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2008.05.01

最多4頭出し アドマイヤ軍団に作戦の利はあるか

最近は朝青龍問題でもタニマチとして睨みを利かせるなど、何かとお騒がせの近藤利一。今年も重賞6勝とアドマイヤ軍団は絶好調だが、天皇賞春には個人馬主としては異例の4頭出しで挑む。アドマイヤモナーク(ダイヤモンドS)、アドマイヤジュピタ(阪神大賞典)、アドマイヤフジ(中山金杯)、アドマイヤメイン(ダービー2着)、参加することに意義があるのではなく、どの馬も勝つチャンスがありそうだ。サンスポによれば、84年のグレード制導入以降、4頭出しは同一馬主のG1最多出走頭数タイ記録となる。過去6度あるが、すべてクラブ法人によるもので、最高着順はホーネットピアス(97桜花賞)、ローエングリン(03安田記念)の3着。一昨年の天皇賞春ではサンデーレーシングが4頭参戦させたものの、アイポッパーの4着が最高着順だった。こうして見ると、多頭数出しを有利に働かせるというのは意外に難しいのかもしれない。

但し、4頭出しが最多というのは登録名義が同一だった場合ということであり、例えば社台グループという括りなら幾らでも5頭を超えるケースはある。しかし、近年の社台グループは巨大さ故に、総がかりで1頭の馬を勝たせに行くといったことは、少なくともファンに見える部分ではない。そんな手荒なことをやれば、信頼を失って自らの首を絞めることは自明だ。では、他の有力馬主の場合はどうだろうか。思い浮かぶのは4年前の皐月賞とダービー。それぞれ岡田繁幸総帥は、マイネル、コスモを併せて5頭を出走させた。コスモバルクを勝たせるためにマイネルマクロスで先行勢を潰し、予想外のハイペースになれば後方待機の別の馬が差す。大まかにはそんな作戦だった。だが、岡田総帥の策は見当違いに終わり、暴走、骨折、予後不良と散々な結果が待っていた。

多頭数出しでは、1頭はハナを切らせてペースを握りたいと考えるのは常のようで、今回、アドマイヤ陣営は菊花賞3着の実績もあるメインを前に行かせたいと思っているようだ。ホクトスルタン、アサクサキングスと楽にハナで流されると手強いライバルもおり、メインが牽制していくことになるだろう。理想的には先頭集団を見守る位置にジュピタを置いて、中団フジ、後方モナークに脚を溜めさせたいところか。アドマイヤ勢の盾制覇は可能性が高いように思えてくる。だが、ゲートが開けば、脳内と同じ展開にならないのが競馬。ジュピタのポジションにはポップロックがいるかもしれないし、後方一気の利を得るのはドリームパスポートかもしれない。ちなみに4年前の皐月賞では逃げ宣言のマイネルマクロスは出遅れて、ダイワメジャーが押し切ってしまった。さて、天皇賞春のアドマイヤ軍団は如何に?

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馬券日記 オケラセラ: 最多4頭出し アドマイヤ軍団に作戦の利はあるか 単純にアシスト的な騎乗、ラビットに騎手が慣れていないだけなのかなというのは、岡田総帥の5頭出しの時に思った、あと海外の多頭出しは、厩舎も統一されている事が多いけど、JRAの場合は今回のアド... [続きを読む]

受信: 2008.05.04 07:14

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