新馬戦開幕! 超良血ポルトフィーノがヴェールを脱ぐ
今週から待望の新馬戦の火蓋が切って落とされる。 16日(土)は函館、福島、阪神の3場で、それぞれ1鞍ずつ新馬戦が組まれている。最も早い11時50分にファンファーレが鳴る函館(芝千)は10頭立て。新種牡馬ショウナンカンプの産駒、牝馬アイリスモレアが人気を集めている。父は高松宮記念を制すなど、サクラバクシンオーのスピードを余すところなく受け継いだスプリンターだった。アイリスモレアもゲートが速く、調教でも好時計を出して評判になっており、平坦コースなら先手を奪って楽々と逃げ切る場面も想像される。ライバルは母ソロシンガーも兄ラントゥザフリーズも函館で新馬戦を勝った牝馬ワイルドエキサイト。去年の新馬勝ち1号、ローレルゲレイロはG1で2度2着する活躍をみせた縁起の良いレースだけに、今年の勝ち馬にも注目したい。
福島(芝千)は関東馬9頭が鎬を削る。元祖・仕上がり早のラフィアン勢のなかでも、確勝級の呼び声が高いのがアドマイヤコジーン産駒の牝馬マイネアルデュール。父はアストンマーチャン、アドマイヤヘッドなど早熟の子を多く輩出しており、この馬の完成度も高いだろう。追い切りでは馬なりながら万全の動きを見せている。去年、サンツェッペリンの素質を育成段階から見出していた松岡騎手が、今年はこの馬にゾッコンだというのも人気を後押ししている。同じく岡田総帥の申し子になる牝馬コスモビットは、新種牡馬アグネスデジタル産駒の初陣を飾る。 5月半ばに入厩してから乗り込み量は充分。オールラウンダーだった父はどんな仔を出すのか、レースぶりが非常に楽しみだ。
阪神(千六)ではドラフト1位候補としてPOGファンの指名を集めた牝馬ポルトフィーノが早速ヴァールを脱ぐ。母は平成の女傑エアグルーヴ、サンデー産駒の姉アドマイヤグルーヴも G12勝をあげた超良血馬。父がクロフネ、所属が角居厩舎に変わったが、やはり鞍上は一族の手綱を取ってきた武豊。ほとんどが初戦勝ちの血統ということもあり、単勝は2倍を切る断然人気になるやもしれない。但し、他の出走馬のレベルも低くない。マル外、牡馬ダンジグマスターはその名の通りダンチヒ産駒。母の父はシーキングザゴールドときているから、初戦向きのスピード馬であることは間違いない。マイルでポルトフィーノを負かすようなら先々は明るい。
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