高齢者の星・オースミレパード 処分寸前で命を救われる
戦後生まれのサラブレッドのなかでは、日本最高齢の現役馬として活躍してきた高知のオースミレパード。ナリタブライアンと同期生で16歳になった今年も29戦を戦い、この秋には通算33勝目をあげた。高知競馬は高齢者の星としてファンやメディアにアピールし、特製のスタンプを押した健康長寿のお守り馬券は名物になっていた。苦しい高知の台所事情に貢献したのは間違いない。ところが、今月11日のレース後、脚元に異変が起きた。「以前からの持病だった左前屈腱炎を再発。乗馬に転向するのも困難なほど」(日刊スポーツ)で、陣営は悩んだ末に処分を決断したという。走れなくなった馬のほとんどは殺されてしまうのが競馬の悲しい現実。オースミレパードは九州の屠殺場へ送られてしまい、最期のときを迎えるばかりとなった。
しかし、14年間、ひたむきに走り続けたレパードには思いを寄せるファンがいた。いつもパドックで応援幕を張り出している女性がレパードの消息を追跡。県内の養老牧場・土佐黒潮牧場で受け入れの手配を整え、 27日、処分寸前のところでレパードを救い出すことに成功したのだ。まさに奇跡の生還だった。経済動物ゆえ、競走馬が処分されていく現状は変わらないが、 1頭の馬の命が救われたという事実に安堵し、レパードの功績をファンが報いてあげたことに素直に喜びを感じる。もちろん、こうした幸運なストーリーは滅多にあるものでなく、公にできなかった厩舎が責められるべきではない。新天地には同い年のナムラコクオーもいる。レパードの静かな余生を祈りながら、多くのファンが何かできる仕組みはないのか、考えさせられた一件だった。
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コメント
オースミレパードのことを記事にしていただき有難うございます。
28日の日刊スポーツのスクープ記事は良かったですね。
この反響は大きいようです。
マスコミ関係者から連絡を頂きました。「脚元はかなり腫れてるけど生活に支障はないし、時間をかけて気長に治せばいいだけですから」と黒潮牧場さんから言われたそうです。
その黒潮牧場のHPへのアクセス数も多いようですね。「牧場日記」http://www1.ezbbs.net/25/yukiko/
によりますと、到着の様子がアップされていますね。
また、レパードの最後のレースは11日で2着だったのですが、「にゃお吉さんの高知競馬応援ブログ」http://nyaokichi.exblog.jp/
にアップされています。
投稿: まりん | 2007.11.29 23:02
>まりんさま 情報提供ありがとうございました。無事に到着したようで何よりです。幸せな余生を祈ってます。
投稿: ガトー@馬耳東風 | 2007.11.30 20:37