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2008.02.29

卒業・入学シーズン 内田博は17頭がスタンバイ

競馬界は卒業、入学シーズン。先週は6人の調教師が勇退した。関東ではトップジョッキーとしても活躍した加賀武見、増沢末夫、ギャロップダイナを管理した矢野進、個性派ツインターボを育てた笹倉武久の4人。ダービーでトウショウボーイを怯ませた加賀クライムカイザーの伝説的騎乗はビデオでしか観たことがないが、逃げの増沢は私が競馬を始めた頃はバリバリの現役だった。ユキノサンライズでダイイチルビー、メジロライアンを相次いで完封した中山牝馬S、中山記念は今でも鮮烈な印象に残っている。長い間の競馬界への貢献にお礼申し上げたい。笹倉厩舎は成績不振から馬房を埋められず、経営難に陥っての引退。なお、山田要一厩舎も調教師の体調不良から3月中に解散することになっている。

関西では松元省一福島勝。松元省はトウカイテイオー、フラワーパーク、スティルインラブを管理し、 G19勝をあげた歴史的調教師だった。特に師が思い出深いのはトウカイテイオーのジャパンカップだと言う。ルドルフの仔として父子制覇した皐月賞、ダービーもワクワクしたが、惨敗を重ねて臨んだジャパンカップでナチュラリズムとの叩き合いを制したシーンは、私にとっても最も感動したレースだった。最近では日本馬がホームアドアンテージでジャパンカップを勝つのは当たり前になっているが、当時はまだ世界の壁が厳然とそびえていた。師も同じ想いだったことは非常に嬉しい。 厩舎を手伝ってきた奥様が5年前に倒れたのが定年前の引退を決心した理由だとか。惜しまれながらターフを去った。

さて、今週はニューフェイスが登場する。目玉は何と言っても大井から移籍した内田博幸。メインの中山記念はディアデラノビアの故障引退で騎乗はないものの、デビュー週から17頭がガッチリとスタンバイしている。厩舎サイドの期待は予想以上に高い。とりわけ、藤沢和厩舎は4頭を依頼。水仙賞(3歳500万)のスマイルオンザラン(母スマイルトゥモロー)は鉄板の気配すらある。他にも何頭か持ってきそうな馬もいる。また、ニュージーランドTでは 2歳チャンプのゴスホークケンの手綱を任されることも決まっており、トップと18勝差の関東リーディングを逆転するのも先の話ではないだろう。後藤や横山典はどこまで意地を見せられるか。

高知と同じく旧姓での登録が認められた鷹野宏史は、二ノ宮厩舎に所属することになった。 43歳にして初めての中央騎乗とハンデは大きいものの、「中年の星」ブームを巻き起こしてもらえれば。年々、競馬学校出身者の育成環境は厳しさを増しているが、今年度は選りすぐられた少数精鋭3人がデビューする。三浦皇成(河野)はいきなり重賞騎乗。中山記念でトラストジュゲムでコンビを組む。競馬学校時代の思い出は「財布に入れておいたコンドームを教官に見つかったこと」だそうで、水も漏らさぬゴム三浦の手綱さばきを楽しみにしたい。この他の2人は父が障害で名を馳せた大江原圭(作田)、伊藤工真(古賀史)。一流騎手への一歩を踏み出してほしい。なお、競馬学校のブログでは「新人ジョッキー応援キャンペーン」が行われている。

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2008.02.23

フェブラリーS予想 ヴァーミリアンの圧倒力を信頼

2008年の初G1、フェブラリーS。明日から来週末にかけて、しばらく山奥へ出張に出かける予定で、ネット環境もなさそうなので早めに予想だけ。もちろん、最大のポイントは川崎記念を取り消したヴァーミリアンの取捨にある。マイル実績がないこと、外枠を引いたことと併せて、不安材料を抱えているのは事実だが、 JCダートで見せた圧倒的なパフォーマンスはハンデも克服するに充分ではないか。何より、ここをステップにドバイへ羽ばたいてもらわねばならない馬。評価は落としたくない。川崎記念を制したフィールドルージュも強力で、今年は人気馬のワンツーを期待したい。 3連単のヒモ候補には、4歳勢のドラゴンファイヤー、ロングプライド、古豪ブルーコンコルドらか。

◎ヴァーミリアン ○フィールドルージュ
△ドラゴンファイヤー、ロングプライド、ブルーコンコルド、ワイルドワンダー

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2008.02.20

縮小する競馬メディア 「馬」休刊が意味するものは?

