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2007.04.10

桜花賞回顧 外回り新コースが分けた明と暗

三強対決で歴史に刻まれるレースになると前評判の高かった桜花賞。だが、期待が大きかっただけに、どこか物足りなさを感じたファンも多かったのではないだろうか。桜の女王に輝いたのは3番人気の安藤勝ダイワスカーレット。母スカーレットブーケのなし得なかったクラシック制覇の夢は、兄ダイワメジャーとともに二頭の子どもたちが果たすことになった。阪神の外回りマイルで施行された初めての桜花賞で大外18番に入った同馬が勝利を収めたことは、内外のハンデ差を解消した改修工事の成功をアピールする出来すぎたストーリーにも見える。

一方で、外回りマイルコースは道中のラップに大きな影響を与えることになった。 1000メートル通過は59秒8の超スロー。普段からペースが上がりにくい外回りマイルだが、逃げると思われていた柴田善ショウナンタレントが控えたこともあって、誰も積極的に主導権を握ろうとしない展開になってしまった。そして、この我慢比べから早々に脱落したのが武豊アストンマーチャン。前に馬を置けない外枠が仇になった。あれだけ口を割ってしまえば、直線の自滅は約束されたようなもの。全く予想不可能なことではなかったが、武豊というプラス要因はリスクを覆い隠してあまりあった。

ダイワスカーレットがチューリップ賞で完敗したウオッカを打ち負かしたのは、前走より体調が上向いていたのが第一。チューリップ賞、厳冬のエルフィンSを使ったウオッカは九分のデキだったなら、ダイワスカーレットは七分のデキ。それが本番では逆になっていたように思える。第二は早めのスパート。安藤勝は「瞬発力では劣る気がしたので、先に向こうに追わせる競馬にしようと考えていた」と述べている。チューリップ賞の直線でライバルを待って脚を測った経験が逆転につながった。ウオッカが九分のデキでも、今回の流れでは先着できなかったかもしれないが。

ダービー挑戦も仄めかしていたウオッカだが、次戦はチャレンジャーの立場でオークスに向かうことになろう。鞍上の四位は1番人気タニノギムレットで臨んだ皐月賞を騎乗ミスで取りこぼした苦い経験がある。今回、ギムレットの仔で再び断然人気を裏切る結末になったのだから、その悔しさは計り知れない。3着にはカタマチボタン。騎乗停止があけた藤田には静かだが、煮えたぎるような闘志が感じられる。 4着ローブデコルテ、5着イクスキューズは位置取りが後ろすぎたが、よく伸びてきている。 2頭とも2400というタイプではないが、樫も流れが緩くなるようなら複勝圏に来ても驚かない。

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