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2008.10.05

凱旋門賞当日のパリは曇り空 サムソンに勝機はあるか

パリは今、朝の8時半。窓の外から聞こえる雨の打つ音で目が覚めた。カーテンをあけると灰色に塗られた空が広がっていた。道路や屋根も随分と濡れている。ここから数キロ離れたブローニュの森も変わらないだろう。ほどなく雨はあがったが、陽は差さず外気は冷え込んでおり、柔らかく、重い馬場でレースは行われることになるのかもしれない。昨日、晴天のロンシャンを訪れたときには、また雨が落ちてくるとは思わなかったが。フランス競馬はスピードよりスタミナの勝負になるのは周知の事実だが、この雨で一層、持久力を求められるレースになるのではないだろうか。距離不安の囁かれるデュークオブマーマレードなどは歓迎できない馬場だ。

昨日、ロンシャンで帰り際に買ったパリ・テュルフ(PARIS TURF)では、一面から無敗のザルカヴァの写真を載せて、アキーダ以来、 3歳牝馬の凱旋門賞優勝なるかと大きく取りあげている。ヨーロッパのファンにとって、初めて一線級牡馬と対戦するザルカヴァの走りに最大の注目が集まっている。日本で言えば、無敗のメジロラモーヌやファインモーションがジャパンカップに出てきたようなものか、いやそれ以上か。対抗馬とされているのは、同期の仏ダービー馬、ヴィジオンデタ。自国贔屓というだけではない。凱旋門賞に強いフランス3歳牡馬、それに最も相性のよいステップ、ニエユ賞を勝ったことが評価されている。

一部に”SAMOURAI”の見出しも躍ったメイショウサムソンは、扱いは6、7番手というところ。フランスメディアはステップをパスしてロンシャンにぶっつけで挑むことに懐疑的だし、ディープインパクトやエルコンドルパサーではないという冷静な見方をしている。先日、武豊へインタビューしている様子を見たが、「本当にチャンスがあると思っているのか?」と、少し失礼な聞き方もしていた。但し、父はオペラハウス、母の父はダンシングブレーヴと、ヨーロッパゆかりの血統であることも紹介されており、難しいだろうが頑張ってほしいという思いも感じられる。重い馬場がどう影響するかは未知数だが、体調のよさと血統の力を信じたい。歴史的な一戦になることに胸を高鳴らせて、私もロンシャンへ向かおう。

当日のパリは曇天 一身に注目を集めるザルカヴァ

>>PMUオフィシャルサイト(凱旋門賞はLONGCHAMPの6レース)

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