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2008.03.27

日本勢のチャンスは? ドバイWC出走馬が確定

29日(土)に行われるドバイワールドカップ諸競走の出馬表が確定した。日の丸勢が参戦するのはシーマ・クラシックを除く3レース。このうち最も早くスタートが切られるUAEダービー(日本時間23:15)には全日本2歳優駿を勝ったイイデケンシンが挑む。共同通信杯で大敗するなど芝では能力の限界を見せたものの、ダートでは2戦2勝。もちろん、ドバイと日本のダートは異質のものだが、ハナに立てるスピードと気性はUAEダービーでは有利。オナーデヴィルロイヤルヴィンテージなど地元UAE勢の優位は揺るがないが、去年、5着だったビクトリーテツニー以上の成績を期待したい。 11頭立ての大外枠を引いたので、藤田は思い切ってスタートして押して押してハナを奪うか。多くが南半球産馬で59キロの酷量を背負うなか、北半球産馬の軽量55キロを活かせれば。

芝1777メートルのドバイ・デューティ・フリー(24:55)はウォッカ、アドマイヤオーラの大駒が参戦。両馬ともマイルより中距離に適性があるタイプだが、ドバイの芝はヨーロッパほどではないにしろ、日本より時計のかかる重い馬場。余分なスタミナを求められることを考えれば、シーマ・クラシックよりこちらを選んだ決断は間違っていない。ウォッカ陣営はある程度、先行させるつもりのようで、乗り替わった武豊の手綱さばきは要注目。アドマイヤオーラも目下の充実振りからは近藤軍団の連覇があっておかしくない。こちらは切れ味を大事にするレースが目標。ライバルは英1000ギニー馬・フィンスケールビオ、去年アドマイヤムーンの2着だったリンガリか。敵わないレベルではなく、ここが最も日本が金メダルに近い一戦になる。

メインレース、ドバイ・ワールドカップは総大将・ヴァーミリアンが2年続けての挑戦する。去年はインヴァソールから15馬身差の4着。石坂師は「もう二度とヴァーミリアンを連れてドバイに来ることはない」と世界の壁を痛感したそうだが、昨秋から馬が一変。それまでとは比較にならないほど強さを増して、師に再トライを決意させた。しかし、今年の相手もタフだ。カーリンはBCクラシックを制して年度代表馬にも選ばれた米最強馬。2月末にはドバイでステップレースを楽勝しており、体調、輸送面でも大きなアドバンテージがある。馬券発売があれば、単勝1倍台の本命というところだろう。この他では、前哨戦のマクトゥームチャレンジを勝ったゴドルフィンのジャリル、去年2着だったプレミアムタップらがいるが、カーリンとの実力差は開いている。どこまでヴァーミリアンがカーリンに肉薄できるのか。父の夢を継いで、悔いのない競馬をしてほしい。

>>「ドバイ・ワールド・カップ」出馬表確定(JRA)

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