2月16日(土)午後5時、本社から翌日17日(日)に急遽、社員総会が行われると言われた。当日、何の前触れもなく、『ホースニュース馬』が休刊するという話を聞いた。2月17日を最後に、新聞は発行しないと言う。… いつかは…と覚悟はしていたが、猶予期間もなく、いきなり休刊になるとは思いもしなかった。後から聞いた話では役員以外は誰も知らされていなかったと言う。だから、現場のトラックマンはもちろん、井崎脩五郎先生、丹下日出夫さんも知らなかった。(辻三蔵の辻説法)

これまでも中央競馬ではサイエンスやケイシュウといった専門紙の廃刊は目にしてきたが、井崎脩五郎、阿部幸太郎ら著名評論家を輩出してきた名門「ホースニュース馬」の休刊は、ファンにも驚きをもって迎えられているようだ。専門紙を取り巻く環境は年々きびしくなっており、その要因の一つには在宅のままネットで馬券を買うファンが増えていることがあげられよう。PCの前に座れば、出馬表、オッズ、過去の戦績も無料で得ることができるのだから、前日から専門紙を買い込んで睨めっこする必要もないし、特別レースだけ予想するなら130円のスポーツ紙と組み合わせればよい。従来よりファンに400円を支払わせるハードルは格段に高くなっている。専門紙、受難の時代だ。

一方で、今回の休刊はライフスタイルの変化だけに因るものではなかろう。競馬ブームの際には雨後のタケノコのように生まれた競馬雑誌も、その多くが姿を消してしまい、一般スポーツ誌「Number」で競馬が特集される機会もめっきり減った。つまり、社会では競馬メディアのニーズそのものがなくなってきているのだ。昨年度、JRA売り上げ額は約2兆7600億円で、97年の4兆円をピークに10年連続で減少。売り上げ減少に歯止めがかからない。私が学生の頃はこぞって競馬場へ行ったものだが、昨今ではそんな話は聞かなくなった。新規ファンがいなければ、競馬産業のπも小さくなる。そして、競馬もマイナースポーツに転落する。否、もうしているのかもしれない。

そうしたJRAの危機感は今年度のCMにも現れている。ご存知「CLUB KEIBA」は、ある会社の競馬ファン(大泉洋)が昔は競馬場へ通っていた上司(佐藤浩市)や全く興味のない若手(小池徹平)、派遣社員の女性(蒼井優)らを巻き込んで、「みんなで競馬!する楽しさ」を体験していくストーリーが描かれている。キャッチコピーには「あたらしい競馬の楽しみ方。2008年JRAからの提案」とあるが、本当は新しくも何ともない。17年前、猫も杓子も馬券を買い、競馬場へ押し寄せたあの時代の楽しみ方を丁寧に教えてくれようとしているのだ。新規顧客の開拓一本に絞ったキャンペーンに他ならない。

もちろん、これまでもJRAはビギナー獲得に努力を払ってきたが、今年度は腰の入れようが違う。21年続いた「スーパー競馬」を打ち切って、初心者向け番組の色彩を濃くした「みんなのケイバ」をスタートさせたのは象徴的だ。この番組はまさに「CLUB KEIBA」のコンセプトを反映したもので、川合俊一、ほしのあき、井崎脩五郎、細江純子が見本になってワイワイと競馬を楽む姿を視聴者に披露している。そこには素人受けしない専門家が出てくる余地はなく、実況席で井崎脩五郎が解説を兼ねるのも理にかなっている。競馬に詳しい役回りは1人で充分で、吉田均らの話など「CLUB KEIBA」には無用の長物というわけだ。

「みんなのケイバ」には「もう、バラエティー路線は勘弁してくれ!」(ゲンダイ)という批判も強いと報道されているが、 JRAは既存のファンはグリーンチャンネルへどうぞという方針なのだろう。戦略としては筋は通っている。今回、競馬産業の円が小さくなったことで、最も外周にいた専門紙が休刊に追い込まれたとすれば、その意味は無視できるものではない。「CLUB KEIBA」キャンペーンが成功を収めるかどうかは別にして、競馬産業に活力を再注入するという目的では、コアなファンが多少の不自由を強いられるのも我慢すべきかもしれない。地方競馬だけを斜陽と呼ぶ時代は過ぎたのだろうか。

