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2008.11.23

マイルCS予想 開成調教師のスーパーホーネット信頼

今、栗東で最も勢いのあるトレーナーといえば、矢作芳人調教師ではないか。先週、JRA通算100勝を達成。開業から3年8ヶ月での達成は、森秀行師の3年9ヶ月を抜いて、現役の最速記録となる。矢作師が異色なのは、その経歴にある。父は大井競馬の調教師。生徒の半数は東大に合格する開成高校に進みながら、周囲の反対を押し切って競馬業界へ飛び込んだ。調教助手時代には優駿エッセイ賞次席を受賞した文筆家としての才能もある。若い頃のちょっとした喧嘩が原因か?、調教師試験を落とされること13回。ようやく念願の厩舎を持つと、独自の調教方針、経営理念、人心掌握術で、社台の馬がゼロというスタートだったのに、勝ち星を量産し続けている。興味のある方は、先月に出版された 『開成調教師』を読んでみてはいかがだろうか。穴馬が激走する秘密も書かれている。

矢作厩舎のイデオロギーの結晶とも言うべき馬が、マイルCSに出走するスーパーホーネットだ。地味なロドリゴデトリアーノ産駒でありながら、朝日杯FSで2着して注目を集めた。クラシックは体調管理がうまくいかず惨敗。それを糧にして馬を建て直し、去年はスワンSを勝ち、マイルCSでダイワメジャーの惜しい2着。今年も前走の毎日王冠でウオッカを差し切る大金星をあげた。出走馬のなかで、力が一枚上なのは間違いない。ファンとの交流を大切にしたいと、今月、開設された公式ブログでは「京都のマイルは枠の有利不利はありません」とあるように、マークされる立場を考えれば、外枠を引いたのも好都合。内で閉じ込められるよりずっと良い。唯一の不安は鞍上の藤岡佑介がG1初制覇を意識して、固くなりすぎていないかということ。だが、普通に回ってくれば連は外さない。試練を乗り越えて矢作厩舎にビッグタイトルをもたらしてほしい。

◎スーパーホーネット ○カンパニー ▲ローレルゲレイロ
△ブルーメンブラット、ファイングレイン、エイシンドーバー、ショウナンアルバ

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