鼻出血発症 ブラックエンブレムは最下位に敗れる
20日、ドバイ・ナドアルシバ競馬場で行われたバランチーンS(首G3)に出走したブラックエンブレムは、レース中に鼻出血を発症。馬群から大きく離されて最下位9着でゴールした。鞍上をキネーンに好スタートを切ったブレックエンブレムは3番手を追走。上位争いをするかに思われたが、4コーナーで失速。直線では馬を止めるようにして、最後は歩きながら入線した。当初、同馬は今月5日のケープヴェルディSに出走する予定だったが、先月28日、調教中に鼻出血を発症。3週間の出走停止処分を受け、その後、調教再審査をパスしていた。ブラックエンブレムは鼻出血以外には馬体に問題はなく、今後は帰国して国内のレースをめざして再調整されることになりそうだ。
ブラックエンブレムが出走に漕ぎ着けるまでには、様々な苦労があったことが小島茂之師のブログに綴られている。薬やサプリメント、マイクロレーダーなどの使用可否の問い合わせから、ドバイ、経由地の香港におけるインフルエンザ予防接種の取り扱い。渡航前の段取りを組んだレーシングマネージャー、輸送から機内まで帯同した獣医、0泊3日で2度も現地に駆けつけた装蹄師、調教のため寄り添った池田騎手…。実に多くの人々の協力があって、海外遠征がなされることも良く分かる。日本ではレース24時間前まで投与できる鼻出血の薬が、ドバイでは48時間前までしか許されなかったそうだ。この影響もレース結果にあったかもしれないとのこと。忙しい中、ファンへこうした細かな情報を提供しようという小島茂師の姿勢はありがたい。
現在、ドバイでは他に2頭の日本馬がレース向けて調教を積まれている。前走、UAE1000ギニーで2着に好走したアースリヴィングは、今月26日のUAEオークスで勝利をめざす。ドバイデューティフリーを最大目標にするウオッカも、19日に無事に到着。来月5日のジュベルハッタSをステップに本番へ向かう。先日、開設された日本馬の海外遠征情報を提供する「Team Japan Keiba」でも、日々の出来事が詳しくリポートされていた。近い将来、有料化されるようだが、今はウオッカの機内での様子など、なかなかファンが目にすることができない映像も公開されている。新しい試みとして成功するのか注目してみたい。
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コメント
海外遠征ってやっぱり大変なんですね。
他の出走馬以外にも敵がたくさんって感じで。
馬場の適正とかのことも考えると現地の馬より著しく能力的に優れていないと勝つのは難しいってことでしょうか?
そう考えるとディープやエルコンは勝てなかったとはいえ偉大だったってことでしょうね。
あっトゥザヴィクトリーも。
投稿: どかーん | 2009.02.21 21:02
>どかーんさま 人も馬も大変ですね。その中で結果を出してきた馬と陣営はすごいもんです。
投稿: ガトー@馬耳東風 | 2009.02.27 04:26