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2007.09.07

有力馬が続々と帰厩 中央はインフルエンザ沈静化か

馬インフルエンザの拡大防止のため行われていた JRA施設と牧場との移動が限定的に解除されたのは4日から。 1日の入厩検疫頭数は美浦60頭、栗東50頭程度程度で、血液検査とインフルエンザの簡易検査が行われる。秋のG1戦線に向けてステップレースを使うには、リミット間近の移動制限解除だったのではないか。 3歳牡馬ではヴィクトリー、ドリームジャーニー、サンツッェペリン、牝馬ではローブデコルテ、ザレマらが7日までに帰厩した。古馬はダイワメジャー、デルタブルース、アロンダイト、カネヒキリといった看板馬の名も見える。来週中にはダーレー・ジャパンの服色で天皇賞秋に直行するアドマイヤムーンも戻る予定だ。トレセンでは陽性馬の割合が急速に減少しており、インフルエンザは終息へと向かっている模様だ。

中央競馬よりウィルスがもたらされたとみられている地方競馬では、数字を見る限りは多くの陽性馬が陰性に転じているものの、一方で新たな感染馬も次々と見つかっている。例えば、岩手では隔離した陽性馬が陰性に転じたことを確認した後、厩舎へ戻す作業を続けている。しかし、枠順確定後に陽性反応が出て多数の出走取り消しが出たり、 5日にも発熱馬2頭が陽性と診断されるなど、まだ非常事態解除とはいかない。また、日本からウィルスが運ばれた可能性を指摘されているオーストラリアでは、在厩頭数7000頭を超えるランドウィック競馬場で感染が広がっていることが確認された。州政府は馬だけでなく、ウィルスを運び手となる人の出入りも厳しく制限した。同競馬場でレースが再開されるのは早くて11月だと言う。

中央競馬では厳格な検疫体勢で入退厩を行えば、多少は新たな入厩馬に感染するものが出るにせよ、次第にインフルエンザ騒動は落ち着きを取り戻していくだろう。馬産地でトレセンほど感染が拡大していないというのが前提ではあるが。地方競馬は入退厩が頻繁でないだけ、在厩馬に感染が出つつも開催を行いながら、騙し騙し終息を待つ形になろうか。現在、陽性馬ゼロという浦和、福山、高知、荒尾に感染が広がれば、同じことが繰り返されることになり、経営状態の悪い高知などは致命傷になりかねないのは心配だ。今回、競馬界は改めて馬インフルエンザ禍の影響の凄まじさを痛感したはずだ。このようなことが再び起きないという保証はない。開催再開のタイミングはベストだったのか、検査や防疫措置に不十分な点はなかったか、感染はどのようにして拡大したのか、徹底した調査と検討を重ねて不測の事態に備えなくてはならない。

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