暗い話になってしまったが、競馬メディアはなくなる一方ではない。ネット系の充実ぶりもさることながら、厳しい環境の中で新たな志を持って立ち上げられた紙媒体もある。先月、拙ブログでも紹介したが、月刊のタブロイド誌「レーシングポスト」は第3号も読み応えのある内容が詰まっている。JRA賞の担当記者による投票理由を特集した「わたしの理由」と題された記事など、従来から投票理由を付記させろと主張してきた私は手を叩きたくなるものだった。競馬産業の縮小スパイラルを止めるのは簡単ではないと思われるが、専門紙などの再編は質の高いメディアを立ち上げるチャンスになるかもしれない。悲観的になるばかりでなく、良い方向に転がることを期待しよう。

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2008.02.19

きさらぎ賞回顧 再び人気馬撃沈で期待の先は?

またしても本命馬が沈んだ牡馬クラシック戦線。きさらぎ賞で単勝2.3倍の1番人気に推されたブラックシェルは、出遅れで最後方からの競馬を余儀なくされた。そのまま4コーナーでは大きく外に振られ、良く追い上げてきたものの7着が精一杯。スローペースの展開では武豊も為す術がなかった。また、この日はプラス10キロと馬体も締まっておらず、入れ込むところも見せていた。ブラックシェルにとっては不完全燃焼の競馬で、実力を評価することは難しい。ポンと出れば、あっさり押し切る力はありそうだが、行き脚のなさと気性面の幼さは今後の競馬に不安を残すことになった。

勝ったのはアグネスタキオン産駒のレインボーペガサス。前走は地方交流の全日本2歳優駿で、3走続けてダートを使われていた。荒れた馬場を息の長い脚を繰り出して、直線は横一線の状態から 3/4馬身だけ抜け出した。馬の力もあるが、ペリエの腕で勝たせた方が重いだろう。 2着は東京スポーツ杯3着など相手なりのレースをしてきたスマイルジャック。この馬が連対しているというのが、レースレベルを推し量る材料と言えよう。 3着に単穴に指名したヤマニンキングリー。広いコースで末脚を生かすのが向いている。本命にしたメイショウクオリアは先行して10着。切れ負け。

これで共同通信杯に続いて、 2週連続で1番人気馬が馬券圏内にも絡めず、牡馬クラシックは混迷を深めることになった。そうなると自然と下級条件に目が行くが、今週の府中では注目したい馬が出てきた。 1頭はセントポーリア賞(芝2000)を勝ったファビラスボーイ。名前からも分かる通り、母は秋華賞馬・ファビラスラフインで、父はジャングルポケット。まだ中身はしっかりしていないが、それで2戦2勝の素質は今後に期待を持たせる。もう1頭はオークスTRを勝ったサイレントハピネスの仔で、シンボリクリスエス産駒のサイレントフォース。新馬戦(芝1600)を持ったまま快勝した。父母と同じ藤沢和厩舎の管理馬。ポリトラック効果で関東馬の巻き返しがあるかもしれない

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2008.02.18

「ホースニュース馬」経営難で休刊か 63年の歴史に幕

1945年の創刊以来、中央・地方で競馬専門紙を発行してきた「ホースニュース馬」が17日をもって休刊することが、辻三蔵記者のブログで明らかにされた。ホースニュース馬は井崎脩五郎や丹下日出夫など著名な評論家を抱えていて、「伝統の競馬専門紙」のキャッチフレーズで知られていた。しかし、昨夏の馬インフルエンザ騒動の際には、辻記者は倒産を覚悟していたとし、「幾度となく、倒産の危機を迎えながら、何度も生き延びてきたが、今回ばかりは絶体絶命だった」()と、経営難を伺わせる書き込みも行っていた。18日午後、同社の公式サイトでは休刊に関する情報は掲載されていない。

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2008.02.17

きさらぎ賞予想 人気下降メイショウクオリアを狙え

クラシック戦線の主役と目されていたサダムイダテンの敗戦ショックは、今週のきさらぎ賞にも影を落としている。クロフネ産駒で武豊が騎乗するブラックシェルへの一本被りの人気は、「クラシックの核」誕生を期待する現われだろう。もう一つ、共同通信杯の影響がメイショウクオリアの人気下降だ。同馬はサダムイダテンとサブジェクトが出走したラジオNIKKEI杯で3着した馬。両馬の大敗でレースレベルそのものに疑問符がつけられ、人気薄で好走したメイショウクオリアの評価も貶められている。だが、初芝、キャリア2戦目のハンデを乗り越えて、勝ち馬とクビ差に粘った素質は低くない。ブラックシェルの安定感は抜群だが、ここは敢えてハイリターンを狙ってメイショウクオリアを買ってみたい。もう1頭、穴馬をあげるなら2歳女王を差しきっているヤマニンキングリー。朝日杯7着は競馬になっていなかった。藤田への手綱が戻るのは大歓迎だ。

