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2007.08.20

歯止めかからぬ感染拡大 地方競馬にも打撃

馬インフルエンザ問題は収束する気配がない。陽性反応が出た馬が発見された地方競馬では、開催休止に追い込まれるなど影響は全国的な広がりを見せている。これまで開催を取りやめたのは大井、金沢、旭川、名古屋。このうち大井では結果的に陰性と診断されている。ただでさえ売り上げ不振から瀬戸際の経営を余儀なくされている地方競馬にとって、数ヶ月単位でレースが行えないとなれば存廃問題にも発展してくるだろう。財政基盤がしっかりしている中央競馬とは比較にならないほど、地方競馬の体力はない。在厩馬全頭に馬体調査を行い、1頭の感染馬が見つかっただけで迅速に開催中止を決めた名古屋などは、対策を誤れば競馬そのものがなくなるという危機意識が強く感じられる。とにかく、感染が広がらないことを祈るのみだ。

中央競馬では今週の開催に向けて、出走する希望馬の全頭検査を行うことが明らかになった。 20、21日に検査を行い、23日に開催を再開するかどうか判断する予定だ。 20日までに馬インフルエンザの陽性が確認されたのは合計151頭。但し、全在厩馬に検査が行われたものではなく、症状の出ていない感染馬は数倍はいるとみられている。こうしたなか、陽性と診断されたメイショウサムソンを含め、発症していないウィルスの保有馬は馬場で通常通りの運動が続けられている。未発症でも保有馬から感染は起きるため、トレセン内での感染に歯止めはかかっていないと考えられる。一方、元気な馬を馬房に閉じ込めておいたり、スペースの限られたトレセン内で完全な隔離を行うことは非現実的な面もあり、抜本的な対策はないのが実状だろう。今週末の開催は厳しい。

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