
大阪杯はディープスカイを徹底的にマークしたドリームジャーニーが差し切り勝ちで金星。だが、先に抜け出したディープスカイを直線で交わし、あっさりと勝利を収めるかと思いきや、ダービー馬の底力。休養明けのハンデも、59キロの斤量も跳ね返し、一度は差し返す強さを見せたのだ。最後はクビだけ遅れたが、負けて強しという内容だったのではないか。悲観することは何もない。勝ったドリームジャーニーは年を経て充実著しい。コースやディープマークが嵌ったのは事実だが、父ステイゴールドを彷彿とさせる弾丸のような差し脚が繰り出せるようになった。母の父はメジロマックイーン。有馬記念4着、菊花賞5着の実績もあり、身が入った今なら中距離馬の域を超えて春の天皇賞でも走りを見てみたいぐらいだ。3着にカワカミプリンセス。相手が強かっただけで、この馬も完全復調。ヴィクトリアマイルは優勝争いができる。マツリダゴッホはかかって7着。どこか歯車が狂ってしまった。
ダービー卿CTはタケミカヅチが新馬戦以来の勝利。荒れるハンデ戦、勝ち味の遅い、1番人気の、柴田善騎乗の同馬を本命にするファクターは私にはなかった。皐月賞2着の実績があるように勿論、力はG3では上位。今の馬場もゴールドアリュール産駒に合っているのだろう。以下、コンマ3秒差以内に8頭がひしめいたように、レースのアヤや枠順次第で、着順は幾らでも入れ替わる競馬だった。私が本命にした5着リザーブガードは直線で前が塞がって、脚を余す結果になってしまった。4着のキャプテンベガも同じような不利があり、陣営は歯軋りしているだろう。広い府中などで出走してくるようなら、忘れずに狙いたい。3着のマヤノライジンは12番人気だったが、同厩舎のマヤノツルギを差し置いて藤田を配してきたところから、勘のよいファンは勝負がかりに気づけたかもしれない。他、気になったレースは山吹賞でキタサンアミーゴが快勝。ダービー戦線に乗ってきそう。コーラルSのペプチドルビーは複勝圏にも入れないとは、がっかりする騎乗だった。
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