NHKマイルC 雨、雨、降れ降れアサクサキングス
NHKマイルCは不思議と同じレースを走っていた馬がワンツーを決める傾向がある。去年はNZTの2、3着馬が、一昨年は桜花賞の1、3着馬が、02年はスプリングSの2、3着馬が連対を独占した。キングカメハメハが勝った04年も、2、3着は同じ皐月賞組だった。要はどのレースがレベルが高かったのか、推量するのが大切だと言うことだろう。過去のデータから前哨戦を比較すると、桜花賞と毎日杯のステップが断然良い成績を残しているが、毎日杯からNZTに挑んで優勝したトーホウレーサーを除いては、触手を動かされる馬は見当たらない。
各馬の実力の物差しにすべきは世代最強のフサイチホウオー。この馬と接戦を繰り広げた馬は、ことごとくステークスウイナーになっている。東スポ杯のドリームジャーニー(朝日杯)、フライングアップル(スプリングS)。ラジオNIKKEI賞のヴィクトリー(皐月賞)、ナムラマース(毎日杯)。今回、NHKマイルCに出走しているアサクサキングスも、ラジオNIKKEI賞でコンマ4秒差4着と好走した直後、きさらぎ賞を制している。となると、前売り2番人気馬、共同通信杯でホウオーにクビ差まで食い下がったダイレクトキャッチに美酒の順番が回ってきてもおかしくない。
だが、一筋縄では終わらないのではと心配させるのが、当日の天気。東京は昼過ぎから「非常に強い風が吹き、大雨となる恐れがある」(asahi.com)と予報が出ている。以前、府中は「雨が降ったら内を走った先行馬の独壇場」になると指摘されていた。万遍なく内外が悪くなれば関係ないのだろうが、内ラチ沿いの排水溝が機能してトラックバイアスが生まれるようなら予想も大きく変わってくる。内枠に入った先行勢にはアサクサキングス、オースミダイドウ、マイネルシーガル、イクスキューズらがいる。当日の模様を見ながらだが、ホウオーと僅差だったホワイトマズル産駒、アサクサの逃げ切りに期待か。
◎アサクサキングス ○マイネルシーガル ▲ダイレクトキャッチ
△オースミダイドウ、イクスキューズ、ローレルゲレイロ、トーホウレーサー
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