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2009.01.13

シンザン記念回顧 まだ奥があるアントニオバローズ

先週、京都で行われた3歳重賞、シンザン記念はアントニオバローズが粗削りな競馬ながら勝利した。スタートがタイミングが合わずに出遅れ。内枠から掛かり気味に3番手までポジションをあげていったが、物見をして集中力を欠いた走り。直線はムチを入れられても頭を上げて嫌がる仕草。ようやく本気モードになったのは、馬体を併せてから。グイグイと脚を伸ばすと、内で粘るダブルウェッジをクビだけ交わして、キャリア3戦目で重賞タイトルをものにした。まだまだ精神的には子どもで、能力を持て余している様子だが、ポテンシャルの高さは感じさせた。母の父はスタミナ豊富なキングマンボで、祖母もノーザンダンサーの半妹と、血統的な奥は深い。父はマンハッタンカフェで、血統からは距離が伸びても心配はない。今後の課題は気性面の成長なのは違いないが、キレさせないよう上手に成長させてほしい。鞍上が大舞台に強い角田とのコンビも楽しみだ。

アントニオバローズのほか、先週は条件クラスで面白そうな3歳牡馬が2頭、勝ちあがった。中京2000メートル、ビオラ賞(500万)で差しきり勝ちを収めたキタサンガイセン。当たり年のスペシャルウィーク産駒から、また新星の誕生だ。スタートで出遅れ後方からの競馬になったものの、他馬がスパートしても落ち着いて待機。直線は大外。前が壁になって立て直す不利があったが良く伸び、並んで相手を捻じ伏せた。これで2戦2勝。もう1頭は京都1800メートルの未勝利戦を2戦目で勝ちあがったアプレザンレーヴ。逃げ切って、危なげなく3馬身差。兄姉にナイアガラ、レーヴダムールと、仏G1馬の母は屑を出さない。父はシンボリクリスエス。大型馬で初戦こそ敗退したが、使われる毎に良くなっていきそうな雰囲気がある。池江郎厩舎は今週おろすフォゲッタブルという評判馬がいるが、アプレザンレーヴも看板馬の素質は十分。上記にあげた3頭は順調に行けばクラシックを賑わしてくれそうだ。

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