◎メイショウクオリア ○ブラックシェル ▲ヤマニンキングリー
△レッツゴーキリシマ、スマイルジャック、アルカザン、ダイシンプラン

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2008.02.15

最後の大物 大井・内田博幸がJRA騎手合格

平成20年度のJRA騎手免許試験合格者が発表された。地方競馬からは大井・内田博幸(37)、高知・片山宏史(43)の2人が合格した。内田博はすでにJRAで通算132勝をあげており、一昨年は 1日6勝の記録を打ち立てたり、柴田善を抑えて一時は関東リーディングトップに躍り出るなどウチパク旋風を巻き起こした。また、NHKマイルC(ピンクカメオ)やオーシャンS(ネイティヴハート)で、あっと驚く大穴馬券を炸裂させた記憶も鮮やかだ。今後は美浦の嶋田潤厩舎などのバックアップを受けながら騎乗すると見られているが、これまでの実績を考えればG1でも有力馬を任され、リーディング争いに絡んでくることは間違いない。技術は武豊以上と評価する声も聞こえ、年度当初から騎乗できる来年は難攻不落の武豊の牙城を脅かす可能性も高い。

一次試験から合格した高知の片山は「鷹野宏史」として知られる2000勝ジョッキーだが、地元での成績は中堅クラス。中央の騎乗経験がない地方騎手が合格したのは初めてのことで、昨夏には調教師課程研修も受講していた。次男は競馬学校に在籍しており、数年後には親子対決も見られるかもしれない。この他、競馬学校の卒業生として合格したのは3人。進級条件や卒業基準のハードルを高くしたため、退学者が出た影響だと聞くが、これまでに比べると非常に少ない人数だ。新人ジョッキーが育てられない中央の環境が影響している。また、ほとんど報道されていないが、一次免除の資格を持つ名古屋・吉田稔は3年連続で不合格になった模様だ。騎乗技術以外の部分で JRAが受け入れない理由があるのだろう。これで一次免除される地方騎手はいなくなり、地方トップジョッキーの移籍はしばらく落ち着きそうだ。

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2008.02.12

共同通信杯回顧 大本命が消えクラシックは混沌

雪のため、2週連続の開催中止に見舞われた東京開催。共同通信杯は翌日、月曜日に行われることになった。私事ながら、去年から土日が基本的に出社しなくてはならない勤務になり、なかなかリアルタイムではテレビ観戦すら覚束ない競馬ライフになってしまった。今年のクラシック戦線もライブで見ることは難しいだろうと思っていたが、休日の月曜日にダービーを占う共同通信杯が施行されるのは幸いとばかり、府中へと出かけることにした。もちろん、目的は断然の1番人気に推されたサダムイダテンの圧倒的強さを生で体感するためである。懸命の除雪作業が功を奏して、芝は良馬場。結果に言い訳はできない府中の千八となった。

サダムイダテンはピリッとしない感じでパドックを周回していたが、安藤勝が騎乗するとグイグイとリズムよく歩いていく。騎手が乗ると変わるタイプなのかと、不安を吹き消した。これまで雪の影響を受けた年の共同通信杯では、順延になった94年にナリタブライアンが、ダート変更になった98年にはエルコンドルパサーがレースを制している。「雪+共同通信杯=歴史的名馬」の方程式ができあがっていたわけだ。マイリーに祖を持つ華麗なる一族のサダムイダテンも、もしかしたら競馬史に名を刻む一頭かもしれないなどと、期待も高まってくる。単勝は1.5倍。続くスマートファルコンが6.7倍、サブジェクトが11.6倍だから、不動の一本かぶりである。

除雪、おつかれさまでした 人気のサダムイダテンだったが

レースは深いブリンカーをつけたショウナンアクロスが後続を離してハナを切り、番手に逃げ宣言をしたイイデケンシン。まずまずのスタートだったサダムイダテンは前走と同じく後方から。安藤勝は「不利のないように外目へ出せば勝てる」(ラジオNIKKEI)と考えていた。その言葉通り、4角は馬群の外を回して直線へ。先に抜け出したショウナンアルバらを捕らえようと、残り300で安藤勝は必死に追い出すが、サダムイダテンはジリジリとしか伸びない。内を突いたタケミカヅチマイネルスターリーらにも先着を許し、何とも期待はずれの5着に終わってしまった。今年のダービー馬の勝利を青田買いで見ておくという私の目的も雲散霧消である。

