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2009.01.20

日経新春杯回顧 ぶっちゃけありえた大逃走劇 !?

ひさしぶりに逃亡劇と表するに相応しい逃げ切り勝ちを重賞で見せてもらった気がする。日経新春杯のテイエムプリキュアだ。2歳女王のイメージが強いためか、あるいはオークス惨敗が想起させるのか、馬柱をじっくり眺めないと短距離馬のように勘違いしてしまう。しかし、5歳以降は長距離適性を見込まれて、2400メートル以上を中心にローテが組まれてきた。去年は日経新春杯3着、アルゼンチン共和国杯4着と、軽いハンデをもらえれば、G2レベルでも好走できるところを見せていた。それでも、13着の鳴尾記念、殿18着の愛知杯が日経新春杯に向けて軽ハンデを勝ち取るためのステップだと見抜かなければ、アタマで狙うことは難しかっただろう。しかも、これが繁殖入り前の引退レースとなれば、通常、メイチの仕上げとは捉えない。だが、阪神JF以来、24連敗と勝ち星に見放されても、現役にこだわってきた陣営の思いに想像を働かせねばならなかった。

テイエムプリキュアは49キロ、裸同然の斤量だ。3年目の荻野琢真はステッキを入れてハナへ立たせる。折からの雨でコースは得意の緩めの馬場へと変化していた。1番人気ヒカルカザブエ、有馬記念2着アドマイヤモナークら有力馬が後方で牽制しあうなか、プリキュアは必要以上にラップを落とさないマイペースの逃げ。3コーナー過ぎで7馬身、直線入り口では後続に10馬身差つけていた。気づいたときには遅すぎる、セーフティーリードだ。私の本命馬、ナムラマースが直線一気で追い込んできたものの、プリキュアは3馬身半前でゴールしていた。なぜヒモで抑えていないのか、買い材料はいくつもあったではないか、後悔してもアフターザカーニバルである。2着ナムラマースはクラシック戦線の上位を賑わしていた頃に復調しつつある。今後も好走するだろう。3着タガノエルシコは軽ハンデもあったが、良く伸びた。 58キロのアドマイヤモナークは早めに動いた分、伸びを欠いて5着。

京成杯はスローペースを番手で進んだ福永アーリーブロストが優勝。このレースは4コーナーでサンライズキールが故障発生、吉田隼人が投げ出されて頭部外傷、左ひじ部挫創のケガを負った。荒れてきた馬場、人も反応が鈍くなる寒さ、アクシデントも起きやすいのかもしれないが、大事故だけは避けてほしい。中団から追い上げたナカヤマフェスタが2着。落馬の影響でブレーキをかけたのが痛かった。3着は逃げた人気薄モエレビクトリー。4着には唯一、追い込んできたモンテトウルヌソル。中間、一頓挫あっての臨戦だったが、この展開で上位に食い込んできたのは力のある証拠か。京都で行われた2000メートルの新馬戦ではエアグルーヴの仔、フォゲッタブルがデビューして大いに注目を集めたものの、直線で伸び脚を欠いて5着に敗れた。初戦向きでないダンスインザダーク産駒とはいえ、物足りない結果だったのは正直なところ。勝ったのはシックスセンスの半弟、デルフォイ。大旋風のスペシャルウィーク産駒だった。

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