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2008.04.08

フラワーCとクイーンC 混戦に拍車かける別路線組

今週からクラシックが開幕。今年の牝馬戦線は重賞2勝馬が1頭もおらず、大混戦の様相を呈している。チューリップ賞などトライアル組を検討すれば事足りる年とは違って、別路線組も人気の一角を占めることになる。中でも、フラワーCを制したブラックエンブレムと、クイーンCを勝って臨むリトルアマポーは単勝10倍を切るオッズになりそうだ。かつて、両レースとも桜花賞には鬼門のレースだったが、フラワーCはダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴンなどがステップにして、重要レースへと性格を一変させた。ブラックエンブレムはウォーエンブレム産駒らしく気性の激しさは課題としてあるものの、前残りの展開になったときには逃げ粘ってしまうシーンもあるかもしれない。マイル戦への距離短縮は折り合いを考えると、好材料とみていい。

一方、アグネスタキオン産駒のリトルアマポーラは4戦3勝。負けた京成杯も脚を余してのもので、勝った弥生賞馬・マイネルチャールズからコンマ2秒差に踏みとどまった。その潜在能力の高さはクイーンCを直線一気で楽勝したことで証明された。だが、過去の成績からはクイーンC直行組は買える要素が見出せない。96年にイブキパーシヴが連対を果たしているものの、過去10年ではエアデジャヴー、シャイニンルビー、コイウタ、カタマチボタンと 3着までが精一杯。但し、もう少し能力が足りさえすれば連対圏内までは十分に手が届くと好意的に解釈することもできる。血統的にマイルはベストで、カワカミプリンセスのスイートピーSがそうだったように、臨戦過程の相性など簡単に引っくり返しても驚きはしない。むしろ、前走で12キロ減っていた馬体をどう捉えるのか、そちらのほうがデータ的には鬼門になる気もする。

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