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2008.03.20

フラワーC もう1頭の「奇跡の血」が桜女王へ名乗り

3つの桜花賞トライアルが終わり、残りの切符は今週のフラワーCで賞金を加算できた馬だけに与えられることになった。もっともレベルの高かったチューリップ賞では阪神JF組のトールポピー、オディールが好走し、本番でも中心視される結果を出した。一方、フィリーズレビューは人気のエイムアットビップが熱発の影響で大敗。 11番人気のマイネレーツェルが同タイムに4頭が並ぶ混戦を制したものの、内田博幸が手綱を取るという材料を除けば、桜でも軸にできるようなパフォーマンスにはとても届かなかった。アネモネSも人気のブーケフレグランスが右回りを苦にして着外に終わり、勝ったソーマジックは魅力的ではあるが、アネモネS勝ち馬と桜花賞の相性は悪い。

前走のアーリントンCで脆さを見せたポルトフィーノ含めて、桜花賞ではクイーンCを制したリトルアマポーラ、トールポピーの三強が形成される可能性が高い。だが、そこに楔を打ち込めるとすれば、フラワーCでブラックエンブレムが勝ったときだ。同馬は馬名の通り、「奇跡の血」と言われるウォーエンブレムの希少産駒の1頭。前走のきんせんか賞(芝1600)では4馬身差の大楽勝を演じているが、その前の葉牡丹賞(芝2000)で皐月賞有力候補のマイネルチャールズとクビ差の接戦をしているのだから、牝馬相手では当然のレースだったかもしれない。ショウナンアルバやエアパスカル同様、父は少ない子どもたちに激しい闘争心を伝えており、充実期には気で走る血統なのだろう。

かつて、フラワーCはクラシックでは用無しのステップだったが、スマイルトゥモローがオークスを制してから重要な前哨戦へと変貌している。 04年から06年にかけては、ダンスインザムード、シーザリオ、キストゥヘヴンが連続して桜花賞で連対。一昨年、きんせんか賞から臨んで2着だったフサイチパンドラもオークスで2着している。今年のフラワーCには新馬、特別を連勝してきたシングライクバードも出走してくる。直線一気型のタイプで中山は取りこぼしがあるかもしれないが、こちらも潜在能力は高そう。ブラックエンブレムともども、桜か樫か、どちらかは連絡みしそうな雰囲気で、桜の最終上京便に要注目だ。

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 今年のクラシック戦線はウォーエンブレム産駒が注目を浴びている。今週はフラワーカップにブラックエンブレム、若葉Sにキングスエンブレム、スプリングSにショウナンアルバが出走。どの馬も有力馬なのでどんな走りをするのか楽しみ。エアパスカルはチューリップ賞を勝ったので桜花賞への出走権は手に入れている。ウォーエンブレムはサンデーサイレンスの後継種牡馬として社台ファームが期待を込めて購入した。 総額30億円の巨額のシンジケート(5000万×60株)が組まれたが牝馬に興味を示さないので種付けが出来ないとかニュース... [続きを読む]

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