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2007.09.03

出遅れ藤沢三銃士 ブランド厩舎の巻き返しなるか

今週から中山、阪神に競馬が戻ってきて、秋競馬が開幕する。馬インフルエンザの影響で牧場でスタンバイしていた2歳有力馬も、移動制限が一部解除されたことでデビューをめざして少しずつ入厩してくるだろう。今夏の2歳戦を振り返ってみると、POGドラフト前に人気を集めていた藤沢和雄厩舎の出遅れが目に付く。世界的な良血が毎年のように入厩する藤沢ブランドだが、今年こそ藤沢三銃士と呼ばれた3頭の評判馬がクラシックを席巻するのではないかと期待されていた。それどころか三銃士が年内に重賞を勝って渡米するとの噂が流れ、海外重賞のポイントをどうカウントするか議論が起きたグループもあったほどだ。しかし、これまでのところ、三銃士の1頭も勝利をあげることができず、「一勝より一生」が口癖の藤沢師も「馬によく言っておきます」と頭を悩ませているかもしれない。

三銃士の総大将と目されたのがダノンマスターズ。ラインクラフトの半弟、期待のシンボリクリスエス産駒ということが話題になり、セレクトセールで2億円の高値がつけられた。だが、7月福島のデビュー戦は単勝2倍で7着。先週の2戦目も20キロ増の調整不足が祟ってか殿負け。また、キーンランドセールで150万ドル(1億8000万円)で落札されたスパークキャンドルは母が米G1で11勝という馬だが、こちらもデビュー戦は2着と惜敗。首の低い走法はタイキブリザードを連想させてファンの心をつかんだが、短期放牧から帰厩できず予定が狂ってしまった。今年、半姉が102年ぶりの牝馬によるベルモントS制覇を果たしたカジノドライヴは調教中に青木騎手を振り落とし暴走する思わぬアクシデント。外傷とフレグモーネを負い放牧に出された。

他の2歳勢では函館の未勝利でスウェプトオーヴァーボード産駒という地味めのマイネルアテッサが5番人気で勝利をあげたものの、アルスマグナ、ネオスピリッツ、エールドクラージュら人気どころは期待に応えられていない。とはいえ、良血の宝庫には二の矢、三の矢がこれでもかと控えている。サイレントハピネスの仔、サイレントフォースは大型馬ながら順調のようだし、セレクトセールで2億5000万円だったデイズオブサンダー、レディブロンドの仔のジャングルビジット、 Kingmambo×スティンガーというタイガーファングなど、目の眩む馬ばかり。近年はクラシックを意識して早めのデビューを増やしてきた藤沢厩舎。先週、関東リーディングトップに立った勢いで、後手を踏んだ2歳戦線も巻き返すことができるだろうか。

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