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2007.06.26

宝塚記念回顧 天は3歳牝馬に味方せず

勇気を持って宝塚記念に挑んだ3歳牝馬に天の祝福はなかった。前日から降り続いた雨は、切れ味勝負を得意とするウオッカにとって致命的な敗因をつくるものになった。前回のエントリーにも書いたように、スタミナ勝負になればメイショウサムソンらが俄然、有利になる。しかも、馬場のよい外に馬群が寄ったため、内枠のウオッカはスタートして壁をつくることができず、折り合いをつけることもかなわなかった。それでも直線半ばまで格好をつけたのは能力の非凡さの表れだろう。ダービー後の宝塚参戦はオーナーサイドの意向で調教師は想定外だったと聞く。凱旋門賞への影響を考えれば、使ったのは残念という感想にならざるを得ないが、前人未到の記録へ挑戦するオーナーの心意気があればこそ、牝馬のダービー制覇も成しえたわけで後から外野がとやかく言っても仕方がないというところだろう。

そのウオッカの渡仏日程が発表された。来月18日に栗東から美浦へ移動、検疫終了後の25日に成田空港から出発する。ステップレースは9月16日に行われるヴェルメイユ賞かニエユ賞になる予定で、その後、10月7日の凱旋門賞へと向かう。ディープインパクトのようなぶっつけではなく、現地で前哨戦を叩くことは馬にとっても陣営にとってもプラスになるはず。ダービー、宝塚と連戦した疲れが癒えてくれることを祈るばかりだ。同じく凱旋門賞へ参戦が決定しているメイショウサムソンは2着。ハイペースのなかでも、早めに仕掛けて行くいつもの競馬を見せてくれた。ゴール前は岩田が完璧な位置取りとタイミングで操ったアドマイヤムーンに遅れを取ったが、世界トップレベルの実力が証明されているムーンと内容的には互角以上の競馬をしたことに意義を感じる。負けて悔いなく凱旋門賞へと向かえるのではないか。

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コメント

ウォッカは個人的にとても思い入れのある馬なので、
メルボルンCの再現みたいになっちゃったら、
マジで泣いちゃうと思います^^

投稿: 才蔵 | 2007.06.28 12:12

>才蔵さま レースを見て泣けるのは、競馬ファンにとって至上の喜びですね。

投稿: ガトー@馬耳東風 | 2007.06.29 03:21

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 生憎の雨模様で馬場もやや渋りがち。この状況で勝ち負けを争うには、結局現時点での総合力勝負となることが多いというが、このレースでも例外ではなかったということか。 アドマイヤムーンが優勝…宝塚記念 6月24日16... [続きを読む]

受信: 2007.06.27 21:13

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