3戦3勝カジノドライヴ BCクラシックで頂点に挑む
日本時間、26日(日)朝7時45分、日本のカジノドライヴが出走する米G1・ブリーダーズカップクラシックが行われる。カジノドライヴは半兄にベルモントS勝ち馬のジャジル、半姉に同じくベルモントS、ケンタッキーオークス勝ち馬のラグズトゥリッチズがいる超良血馬だ。今年2月に京都で新馬戦を大差勝ちすると、国内のレースには見向きもせずに渡米。期待通り、5月のピーターパンSを快勝したものの、ベルモントS直前に挫石が見つかって出走回避を余儀なくされた。兄姉弟のベルモントS三連覇の記録はならなかったが、今秋、管理する藤沢和雄師はBCクラシックで雪辱を果たすことを決断。世界最高峰の舞台へ駒を進めることにした。
最大の焦点は馬場にある。芝でもダートでもない、オールウェザーという新しい馬場で施行されるのだ。オールウェザーはクッション性が良く、水はけにも優れた人工素材でできており、欧米を中心に導入する競馬場が増えている。日本でも美浦トレセンでオールウェザーのひとつである、ニューポリトラックの調教コースが去年、完成している。カジノドライヴは12日、本番と同じサンタアニタパーク競馬場のオールウェザーで行われた条件戦を楽勝しており、馬場に戸惑う心配はなさそうだ。オールウェザーはダートより芝に近いとも言われ、初体験となるダートチャンピオン・カーリン(去年の覇者・ドバイWC勝ち馬)がどんなレースを見せてくれるのかも楽しみだ。
今年、BCクラシックにはデュークオブマーマレードら、欧州勢が3頭出走する。デュークオブマーマレードは先の凱旋門賞では重い馬場と長い距離に苦しめられて惨敗したが、2000メートルの適距離に戻る今回は本来の強さが発揮できるのではないだろうか。枠順が発表されている。カジノドライヴは2番枠、デュークオブマーマレードは4番枠、カーリンは9番枠に入った。カジノドライヴは一部では「追い切りせず本番へ」と報じられたが、速い時計ではなかったもののオールウェザーで5ハロン70秒程度の最終追い切りをこなしており、イレギュラーな過程もなく順調に仕上げられたとみて良いようだ。カジノドライヴは4番人気程度。内枠と持ち前の先行力を生かした思い切った競馬を期待したい。
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