« 最多出走記録タイ ヒカルサザンクロスが250戦! | トップページ | 100円元返しが消滅 一部レースで控除率引き下げも »

2007.08.11

ウオッカが凱旋門賞断念 目標は秋華賞に

8日、ウオッカが凱旋門賞への挑戦を断念することが発表された。ウオッカは栗東トレーニングセンターで調整が行われており、順調ならば15日に検疫のため美浦に入り、22日にはフランスへと旅立つことになっていた。管理する角居勝彦師はメイショウサムソンの高橋成忠師とともに現地を視察して、3日に帰国したばかりだった。凱旋門賞は3歳牝馬にとって負担重量が軽量であること、ディープインパクトの敗戦を踏まえてステップレースを使うことなど、ウオッカのチャレンジはディープよりアドバンテージがあると見られ、大きな期待が寄せられていた。夢はメイショウサムソンに託されることになる。

ウオッカの右後肢に異常が認められたのは2日の坂路調教後のこと。診断は蹄球炎。蹄の後ろ側にある蹄球部が何か硬いものを踏んだり、ぶつけることで腫れて血がたまるもの。馬はチクチクとして痛みを感じるが、数日で症状は治まる一過性の外傷だ。血豆のようなものだとも言われる。ウオッカの症状も4日には治癒していたが、大事をとって4日間、馬場入りを控えたこともあって、前哨戦を使えないなどスケージュールに影響が出る可能性があるため、遠征は白紙に戻されることになった。ほんの些細なアクシデントだが、最も注目を集めているサラブレッドだけに大事を取らざるを得なかったのだろう。角居師の心中、察するに余りある。

前述したように蹄球炎は外傷性のものだ。屈腱炎や骨折のように疲労などの蓄積で起こるものではない。ところが、競馬記者のなかにも宝塚記念を使ったことに遠因があるような記事を書いている人がいるのは意外だ。もちろん、宝塚記念に参戦した是非は議論があるだろうし、私個人も凱旋門賞をめざすなら出走は控えてほしいと感じていた。しかし、その後もウオッカは元気に調教を積まれていたし、少なくとも今回の蹄球炎と因果関係がないのは明らかではないか。ウオッカは7日には引き運動を再開、今後は秋華賞を目標に調整が続けられる。穿った見方で人気が落ちるなら大歓迎だ。

|

« 最多出走記録タイ ヒカルサザンクロスが250戦! | トップページ | 100円元返しが消滅 一部レースで控除率引き下げも »

気になるニュース&ブログ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/1902/16075225

この記事へのトラックバック一覧です: ウオッカが凱旋門賞断念 目標は秋華賞に:

» ウオッカ・秋華賞を目標に! [徒然なる司馬に@「馬論」]
これで、ダイワスカーレットとベッラレイアとのレースが見られる。これだけでも充分だ! 2007年3歳最強牝馬はウオッカに確定しているかもしれないが、桜花賞馬とオークス馬とダービー馬が秋華賞で戦うのだ。これかこれで見物だ!馬券には迷うだろうが、それもまた楽しからずや。 海外挑戦のチャンスはまだある。ただ、香港がいいと思..... [続きを読む]

受信: 2007.08.12 00:27

« 最多出走記録タイ ヒカルサザンクロスが250戦! | トップページ | 100円元返しが消滅 一部レースで控除率引き下げも »