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2008.10.05

凱旋門賞直前リポ 手応えつかんだサムソン陣営

いよいよメイショウサムソンが挑戦する凱旋門賞が直前に迫っている。土曜日はサムソンより一足早く、僚友のファンドリコンドルが G2のマイル戦に参戦するとあって、日曜日を待ちきれない私もロンシャン競馬場に応援に駆けつけることにした。ロンシャン競馬場は凱旋門に近いポルトマイヨー駅からバスで15分ほどの距離にある。フランスの競馬は午後から始まるが、すでに昼過ぎのバスには日本人数人の姿もあった。この日のパリは快晴。入場料4ユーロを払い中に入ると、鮮やかなグリーンのコースが遠方からの客を出迎えてくれた。今年からフランスギャロはカタール競馬・馬術クラブと凱旋門賞に関して独占スポンサー契約を結び、賞金総額も400万ユーロ(6億4000万円)と倍増した。場内はスポンサーカラーの紫で彩られ、華やかなムードを演出していた。

気になる馬場状態だが、今週の雨の影響は多少は残ってそうだが、直線に設けられた仮柵が外されることを考えれば、まず問題ない馬場で行われるとみていいのではないか。これはもちろん、メイショウサムソンにとってという意味だが。本番は明日だというのに、いたるところで日本人ファンと出会った。少なくとも個人旅行者で50人、バッジをつけた団体客?を含めれば、 100人ほどはいたのではないだろうか。凱旋門賞グッズを扱う即席のテナントは飛ぶように商品が売れており、明日は買えないかもしれないと私も購入してしまった。一昨年のディープインパクトの印象が強いのか、日本人スタッフの常駐するテントもあって、日本語の馬券投票用紙を配っていた。これを窓口で渡せば買い間違いも起きまい。

青空のロンシャン競馬場 馬場状態は心配なし

この日は日本のファンにとって、見逃せない馬がG1に出走していた。短距離戦線の最終戦、フォレ賞のナタゴラだ。レーシングプログラムの父欄、 ”Divine Light(JPN)”の文字が燦然と輝いて見えるのは私だけだろうか。英1000ギニー以来、勝利から遠ざかっているものの、フランスダービーで牡馬相手に3着と好走するなど、その実力はトップホースのにも引けを取らない。私も単勝(シンプルガニャン)と馬連(カップルガニャン)を買って、ディヴァインライト産駒の好走を祈った。好スタートから番手で折り合うナタゴラ。直線では人気のパコボーイに差されたものの2着を死守。7倍の馬券をプレゼントしてくれた。 10年前、「ロンシャンのG1でディヴァインライトの仔から流して的中」なんて、誰が想像できただろう。本当に幸せなことだ。

そして、ファンドリコンドルが出走するダニエル・ウィルデンシュタイン賞。 500万で二桁大敗を繰り返してきた同馬にとって、家賃は高すぎるレースではある。それでも、父は凱旋門賞2着のエルコンドルパサーだ。その血は再びロンシャンへと帰ってきた。エルっ仔はグイグイとパドックで厩務員を引っ張り、強豪相手でも臆する様子はない。武豊を乗せると、パドックを半周ほど回ってコースへ。騎手にとっても、凱旋門賞の騎乗イメージを膨らませる大切なレースになる。やはり日本馬のゲートは速い。勢い良く飛び出した同馬だが、うまく落ち着かせて3番手を追走。フォルスストレートも慌てることなく、直線まで追い出しを待つ。結果、約6馬身差の6着ならば、予想外の大健闘。戻ってきた武豊と高橋成忠師も笑顔で言葉を交わしていた。本番は明日。日本代表、前日は充分な手応えを掴んだと見たい。

ナタゴラは2着 ファンドリコンドルのレース後、笑みがこぼれる

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