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2009.03.18

地方競馬一口馬主スタート 満口続出の意外な人気!?

いよいよ地方競馬でも一口クラブが始まることになった。他社に先駆けて事業に乗り出したのはシルクホースクラブ。長らく地方競馬では一口クラブは馬主登録を受け付けてもらえなかったが、一昨年の法改正で制度が認められるようになった。馬主不足に喘ぐ現状を鑑みると、どうして手をこまねいたいたのか実に不思議なことである。その背景には、一口馬主は一般の馬主に比べて税制面で不利なことや、地方では賞金が低すぎて成立しないのではないかとの危惧があったことも事実だ。その心配はなくなったわけではないが、いざシルクが募集を始めてみると意外や意外。4頭の募集馬のうち2頭は瞬く間に満口になり、残る2頭も残口少となる人気ぶり。同世代のシルクが募集している中央馬約60頭のうち満口は4頭しかいないことを考えると、全体の口数が3分の2とはいえ、いかに売れているかが分かるだろう。

募集馬4頭(2歳)は1頭あたり200口、一口3500円から1万7000円と幅広い価格が設定されている。うち、最も人気を集めたのが大井・上杉厩舎が予定されているノボジャックの牡馬(7-69)。総額200万円、一口1万円と手頃な上、賞金の高い南関東、兄弟馬も地方で多くの勝利をあげている点が評価されたように思う。もう1頭、満口になったのがムーンバラッドの牝馬(7-70)。こちらは岩手・小西厩舎に入厩済みで、6月のデビューをめざして乗り込まれている。何しろ総額が70万円。1口3500円の低価格が魅力で、月々の飼葉代も1000円とリーズナブルだ。儲けを度外視して、愛馬が走るのを楽しみにするという意味では打ってつけかもしれない。いちばん残口があるのが、最高価格の一口1万7000円のアフリートの牝馬(7-68)というのも地方募集馬ならではないか。この牝馬、祖母はダンチヒの半妹と筋は通っているのだが。

地方競馬にエールを贈るという思いをこめて、私も出資することにした。ムーンバラッドの牝馬、アフリートの牝馬の2頭だ。どれだけ賞金を咥えてくるのか、何走くらいしてしまうのか、所属する競馬場によって飼葉代も異なるし、収支はどうなるのかも、勝ち負けは別にしてちょっと楽しみではある。道営に入厩するフサイチソニックの牡馬(7-67)など、いずれ他の競馬場へ移籍することもあると思うのだが。ともあれ、1頭8000万円、1口200万円という馬もいる社台サラブレッドクラブとは間逆の方向性を行く今回の試み。ほとんどの出資者が損を抱えるクラブ馬主制度のもとでは、不況の時代に夢を買うにはマッチした商品かもしれない。購入した中央のファンが地方競馬に関心を持つというケースも増えてくるだろう。私はシルクの回し者でも何でもないが、これを機に地方競馬に明るい兆しが少しでも差すと良い。

>>シルクホースクラブ公式サイト

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