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2008.10.31

前門の虎、後門の狼 ウオッカを悩ます2頭ライバル

今年の天皇賞秋は本当に楽しみなメンバーが揃った。なかでも話題の軸になるのはウオッカだろう。ひとつの見所は宿命のライバル、ダイワスカーレットとの牝馬頂上決戦。チューリップ賞こそウオッカが力でねじ伏せたものの、桜花賞、秋華賞と先行力とスピードに秀でたダイワスカーレットの前に後塵を拝してきた。今春、雪辱を誓ったウオッカは安田記念で岩田を鞍上に迎え、あっと驚く先行策でダービー以来の勝利をもぎ取った。だが、そこに大阪杯で戦線離脱したダイワスカーレットの姿はなかった。秋華賞はウオッカが休養明けだったが、天皇賞秋は立場が逆。舞台もウオッカが得意としてきた府中で、もしダイワスカーレットが勝利するようなら、歴史的評価は後者に軍配があがることになろう。ウオッカは負けられない。

もう一つの見所はダービー馬対決。神戸新聞杯を快勝しながら菊を回避、古馬との対決を選んだディープスカイとの対戦だ。菊花賞を快勝したオウケンブルースリを軽く捻った前走は、世代トップの実力を改めて見せつけたものだった。 3歳馬の優勝はバブルガムフェロー、シンボリクリスエスの2頭がいるが、ダービー馬の参戦は初めてとなる。力関係ではタダもらい同然とも言われた菊花賞を捨ててこちらに狙いを定めたのは、距離の不安というより古馬相手でも勝てるという自信の現れだろう。トライアルを勝ったダービー馬が菊をパスする前例をつくったディープスカイ。天皇賞を勝てば、菊花賞の重みは失われ、セントレジャー化していくのかもしれない。三冠ロードにも影響を与える一戦か。また、ウオッカを降ろされた四位が鞍上というのも、因縁があって面白い。

肝心のウオッカの状態だが、武豊公式サイトで「文句のつけようのないデキ」と手放しで誉めている。だが、毎日王冠ではハナを切らせる奇策だっただけに本番での乗り方は難しい。ああした競馬をした馬が、スンナリと中団で折り合いをつけることができるのか。スタートからダイワスカーレットとのマッチレースになるようなら面白いが、それで利するのは後方待機のディープスカイ。どう前門の虎、後門の狼と闘うのか。腕の見せ所である。ところで、今年もリーディングジョッキーを独走している武豊だが、G1はフェブラリーS勝ちだけで、重賞も3月のファルコンSを勝って以来、何と34連敗中(交流重賞を除く)。11度の1番人気を裏切っている。先週、新人最多勝記録を更新した三浦皇成に「70勝目がローカルの土曜1Rというのは華が足りません」と発破をかけた武豊。そろそろ後輩に格好良いシーンを見せたいところだ。

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