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2008.02.12

共同通信杯回顧 大本命が消えクラシックは混沌

雪のため、2週連続の開催中止に見舞われた東京開催。共同通信杯は翌日、月曜日に行われることになった。私事ながら、去年から土日が基本的に出社しなくてはならない勤務になり、なかなかリアルタイムではテレビ観戦すら覚束ない競馬ライフになってしまった。今年のクラシック戦線もライブで見ることは難しいだろうと思っていたが、休日の月曜日にダービーを占う共同通信杯が施行されるのは幸いとばかり、府中へと出かけることにした。もちろん、目的は断然の1番人気に推されたサダムイダテンの圧倒的強さを生で体感するためである。懸命の除雪作業が功を奏して、芝は良馬場。結果に言い訳はできない府中の千八となった。

サダムイダテンはピリッとしない感じでパドックを周回していたが、安藤勝が騎乗するとグイグイとリズムよく歩いていく。騎手が乗ると変わるタイプなのかと、不安を吹き消した。これまで雪の影響を受けた年の共同通信杯では、順延になった94年にナリタブライアンが、ダート変更になった98年にはエルコンドルパサーがレースを制している。「雪+共同通信杯=歴史的名馬」の方程式ができあがっていたわけだ。マイリーに祖を持つ華麗なる一族のサダムイダテンも、もしかしたら競馬史に名を刻む一頭かもしれないなどと、期待も高まってくる。単勝は1.5倍。続くスマートファルコンが6.7倍、サブジェクトが11.6倍だから、不動の一本かぶりである。

除雪、おつかれさまでした 人気のサダムイダテンだったが

レースは深いブリンカーをつけたショウナンアクロスが後続を離してハナを切り、番手に逃げ宣言をしたイイデケンシン。まずまずのスタートだったサダムイダテンは前走と同じく後方から。安藤勝は「不利のないように外目へ出せば勝てる」(ラジオNIKKEI)と考えていた。その言葉通り、4角は馬群の外を回して直線へ。先に抜け出したショウナンアルバらを捕らえようと、残り300で安藤勝は必死に追い出すが、サダムイダテンはジリジリとしか伸びない。内を突いたタケミカヅチマイネルスターリーらにも先着を許し、何とも期待はずれの5着に終わってしまった。今年のダービー馬の勝利を青田買いで見ておくという私の目的も雲散霧消である。

こうして負けてしまうと、やはりフォーティナイナーの血かと現金にも落胆してしまう。バテてはいないが、少なくとも芝G1を勝つようなギアが全くなかったからだ。ラジオNIKKI杯も道悪で時計がかかったのが実はプラスに働いていたのかとか、サブジェクトの惨敗を見るとレースレベルが低かったのかと…。まだ見限るには早計だが、牡馬クラシックは再び混沌としてきた。優勝したショウナンアルバは牝馬に興味を示さず種牡馬を退いたウォーエンブレム産駒。それでも去年、デビューした4頭はすべて勝ち上がるなど非凡な成績を残していたが、産駒数を考えると重賞勝ちは奇跡的だ。ショウナンアルバは気性面の荒さがネックのようだが、ぜひ種牡馬入りできるぐらいの成績を残してほしい。

マイネルスターリーは3着健闘 勝ったのは蛯名ショウナンアルバ

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