こうして負けてしまうと、やはりフォーティナイナーの血かと現金にも落胆してしまう。バテてはいないが、少なくとも芝G1を勝つようなギアが全くなかったからだ。ラジオNIKKI杯も道悪で時計がかかったのが実はプラスに働いていたのかとか、サブジェクトの惨敗を見るとレースレベルが低かったのかと…。まだ見限るには早計だが、牡馬クラシックは再び混沌としてきた。優勝したショウナンアルバは牝馬に興味を示さず種牡馬を退いたウォーエンブレム産駒。それでも去年、デビューした4頭はすべて勝ち上がるなど非凡な成績を残していたが、産駒数を考えると重賞勝ちは奇跡的だ。ショウナンアルバは気性面の荒さがネックのようだが、ぜひ種牡馬入りできるぐらいの成績を残してほしい。

マイネルスターリーは3着健闘 勝ったのは蛯名ショウナンアルバ

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2008.02.10

共同通信杯予想 ダービーも射程圏内・サダム韋駄天!

土曜日の京都競馬は降雪のため、3レース以降が中止に。先週、東京競馬が降雪のために2年ぶりに中止となったばかりなのに、 2週連続して同じことが起きるとは実に珍しい。気になる日曜日の天気だが、府中は朝から晴れの予報。すでに前日の雪はみぞれに変わっており、何とか開催に漕ぎ着けてくれることを願おう。メインはダービーを占う一戦、共同通信杯。主役はクラシックの王道、ラジオNIKKEI杯でワンツーを決めたサブジェクトサダムイダテンだが、2着でもレース内容は断然に濃かったサダムイダテンを中心に取りたい。前走は出遅れて後方からの競馬を強いられた上、前半64秒5という超のつくスローペースの展開。それでも4角最後方から猛然と追い込んだサダムイダテンは潜在能力の高さを証明した。父はダートに強いフォーティナイナーだが、母系はイットーに遡る華麗なる一族。血統は奥深く、ここをしっかり勝てば、クラシックも射程圏内だ。

◎サダムイダテン ○サブジェクト ▲ノットアローン
△ホッカイカンティ、スマートファルコン、ショウナンアルバ、イイデケンシン

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2008.02.03

降雪のため東京開催は中止 4日に代替開催へ

本日(3日)、行われる予定だった東京開催は降雪のため中止となった。また、京都開催は同じく降雪のため、障害レースが取りやめになり、発走時刻とコースの変更がなされている。5レース(未勝利)、7レース(500万)の芝コースがダートコースへ変更。メイン・京都牝馬Sと準メイン・松籟Sは芝コースのまま。 3日のフジテレビ「みんなのケイバ」の放送は通常通り。なお、東京の代替開催は翌日の4日に行われる。出馬投票のやり直しはなく、枠順は変わらないため、新聞などはそのまま使用できる。

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根岸S予想 千四巧者アドマイヤスバルに◎!

フェブラリーSの前哨戦と位置づけられている根岸Sだが、本番との関連性は今ひとつ。同じ府中のダートと言えども、 1400メートルとマイルでは求められているものが違うということだろうか。底力の問われるフェブラリーSで好走しそうな馬を避けて、この距離のスペシャリストを狙ってみるのもいいかもしれない。なかでも、圧倒的に連対率の高い関西馬から軸馬を探してみると、アドマイヤスバルが浮上してくる。立夏S、神無月S(準オープン)、霜月S(オープン)とこのコースで3勝。目下2連勝中と勢いもある。鞍上の村田一誠は去年、11番人気のビッググラスを勝利に導いており、上位ジョッキー相手にも評価を下げる必要はないだろう。若干、外目の枠を引いたが、内で押し込まれるよりは良いはずで、逃げ馬を見ながら好位で競馬ができる。3連勝の初重賞制覇に期待したい。 ダートで新境地を開拓したマイネルスケルツィ、やはり千四巧者のトーセンブライトらが相手か。

◎アドマイヤスバル ○マイネルスケルツィ ▲トーセンブライト
△リミットレスビッド、ビッググラス、シンボリグラン、ワイルドワンダー

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