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2007.09.15

3年ぶり出走コスモバルク 凱旋レースで故郷に恩返し

13日夜、3年ぶりに故郷、ホッカイドウ競馬で瑞穂賞(ダート二一)に出走したコスモバルクは1番人気に支持されたが、勝ち馬から2馬身離された3着に敗れた。海外G1馬となって初めて道営ファンの前での競馬だったが、凱旋レースを飾ることはできなかった。コスモバルクは6月の宝塚記念以来の休養明け。北海優駿を制した3歳ブルータブーがかかり気味にレースを引っ張るなか、コスモバルクも積極的に2番手を追走。ところが、道中で五十嵐騎手が先頭に立とうと手綱をしごいても反応は今一歩で、 4角では逆にブルータブーに突き放される苦しい展開。ゴール間際では再び差を詰めてきたものの、外から勢いよく伸びてきたギルガメッシュに差しきられた。 3年前、同じ旭川競馬場で行われた北海優駿も辛勝だったように、コスモバルクは地方馬ながらダートが苦手。物足りない内容だったことは事実だが、敗戦は想定の範囲内だろう。

当初、陣営は毎日王冠などをステップに天皇賞をめざすプランを持っていた。しかし、馬インフルエンザ騒動で禁止措置が取られた地方馬の中央参戦解除の見通しが立たず、また今年の賞金獲得額も少なかったために瑞穂賞への出走を決めた。ホッカイドウ競馬はインフルエンザにより3日間開催中止となったことが響いて、売上額が目標に届かないでいた。13日は普段の倍の2200人が訪れ、売り上げも計画より5%多い1億8000万円に達したそうだ。なかなか地元には姿を見せるチャンスのない同馬だが、厳しい経営が続くホッカイドウ競馬に恩返しができたのではないだろうか。 1着のギルガメッシュはインフルエンザ騒動当初に中央馬が出走を取り消したブリーダーズGCを勝って、優勝賞金4000万円を満額獲得したラッキーホース。だが、今回のレースで単なる棚ぼたではなかったとアピールできた。

コスモバルクの次走は盛岡で今月30日に行われる交流競走OROカップ。こちらは地方競馬でも芝コース、1700メートルで争われる。得意の芝に戻って、万全の状態で天皇賞へ向かう予定だ。岩手競馬でも中央や他の地方競馬と競走馬の移動を禁止してきたが、 9日から感染馬が確認されていないため入退厩の制限を解除し、交流競走も再開することにしている。 出走馬が揃わずに少頭数のレースを強いられたり、ダービーグランプリがローカル重賞に変更を余儀なくされるなど、存続の危機にある岩手もインフルエンザの影響を強く受けてきた。コスモバルクの参戦でOROカップが大きな注目を集め、売り上げに貢献してくれることを期待したい。13日、農水省は「2開催連続して感染馬が確認されない」ことなどを条件にして、出走馬の全頭検査の終了を認める方針を打ち出した。一刻も早い通常開催への復帰を祈るばかりだ。

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» [競馬] 岩手で入退厩制限を解除/馬インフル : netkeiba.com [昨日の風はどんなのだっけ?]
これで南部杯やOROカップといった交流競走が無事に実施されることを、強く願いたいです。ダービーグランプリは本当に時期が悪かった……。 3年ぶり出走コスモバルク 凱旋レースで故郷に恩返し : 馬券日記 オケラセラ あとはコスモバルクが無事に秋の天皇賞に出走出来るかと... [続きを読む]

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